スバル 2代目インプレッサスポーツ(GT2/GT3/GT6/GT7/GTE型)の6つのグレードを徹底比較!中古車でおすすめグレードはこれだ!!

スバル・2代目インプレッサスポーツ

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スバルの新世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」を採用した車種として2016年に登場したスバル 2代目インプレッサスポーツ(GT2/GT3/GT6/GT7/GTE型)は、安全装備「EyeSight」やシンメトリカルAWDなどスバル独自の技術が盛り込まれたクルマとして幅広い世代から支持を集めています。

今回は、そんな2代目インプレッサスポーツのグレードについて紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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スバル 2代目インプレッサスポーツ 1.6i-L EyeSight【価格:200万2,000円~】
スバル 2代目インプレッサスポーツ 1.6i-S EyeSight【価格:224万4,000円~】
スバル 2代目インプレッサスポーツ 2.0i-L EyeSight【価格:224万4,000円】
スバル 2代目インプレッサスポーツ 2.0e-L EyeSight【価格:256万3,000円】
スバル 2代目インプレッサスポーツ Advance【価格:278万3,000円】
スバル 2代目インプレッサスポーツ STI Sport【価格:270万6,000円~】

スバル 2代目インプレッサスポーツ 1.6i-L EyeSight【価格:200万2,000円~】

「1.6i-L EyeSight」は、スバル 2代目インプレッサスポーツのスタンダードグレードに位置づけられたモデルです。

グレード名にもあるとおり、スバル独自の安全装備である「EyeSight」を標準装備し、マルチファンクションディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイなどの先進的な装備も奢られています。
エンジンは排気量1.6L 水平対向4気筒のFB16型を搭載し、最高出力85kW(115PS)/6,200rpm、最大トルク148Nm(15.1kgm)/3,600rpmを発生。駆動方式は2WD(前輪駆動)とAWD(常時前輪駆動)の2種類が設定され、燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで2WDが14.1km/L、AWDが13.5km/Lを達成しています。

価格は2WDが200万2,000円、AWDが222万2,000円となり、安全装備やパフォーマンスを考慮すればお買い得と言える1台となっています。

スバル 2代目インプレッサスポーツ 1.6i-S EyeSight【価格:224万4,000円~】

「1.6i-S EyeSight」は、「1.6i-L EyeSight」をベースに快適装備を追加した上級グレードです。

エクステリア(外装)ではハロゲンヘッドランプがLEDハイ&ロービーム化され夜間の視認性とデザイン性を向上。ドアミラーには後退時に後輪に向かって傾くリバース連動機能とオート格納機能が追加され、より使い勝手の良い機能が盛り込まれています。

インテリア(内装)ではステアリングやシフトレバーが本革巻き仕様となり、アクセル、ブレーキ、フットレストの各ペダルにアルミパッドが奢られるなど、上級グレードにふさわしい質感の高さを備えている点も見逃せません。

価格は2WDが224万4,000円、AWDが246万4,000円で、「1.6i-L EyeSight」に比べて2WDとAWDそれぞれ24万2,000円高い値段設定となっています。

スバル 2代目インプレッサスポーツ 2.0i-L EyeSight【価格:224万4,000円】

「2.0i-L EyeSight」はエンジン排気量をアップさせたグレードです。

エンジンが排気量2L 水平対向4気筒のFB20型となり、最高出力113kW(154PS)/6,000rpm、最大トルク196Nm(20kgm)/4,000rpmまでアップ。駆動方式は2WDのみですが、燃費はWLTCモードで14km/Lと排気量アップにもかかわらずFB16型と同等の性能を確保しています。
また、「2.0i-L EyeSight」からは2種類のドライブモードの切り替えが可能な「SI-DRIVE」が標準装備され、状況に応じた走りの変化を楽しめる仕上がりとなっています。

価格は224万4,000円で、「1.6i-S EyeSight」の2WDモデルと同じ値段となっている点も魅力的ですね。

スバル 2代目インプレッサスポーツ 2.0e-L EyeSight【価格:256万3,000円】

「2.0e-L EyeSight」は、FB20型エンジンにモーターを組み合わせた「e-BOXER」を搭載したハイグレードモデルです。

エンジンとモーターを組み合わせた場合、システム最高出力117kW(158.6PS)、最大トルク253Nm(25.8kgm)のスペックを誇り、駆動方式はAWDのみとしつつ燃費はWLTCモードで15.2km/Lを達成するなど、下位グレードの「2.0i-L EyeSight」よりも優れた性能を備えています。

また、「e-BOXER」専用仕様として、EyeSightにECOクルーズコントロール機能が追加されている点も見逃せません。

価格は256万3,000円で、「2.0i-L EyeSight」から31万9,000円アップしています。

スバル 2代目インプレッサスポーツ Advance【価格:278万3,000円】

「Advance」は、快適装備を充実させた上級グレードで、エクステリアではLEDハイ&ロービームランプに光輝プロジェクターリング、インテリアではAdvance専用のファブリックとトリコットに合成皮革を組み合わせた専用シート素材が組み合わされています。

その他にもウィンドゥモールに光輝加飾が施され、アクセルやブレーキペダルもアルミペダルパッドが装着されるなど、上級グレードらしい高級感が演出されています。

価格は278万3,000円と、「2.0e-L EyeSight」から22万円高い値段設定となっています。

スバル 2代目インプレッサスポーツ STI Sport【価格:270万6,000円~】

「STI Sport」は、スバル 2代目インプレッサスポーツの最上級グレードにあたるモデルです。

エクステリアではフロントグリルやフォグランプカバーに専用のブラック塗装加飾が施されているほか、ホイールも大径の18インチアルミホイールが装着され、サスペンションにはSTIチューニングダンパーが奢られています。
パワーユニットは「e-BOXER」ではなく、排気量2L 水平対向4気筒のFB20型を搭載していますが、最上級グレードをあえてガソリンエンジンとしているのは、スバルがクルマを操る楽しさを重視しているからと言えるかもしれません。

駆動方式は2WDとAWDの2種類が設定され、2WDは270万6,000円、AWDは292万6,000円となっています。
2代目インプレッサスポーツは登場から約4年が経過していますが、日本の道路事情にマッチしたちょうどよいボディーサイズや「EyeSight」などの安全装備から新車はもちろん中古車市場でも人気を集め、大手中古車Webサイトでは約480台が掲載されています。

なかでも排気量1.6LのFB16型を搭載したモデルは100万円を切る価格で販売されているクルマも少なくないため、中古車を検討する際には「1.6i-L EyeSight」などのFB16型を搭載したモデルがおすすめと言えるでしょう。

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