なぜ"ポルシェのブレーキは世界一"と言われれるのか?

ポルシェのブレーキってどんなブレーキ?

ポルシェのブレーキ開発の基本コンセプトは「エンジン出力の4倍ブレーキ制動力」と言われています。約360馬力のGT3であれば約1500馬力近いパワーをブレーキに課しています。

F1をはじめとしたモータースポーツの世界でもおなじみ、世界トップクラスのブレーキメーカー、ブレンボとのコラボで開発され、一般道路での走行ではまずありえないような過酷な条件に耐える仕様になっています。バツグンの耐久性を持ち、たとえば他のハイパフォーマンスカーが5周でフェードするところを30周してもブレーキ性能が極端に悪化することないなど・・・。

さらにすごいのは、フルブレーキングの最中でもドライバーによるコントロールを受け付けるところと言われています。単純な制動性能もさることながら、その際のコントロール性能もすごいのです。

特にすばらしいのは、その冷却システム。

ブレーキは運動エネルギーを熱エネルギーに変換することで機能します。熱を放出することで温度をコントロールし、フェード現象を抑えて安定した制動力を維持するわけですが、ポルシェのブレーキパーツはこの熱エネルギーをたくさん蓄えることができます。

最新モデルではアンダーボディーから積極的に空気を整流して冷気をブレーキに導いて、ブレーキの熱気を効果的に放出できるような機能を持ったデザインをホイールに施しています。

ポルシェのブレーキが凄い。もう一つの大きな理由。

世界最高峰のブレーキシステムを持つポルシェですが、その卓越した機能を最大限発揮できるのは、ポルシェ特有の「R/R」(リアエンジン・リアドライブ)というレイアウトにあります。

ブレーキ機能を最も良く発揮させるには、フルブレーキングの際、前輪と後輪にバランス良く荷重がかかることが重要ですが、後ろに重いエンジンがあるポルシェの場合、フルブレーキング時に荷重が前に移動してもリアの荷重が抜けにくく、結果、安定が保たれ前輪にも後輪にもバランス良く荷重を載せられると言う事です。


いかがでしたか?世界トップレベルのブレーキシステムはこんな仕組みになっていたのですね。ポルシェならではの技術、さすがの一言です!

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