トヨタ 初代ピクシス メガの長所は？

トヨタ 初代ピクシス メガは全高を1,835mm、室内高を1,455mmとし、軽自動車トップクラスの高さを誇り、大人が乗っても余裕のある空間に仕上げています。

ライバル車種と比較してみると、全高ではN-BOXの1,790mm、室内高ではスペーシアの1,410mmが高い数値となっており、全高・室内高どちらを比べてもピクシス メガは45mm以上の圧倒的な差をつけています。

また、初代ピクシス メガの運転時の視点の高さをミニバンクラスの1,387mmに設計してあり、運転がしやすい見晴らしの良い視界を確保してあります。乗り降りや積み下ろしは楽に出来るよう、乗降フロア高さを365mm、荷室フロア高さを595mmと、それぞれ座席に反して低く設計され、使い勝手を良くしてあります。

トヨタ 初代ピクシス メガはフロントシート(前席)もリアシート(後席)もフラット状態にすることが出来るよう前方への可倒ができるので、多彩なシートアレンジが可能です。

ラゲッジルーム(荷室)においては、室内高の高さを活かし、1,140mmの荷室高を確保しており、さらにはアンダートランクにも320mmの深さがありますので、今まで載せることを諦めたような高さの荷物も載せることが可能です。

また、「Gターボ‘‘SAⅢ’’」のグレードでは、アンダートランクにもちょっとした工夫が加えられています。

上下2段階の調節が出来るデッキボードが搭載されており、脚を立ててアンダートランクの高さを上げることで、1,140mm：320mmだったラゲッジルームが、960mm：500mmのラゲッジルームに変更することができ、荷物の積載方法の幅が広がります。

機能面においては、両側パワースライドドアが一部グレードを除き標準装備されており、ワンタッチオープン機能や、予約ロックといった生活面でありがたみを感じれる機能が備わっています。収納スペースも運転席や助手席周りを中心に数多く設置されているので、アウトドアシーンを想定すると大変使い勝手のいい室内となっています。

2016年の一部改良により、座席側とラゲッジルームに防水素材で汚れが拭き取りやすいイージーケアフロアや固定フックの装備が追加されたレジャーエディションというグレードが「Gターボ‘‘SAⅢ’’」と「L‘‘SAⅢ’’」に追加されています。

初代ピクシス メガにはアウトドアに特化したオプションが豊富に用意されているので、上手に組み合わせることでさらに利便性や快適さを高めることができます。

バックドアタープを使うことで日差し除けにはもちろん、着替えの際にも役に立ってくれるでしょう。また、ラゲージマットやラゲージボックスと用いることでラゲッジルームやリアシートバックを傷や汚れからまもることができます。丈夫なだけではなく防水加工もされているので、アウトドアの際や商業用としても大活躍してくれるでしょう。

ラゲッジアンダートランクに組み合わせて使うラゲージバックは、濡れ物や汚れ物をそのまま積み下ろしでき、使わない時は折りたたんでおけるので収納の幅が広がります。

他にも6kgまでの積載が可能なラゲッジシェルフセットなど、アウトドアで活躍できるオプション品が多数準備されているので、オプションカタログにも目を通すことをおすすめします。

トヨタ 初代ピクシス メガは発売依頼未だにモデルチェンジはありませんが、一部改良という形でグレードアップが図られており、安全性能もその恩恵を受けています。

2016年5月17日にスマートアシストⅡへ移行し、さらに2018年1月8日発売の車種からは、スマートアシストⅢへの対応がされています。

スマートアシストⅢは、サポカー・Sワイド・認定もされており、車両・歩行者を検知する衝突警報機能並びに回避支援ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、誤発進抑制制御機能(前後対応)、先行者発進お知らせ機能、ハイビームアシストなどといった機能が備わり、より安全な運転が可能となっています。

また、歩行者などへの衝突があった際に、衝撃を出来る限り少なくするためのボディー構造となっていて、万が一のときの被害を最小限にするための意識も向けられています。

トヨタ 初代ピクシス メガにはアウトドアに特化したレジャーエディションモデルや、便利なオプションが豊富に用意されているので、用途に合わせて自分好みにカスタマイズできるのは嬉しいポイントと言えるでしょう。

また、ボディーカラーはどのグレードでもすべてのカラーを選べるので、自身の求める機能や性能による判断でグレードを選ぶことが出来ます。

※ 2020年12月現在