アウディ 2代目Q3(F3DPC/F3DFGF型)のラゲッジルーム(荷室)の広さはどれくらい?

アウディ 2代目Q3

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今回は、アウディ 2代目Q3(F3DPC/F3DFGF型)のラゲッジルームの広さやその使い勝手を紹介します。

2代目Q3はアウディのSUVの中で2番目にコンパクトなモデルですが、様々な用途で活躍が期待されるSUVとして、乗用車の観点だけでなくラゲッジルームという視点からもこだわりをもったデザインが採用されています。

ラゲッジルームの広さや、そのスペースを有効な活用方法などを具体的に掘り下げることで、2代目Q3をより便利に使いこなす方法を探っていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
アウディ 2代目Q3とはどんなクルマなのか
アウディ 2代目Q3のラゲッジルームはどのくらいの容量があるの?
アウディ 2代目Q3がもつラゲッジルームの使い勝手は?
アウディ 2代目Q3のシートアレンジによるラゲッジルームの拡大

アウディ 2代目Q3とはどんなクルマなのか

ラゲッジルームについて触れる前に、アウディ 2代目Q3とはどんなモデルなのかを、簡単に説明します。

アウディ Q3の初代モデルは日本では2012年に、アウディブランドの魅力を比較的コンパクトなボディに凝縮したプレミアムコンパクトSUVとして誕生しました。

2018年にはフルモデルチェンジにより2代目Q3が登場しましたが、日本に2代目Q3が輸入開始されたのは2020年の8月です。

新型Q3のボディサイズは、全長が4,490〜4,495mm×全幅1,840mm×全高1,610mmと、アウディのSUVラインアップではQ2の次にコンパクトです。そのため車としての扱いやすさとSUVとしての使いやすさが、高い次元で両立しています。

国内に輸入されるモデルのパワートレインとしては、1.5Lガソリンターボエンジンと2.0Lディーゼルターボエンジンがあります。

また国内に輸入されている2代目Q3は7速DCT仕様のみとなっており、デュアルクラッチによるシフトショックの少ない変速と動力伝達の効率の高さを特徴としています。駆動方式はFF(前輪駆動)に加え、アウディの代名詞として知られているquattroという4WD(4輪駆動)システムが採用されています。

アウディ 2代目Q3のラゲッジルームはどのくらいの容量があるの?

アウディ 2代目Q3は、アウディのクロスオーバーSUVとして実用性の高さを誇ります。特に車内スペースがもつ使い勝手のよさは、前後のシートだけでなくラゲッジルームにも現れています。

通常ではリヤシート(後席)のシートバックを起こした状態でラゲッジルームを使用することになりますが、その場合でもラゲッジルーム長965mm×ラゲッジルーム幅1,006mm、容量530Lという十分なものです。そのため2代目Q3を日常的に使う限り、ラゲッジルームで困ることは少ないでしょう。

さらにリヤシートを倒せば、容量1,525Lと大幅にスペースが拡大します。乗車人数が少ない場合は、必要に応じてより多くの荷物を積めるようになります。

アウディ 2代目Q3がもつラゲッジルームの使い勝手は?

アウディ 2代目Q3は乗用車という前提で開発されており、4ナンバーの貨物車のように大きな荷物を積む機会は、それほど多くないかもしれません。しかしいざという時には、クロスオーバーSUVとして乗員の快適性と使い勝手の高さを両立させることもできます。

2代目Q3のフロア高は748mm、開口幅は1,129mmと、スタイリッシュなボディデザインに似合わぬ大きさです。荷物の出し入れがリアゲートからが中心になることを考えると、開口部の大きさは使い勝手の高さに直結します。

またラゲッジルーム長はリアシート(後席)を倒すことでかなり長くなるので、収納方法に幅ができ、ラゲッジルーム自体の使い勝手のよさも高まります。

後述するように、シートアレンジの機能を使いこなせば、乗車人数にあわせ積載量を増やすこともできるので、様々なシーンに対応してくれるでしょう。

アウディ 2代目Q3のシートアレンジによるラゲッジルームの拡大

アウディ 2代目Q3は、シートをアレンジすることでより大きな荷物も積めるようになりますが、アレンジ内容はリヤシートが主です。

リヤシートは前後スライドの幅が130mmあり、シートバックのリクライニングは7段階で調整することが可能です。そのためリヤシート乗員の体格や荷物の量に応じ、最適な位置にシートを調整できます。また、可倒機能は3分割になっています。

2代目Q3の乗車定員は5人のため、リヤシートには3人までが乗車可能です。リヤシートの乗車人数に応じて倒すことが可能なので、乗車人数に合わせてラゲッジルーム容量を確保することができます。

2代目Q3のリヤシートを上手にアレンジすれば、ラゲッジルームをより有効に使うことができます。
多用途で使用されるSUVとして、アウディ 2代目Q3は乗員のスペースだけでなく、ラゲッジルームも十分な広さを確保しています。また状況に応じ最適な使い方ができるため、リヤシートのアレンジ機能も豊富です。アレンジ方法が難しくないのも嬉しい点でしょう。

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