4代目インテグラ(DC5)の「Type-R」と「Type-S (Si)」の違いって?

最終型となった最後のインテグラ DC5型

2001年7月2日、インテグラは4代目(DC5型)にフルモデルチェンジ。

標準グレードの「Si(後期はType-S)」と、ハイパフォーマンスグレードの「Type-R」が設定されました。3ナンバーボディとなり、エンジンも1998ccの「K20A」に統一されました。

標準グレードとして設定された、Type-S(前期Si)

標準グレードとして設定された「Si」は、後期へのマイナーチェンジによりグレード名が「Type-S」に変更となりました。これらは手頃な価格で販売され、5速MT以外にもATを用意。

エンジン出力は160ps(118kw)/6500rpmを発揮するレギュラーガソリン仕様となっており、ミニバンなどに設定されるものに近い設計でした。絶対的な馬力は控えめに見えますが、ミニバンより大幅に軽量な1200kg程のボディにより、スポーティなドライブを十分に楽しめるものとなっています。

しかし、同じ型式のエンジンを積んでいるにも関わらず「Type-R」は別物と呼べる程の性能差がありました。

"Type-R”を名乗るだけの違いがDC5型インテグラには多く存在しました。

チューニングされたハイオクガソリン仕様のK20Aエンジンは220psを発揮。標準の160psと比較すると、エンジンチューンで約60psの差があります。2リッターNAエンジンとしては非常に大きな違いでしょう。

値段は約70万円程高くなりますが、エンジン以外にも走行に関わる点が大きく異なりました。ブレンボ製ブレーキキャリパーの装着やミッションの6速MT化、サスペンション仕様の違い、レカロ製バケットシートの標準装備、等々…。スポーツ走行をより楽しめる仕様に。

「Type-R」は標準モデルとは完全に差別化を図ったグレードです。先代を踏襲するスパルタンな感覚….。「Type-R」というグレードに対してホンダが込めた想いは、非常に大きなものでした。

海外アキュラブランドでは”RSX”という名称で販売

アキュラブランドでは「RSX」という車名で販売され、日本仕様とは内容が異なりました。

RSXにおいてはType-Sがハイグレードという位置づけになりましたが、国内のType-Rにはスペックでは僅かに及ばず(約200馬力、前期は5MT等)。国内の標準グレードとしてのType-Sと、海外仕様のスポーツグレードとしてのType-Sはグレード名が同じでも別物となりました。


最終型のDC5も国内・海外仕様を含めて考えると、意外にも複雑。人と違った選択として、あえてRSXを選択するのも面白いかもしれません。

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