VW ポロの走行スペック・中古価格|国産車では真似できない性能とは

VW Polo

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日本市場でのフォルクスワーゲンの主力車種であるポロ。時代の進化に合わせてモデルチェンジをしてきましたが、現行モデルも注目な仕上がりとなっています。
Chapter
パワフルな走りを魅せるVW ポロ
高級スーパーカーにしか付いていないトランスミッションを持つVW ポロ
安心感が高い気持ちのいい走行フィールのVW ポロ
VW ポロはゴルフを元に作られた
VW ポロの走行スペック
現行VW ポロは燃費性能が高い!
VW ポロの中古価格

パワフルな走りを魅せるVW ポロ

2009年にデビューを果たしたVWポロは、全てのモデルでターボチャージャーを標準装備、ダウンサイジングエンジンで燃費を伸ばしながらも、高速道路などの合流加速時に必要な領域でのパワーを持ち合わせています。スムーズな走りも実現した4気筒エンジンは、主材料にアルミを採用し、車重の軽量化にも貢献しています。

最上級モデルのGTIはツインチャージャーと呼ばれる高回転域で効率の良いターボチャージャーと低回転域で効率のいいスーパーチャージャーの特性を良い所取りをしたエンジンを搭載していましたが、2015年のマイナーチェンジにより、シングルターボエンジンに置換されています。

高級スーパーカーにしか付いていないトランスミッションを持つVW ポロ

現行型のトランスミッションは、すべてのグレードにDSGが用意されています。一般的にDCT(デュアルクラッチトランスミッション)と呼ばれるDSGは、マニュアルトランスミッション(以下MT)の機構からクラッチを省いたもの。ミッションの奇数段と偶数段、それぞれにクラッチを持つことからDCTと呼ばれています。

特徴は、変速がとてもスムーズかつ素早く、市街地走行にもスポーツ走行にも優れた性能を発揮することに加え、AT限定免許でも運転することが可能です。。

またMTを自動制御しているわけですから、一般走行時、高速走行時のエネルギー損失が少なく、環境に優しい車になっています。

ちなみにフォルクスワーゲンはグループ会社であるブガッディ・ヴェイロンの1200馬力という驚異のパワーを受け止めるトランスミッションも同じDSGを使用していますので、その技術がフィードバックされているとしたら、ちょっとだけワクワクしますね。

※DCT(デュアルクラッチトランスミッション)とは、自動車のトランスミッションの一種。トランスミッションは、変速機のことです。

安心感が高い気持ちのいい走行フィールのVW ポロ

フォルクスワーゲン ポロは、ボディ剛性の高さと、欧州系輸入車の特徴でもある安定感の高い走りを実現しています。

国産車にありがちなふわふわ感は少なく、しっかりと路面をとらえる印象のサスペンションですが、硬さから来る不快感はありません。綺麗にまとめられた足回りのセッティングがピタッと路面を追従しますので非常に高い安心感があります。

前述のダウンサイジングターボエンジン、DSGも加わり通勤で使っても休日の遠出のドライブに使ってもストレスなく気持ちのいい走行フィールで運転を楽しむ事ができます。

VW ポロはゴルフを元に作られた

フォルクスワーゲン ポロは、コンパクトボディが特徴の車両で、そのボディサイズは全長3,995㎜×全幅1,685mm×全高1,460mm。さらに小型なだけでなく、軽量化にも成功しており、軽自動車顔負けの1,130kg(TSI Trendline)という車重を実現しています。ターボと軽量化されたボディで加速力は十分です。

ボディデザインは、ラウンド型を基調としているゴルフとは違い、全体的に角が多く、ゴツゴツとしたエクステリアデザインが特徴となります。

インテリアに関しては、特にインパネ周りがソフトパッドで覆われており、衝突した際の乗員の身体に与えるダメージを軽減するという効果も持ち合わせています。

エクステリアやインテリアは良い意味で欧州車っぽく、飽きる事はありません。全方位対応のエアバッグで乗員を保護するのはもちろん、ESCと呼ばれる横滑り防止装置は、エンジンパワーやブレーキ配分等を統合制御することで、滑りやすい路面や衝突回避の際に車両の安定性を高めます。

VW ポロの走行スペック

排気量の違いもあり、GTモデルのスペックの高さが際立っています。 


グレード 排気量 駆動方式 最高出力 最大トルク
TSIトレンドライン 1,197cc FF 90ps(66kW)/4,400~5,400rpm 16.3kg・m(160N・m)/1,400~3,500rpm
TSIコンフォートライン 1,197cc FF 90ps(66kW)/4,400~5,400rpm 16.3kg・m(160N・m)/1,400~3,500rpm
TSIハイライン 1,197cc FF 90ps(66kW)/4,400~5,400rpm 16.3kg・m(160N・m)/1,400~3,500rpm
クロスポロ 1,197cc FF 90ps(66kW)/4,400~5,400rpm 16.3kg・m(160N・m)/1,400~3,500rpm
ブルーGT 1,394cc FF 150ps(110kW)/5,000~6,000rpm 25.5kg・m(250N・m)/1,500~3,500rpm

現行VW ポロは燃費性能が高い!

フォルクスワーゲン ポロの燃費性能に関しては、カタログに記載されているデータで、JC08モード15.9km/L~23.4km/Lとなります。

この数字は、同じコンパクトカーの中でも高い燃費性能で、車体重量が軽い分、加速に燃料を使わないため、高い燃費性能となっていると考えられます。実燃費に関しては、JC08モード17.2km/L~22.2km/Lと、こちらも非常に高く、走行方法により、カタログデータを上回る燃費性能を実現させています。

維持費に関しては、¥427,730~¥520,480程になり、日本車の普通乗用車と比べた場合、どうしてもパーツなどを手に入れることが難しく、手に入るとしても費用がかさんでしまうため、少し高い設定になります。

また、古い型式だと手に入れることのできないことも多いため、中古車の購入を検討されている方は特に、故障した際のパーツを入手できる先をキッチリと決めておきましょう。

さらに、簡単な消耗品の交換程度なら、自分でできる箇所もあるため、あらかじめどのような構造になっているかをユーザーマニュアルで確認し、どこを自分で直せるかということを確認しておくことも大切になります。

VW ポロの中古価格

大手中古車情報サイトによると、フォルクスワーゲン ポロの中古相場は比較的安定はしているものの、中古価格に大きな差があります。

平均価格は133.3万円。外国車のコンパクトカーとしては、手が出しやすい価格帯で人気の車種となります。最高値は298万円で走行距離が22万km、ポロGTIのターボ搭載で加速力に優れているスポーティーモデルとなります。

一方、最安値は走行距離9.6万kmで2.3万円、年式は2006年発売のポロ1,4です。ポロは、全体的にターボ搭載モデルの場合に高い価格で販売されているようです。

値引きに関しては、交渉次第で18万〜20万円程の値引きができる可能性があります。交渉手段としては競合が効果的です。ライバル車であるアクア・フィットの見積もりを取り、競合にかけている旨をしっかりと伝えれば、営業によっては大幅に値引きしてくれる可能性があります。(2016年07月時点)
高性能のエンジンやトランスミッションを搭載しているのにも関わらず輸入車としては比較的手頃な価格から用意されている車です。ただ、どうしても輸入車なので国産車と比べると価格帯が高くなりますが、比べられない性能と走りの楽しさがあります。

一度もポロに乗った事が無い人も現行モデルは非常に楽しく運転ができるのではないでしょうか。ぜひ一度乗ってみてください!
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