なぜマツダはCX-3をディーゼル設定のみにしたのか?

クリーンディーゼル普及のため?

マツダの小飼社長はCX-3発表時に、CX-3はディーゼル仕様車のみを販売し、CX-3でディーゼル車の普及にチャレンジしたいと述べ、大きな話題を呼びました。

ちなみに現在国内で販売されているディーゼル車は約8万台でそのうち60%以上がマツダ製。「CX-3」には直列4気筒1.5リッターの最新型ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」が搭載されています。

「SKYACTIV TECHNOLOGY」と、新デザイン「魂動(こどう)」を本格的に採用した、CX-5やアテンザ、デミオに続く新世代モデル第5弾となります。

CX-3に設定されるのは「SKYACTIV-D 1.5」のみ

スカイアクティブ

CX-3のエンジンはただ1つ。「SKYACTIV-D 1.5」だけで他に選択肢はありません。

こちらは世界トップクラスの燃費性能はもちろんのこと、世界で初めてディーゼルエンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を搭載しています。走行時もとても静かでディーゼル特有のガラガラ音はありません。

かつてのRVブームの頃のディーゼル車のイメージ、うるさい音と振動、黒煙、くさい排ガス…などは全くありません。

薄利多売ではなく、「好きな人に買ってもらえばいい」という作り手の気持ち

2015 Mazda CX-3

CX-3の価格は237万6000円から302万4000円。小型SUVとしてはかなり強気の価格設定です。

それでも高人気を誇っているのは、マツダのブランド力に他なりません。特に人気は40歳代以下の比較的若い層。「走りがいい。デザインがカッコイイ。イメージがいい」という評価です。

ここにはかつてのマツダ車の「ややチープな」ブランドイメージは皆無です。2012年登場のCX-5以降は、マツダ車の魅力を理解してくれる人に、無理して安売りをして台数を稼ぐのではなく、少数でも適正な価格で買ってもらえばそれでいい…という戦略が浸透し始めています。

他にない魅力のマツダ車の魅力とは?

CX-3

最近のマツダ車は、“鼓動デザイン”や“SKYACTIV”テクノロジーといった他にない魅力が盛り込まれています。その中でも重要なのが、CX-3に搭載されたクリーンディーゼルエンジンと、細部にまでこだわったデザインです。外観もさることながら、内装のデザインや素材にもお金を掛けています。

独自のこだわりが多数ありつつも、やはり全高は1550mm以下に抑えるなど日常の使い勝手も重視しています。ユーザーが「値段という理由ではなくあえてCX-3を選ぶ確固とした理由がある…」そんな『一本筋の通った車』としてのキャラクターを浸透させるためにあえてCX-3はディーゼル車だけの設定にしたのでしょう。


いかがでしたか?

本当に良いものを作って、それを求めている人に買ってもらう、という作り手の哲学が感じられますね。

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