トヨタ 4代目ハイラックスサーフ(CBA-GRN215W/CBA-TRN215W/CBA-TRN210W)のリアシート(後席)の使い勝手はいかに!?

トヨタ 4代目ハイラックスサーフ

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トヨタ ハイラックスの荷台に屋根と客室を載せたようなデザインのトヨタ ハイラックスサーフ。日本では1984年のデビューから2009年まで発売されていました。

2002年から2009年まで発売された4代目が最終型となり、モデルチェンジを控えたランドクルーザープラドに吸収される形で日本での販売を終了しました。

そんなトヨタ 4代目ハイラックスサーフ(CBA-GRN215W/CBA-TRN215W/CBA-TRN210W)のリアシートの使い勝手はどのようになっているのでしょうか。今回は4代目ハイラックスサーフのリアシートの使い勝手について紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートの座り心地は?
トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートはラゲッジルーム(荷室)にもなる!
トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートには充実の機能が!

トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートの座り心地は?

まずは、トヨタ 4代目ハイラックスサーフの大きさを確認します。

全長が4,770〜4,805mm、全幅が1,875〜1,910mm、全高が1,790〜1,805mmです。室内のサイズは室内長が1,895mm、室内幅が1,515mm、室内高が1,165mmとなっています。

これに対して、先代である3代目ハイラックスサーフでは、全長が4,655〜4,840mm、全幅が1,720〜1,800mm、全高が1,700〜1,805mm、室内長が1,850mm、室内幅が1,395mm、室内高が1,165mmと車体サイズ、室内サイズ共に3代目ハイラックサーフよりも大きくなっており、室内幅や足元のスペースも広くなっています。

室内が先代に比べて広くなった4代目ハイラックスサーフは、成人男性でもゆったりと座ることができます。リアシートの肩まわりや頭上のスペースにはゆとりがあり、窮屈さを感じることはありません。足元にも十分にスペースがあり、ゆったりと足を伸ばすことができます。

また、リアシートの座面は垂直ではなく角度がついた設計となっています。角度があることにより、通常のシートより深く腰掛けることが可能です。

トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートはラゲッジルーム(荷室)にもなる!

続いては、リアシートの実用性について紹介します。4代目ハイラックスサーフのリアシートはゆとりのある室内が実現されています。そのため、リアシートをアレンジすることでより有効に使うことが可能です。

4代目ハイラックスサーフは、リアシートを倒すことでラゲッジルームとフラットな床面にすることができます。この機能を利用することでラゲッジルームを拡大することができます。

4代目ハイラックスサーフのラゲッジルームは通常時でも荷室長が1,105mmあり、そのままでも十分な積載力を実現されています。室内幅も十分にあるため、通常時でも日常での利用の際には困ることはないでしょう。

しかし、ハイラックスサーフは悪路も走れる大型SUV。ハイラックスサーフの持ち主には、アウトドア好きで大量の荷物を載せる機会の多い方もたくさんいるのではないでしょうか。

ラゲッジルームは5人乗車時でも十分な広さがありますが、リアシートを倒すことで必要に応じて拡大できるのは嬉しいポイントですね。

トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートには充実の機能が!

ここからはトヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートの快適性が更に増す装備をご紹介します。

センターコンソールにはリアシート用エアコン吹き出し口が装備されています。夏場などにリアシートに座っていると、エアコンからの風があまり来ないこともありますが、リアシート用エアコン吹き出し口がそのような心配はいりません。暑い夏場や寒い真冬にもリアシートで快適に過ごすことができるでしょう。

リアシート中央にはセンターアームレストがあります。4代目ハイラックスサーフのセンターアームレストはドリンクホルダーが収納式になっており、通常のセンターアームレストよりも広々としたスペースの確保がされています。

この他にも、助手席後方にはシートバックポケット、リアドアには大型ドアポケットといった収納装備があります。

また、運転席と助手席は後方に倒すことができ、リアシートとフラットな状態にすることができます。これにより成人男性でも寝転べるスペースを確保でき、車中泊をすることも可能です。

4代目ハイラックスサーフのリアシートには多くの収納装備、快適設備が備わっており、リアシートに座っても快適に過ごすことができるでしょう。
トヨタ 4代目ハイラックスサーフのリアシートは高い居住性と充実の装備を兼ね備えており、使い勝手の良いものとなっています。

ハイラックスサーフは大型SUVということもあり、長距離ドライブをする機会も多いクルマです。そのため、快適なリアシートが用意されているのは魅力的と言えるでしょう。

生産終了から11年経った現在でも人気の高いハイラックスサーフ。そのリアシートには、現在の人気の高さも納得の使い勝手の良さがありました。

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