レクサス 2代目GSシリーズ(ARL10/AWL10/GWL10/GRL11/GRL12/GRL16/GWL10型)の16のグレードを徹底比較!カスタムにおすすめのグレードはこれだ!!

レクサス・2代目GSシリーズ

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レクサスの4ドアセダンのなかでも上級モデルとして2005年に登場したレクサス GSシリーズ。2012年にはレクサス 2代目GSシリーズ(ARL10/AWL10/GWL10/GRL11/GRL12/GRL16/GWL10型)となりさらに質感を高めましたが、2020年8月をもって販売終了となってしまいました。

現在は新車購入ができなくなってしまった2代目GSシリーズですが、2020年の最終モデル販売時にはどのようなラインナップがあったのかを、各グレードとともに紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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レクサス 2代目GS300【価格:588万8,056円】
レクサス 2代目GS300"I Package"【価格:629万1,388円】
レクサス 2代目GS300"F SPORT"【価格:673万2,407円】
レクサス 2代目GS300"version L"【価格:691万3,704円】
レクサス 2代目GS300h【価格:627万8,148円】
レクサス 2代目GS300h"I Package"【価格:668万1,481円】
レクサス 2代目GS300h"F SPORT"【価格:712万2,500円】
レクサス 2代目GS300h"version L"【価格:730万3,797円】
レクサス 2代目GS350【価格:656万278円~】
レクサス 2代目GS350"I Package"【価格:696万3,612円~】
レクサス 2代目GS350"F SPORT"【価格:761万4,444円~】
レクサス 2代目GS350"veriosn L"【価格:758万5,926円~】
レクサス 2代目GS450h【価格:757万6,759円】
レクサス 2代目GS450h"I Package"【価格:798万93円】
レクサス 2代目GS450h"F SPORT"【価格:863万926円】
レクサス 2代目GS450h"version L"【価格:860万2,407円】

レクサス 2代目GS300【価格:588万8,056円】

レクサス 2代目GSシリーズのなかでもっとも排気量が小さく、オプションや標準装備シンプルなエントリーグレードが「GS300」です。

エンジンはターボチャージャーを装着した排気量2L 直列4気筒の8AR-FTS型で、最高出力180kW(245PS)/5,800rpm最大トルク350Nm(35.7kgm)/5,800rpmを発生。トランスミッションは8速オートマチックを組み合わせ、駆動方式は2WD(後輪駆動)のみとなり、他のGS300系グレードも同様の構成です。

価格は588万8,056円と細かく値付けされていますが、これはもともと消費税8%に合わせた価格設定であったことが理由ではないかと言われています。

レクサス 2代目GS300"I Package"【価格:629万1,388円】

「GS300"I Package"」は、「GS300」に快適装備を追加したグレードです。

シート素材が本革へと変更されインテリア(内装)の質感を向上。さらに「GS300」では省略されていたシートベンチレーションを標準装備。本革シート特有の背中の蒸れを防止することで、快適性を高めています。

価格は629万1,388円となり、「GS300」との価格差は約40万3,000円となっています。

レクサス 2代目GS300"F SPORT"【価格:673万2,407円】

「GS300"F SPORT"」は、レクサスのハイパフォーマンスブランド「F」によるチューニングが施されたモデルです。

エンジンスペックは他のGS300系グレードと変わりませんが、エクステリア(外装)にはメッシュタイプのスピンドルグリルが奢られ、フロントバンパーとリヤバンパーも専用形状へと変更されています。

また、足回りにはスポーツサスペンションが装着され、インテリアにも"F SPORT"専用のディンプル本革ステアリングが標準装備となるなど、内外装の至る部分で差別化が図られています。

そのぶん価格は673万2,407円と高くなり、「GS300」に比べて約84万4,000円アップしています。

レクサス 2代目GS300"version L"【価格:691万3,704円】

GS300系のなかでも最上級グレードに位置づけられたモデルが「GS300"version L"」です。

エクステリアでは3眼フルLEDヘッドランプや、ロードノイズの低減を狙った"version L"専用のノイズリダクションアルミホイールを装着。インテリアでは他のグレードには設定がないセミアニリン本革シートを採用し、ファブリックシートや本革シートよりも高級な乗り心地を実現。

スポーツ走行性能を重視した下位グレードの"F SPORT"とは対照的に、高級志向の内容となっています。

価格はGS300系でもっとも高価な691万3,704円に。「GS300」との価格差は約102万5,000円に達しています。

レクサス 2代目GS300h【価格:627万8,148円】

レクサス 2代目GSシリーズのミドルグレードにあたるGS300h系のなかで、もっとも価格の低いモデルが「GS300h」です。

GS300系との最大の違いはハイブリッドシステムを採用したことで、これにより走行性能をはじめとするパフォーマンスが向上しています。

エンジンは排気量2.5L 直列4気筒の2AR-FSE型を搭載し、最高出力131kW(178PS)/6,000rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/6,000rpmを発生。さらにモーターは最高出力105Nm(143PS)、最大トルク300Nm(30.6kgm)を発生し、システム最高出力236kW(321PS)、最大トルク521Nm(53.1kgm)を発揮します。

価格は627万8,148円となり、GS300系のエントリーグレード「GS300」に比べて約39万円アップしています。

レクサス 2代目GS300h"I Package"【価格:668万1,481円】

「GS300h"I Package"」は、「GS300h」をベースに標準装備を充実させたグレードです。

ハイブリッドシステムを持たない下位互換と言える「GS300"I Package"」と同じ構成となっており、インテリアではベンチレーション機能を備えた本革シートを採用。一方でGS300hシリーズ専用エアロパーツとしてグリルシャッターを装備するなど、ハイブリッドシステム以外にも細かな点で差異が見られます。

価格は668万1,481円で、「GS300h」から約40万3,000円高くなっています。

レクサス 2代目GS300h"F SPORT"【価格:712万2,500円】

ハイブリッドシステムを搭載したGS300h系にも、スポーツバージョンである「GS300h"F SPORT"」がラインナップされています。

走行性能を高めるスポーツサスペンションや、"F SPORT"専用のスピンドルグリル、フロントとリアには専用形状のバンパーを装備し、フロントブレーキには"F SPORT"専用の344mmベンチレーテッドディスク、および高摩擦ブレーキパッドを採用しています。

価格は712万2,500円と700万円台に達し、「GS300h」から約84万4,000円も高価になっています。

レクサス 2代目GS300h"version L"【価格:730万3,797円】

GS300hシリーズの最高級グレードとして設定されているモデルが「GS300h"version L"」です。

3眼フルLEDヘッドランプや"version L"専用アルミホイールをはじめ、ガソリンエンジン仕様の「GS300"version L"」と同様のバンブー+本革巻きステアリングを採用するなどGS300h系の最高級グレードにふさわしい仕上がりとなっています。

価格は730万7,797円となり、「GS300h」との価格差は約102万5,000円となっています。

レクサス 2代目GS350【価格:656万278円~】

レクサス 2代目GSシリーズのガソリンエンジン仕様として、GS300系から排気量を拡大させた上位モデルがGS350系です。そのなかでも「GS350」はエントリーグレードに位置づけられています。

エンジンは排気量3.5L V型6気筒に拡大された2GR-FKS型となり、最高出力234kW(318PS)/6,600rpm、最大トルク380Nm(38.7kgm)/4,800rpmを発生。GS300シリーズから出力は54kW(73PS)、トルクで30Nm(3kgm)アップしています。

価格は656万278円と、ガソリンエンジン仕様の「GS300」に比べて約67万2,000円高くなっています。

レクサス 2代目GS350"I Package"【価格:696万3,612円~】

エントリーグレードの「GS350」に対して各種装備を追加したモデルが「GS350"I Package"」です。

基本的な装備はGS300シリーズやGS350hシリーズの「"I Package"」と同様ですが、同じガソリンエンジン仕様のGS300シリーズに無かった装備として、エンジンサウンドを引き立てるサウンドジェネレーターが装着され、上位グレードにふさわしい特別な装備や演出が加えられています。

価格は696万3,612円と、「GS350」との価格差は約40万3,000円となっています。

レクサス 2代目GS350"F SPORT"【価格:761万4,444円~】

レクサス 2代目GSシリーズのガソリンエンジン仕様のなかで、もっともスポーティーなグレードに位置づけられているモデルが「GS350"F SPORT"」です。

GS350シリーズ全車種に標準装備されているサウンドジェネレーターやフロントのハイパフォーマンスダンパーに加えて、フロントとリアのブレーキに"F SPORT"専用のオレンジブレーキキャリパーをオプション設定。ブレーキディスクも2ピース構造の356mmベンチレーテッドディスクが採用されています。

価格は761万4,444円と、より高級志向の「GS350"veriosn L"」よりも約2万8,000円高い値段設定となっています

レクサス 2代目GS350"veriosn L"【価格:758万5,926円~】

「GS350"version L"」は、他の"version L"と同様に快適装備を充実させたモデルです。

3眼フルLEDヘッドランプやベンチレーション機能付セミアニリン本革シートなどを装備しつつ、エンジンはパワフルな3.5L V型6気筒の2GR-FKS型となったことで、ハイパワーなガソリンエンジンを快適に操ることができます。

価格は758万5,926円と、GS350シリーズでは"F SPORT"よりも低い値段設定となっています。

レクサス 2代目GS450h【価格:757万6,759円】

GS450hシリーズは、レクサス 2代目GSシリーズの最上級グレードに位置づけられており、「GS450h」はそのなかでもっともシンプルなモデルです。

エンジンはGS350シリーズに採用されていた排気量3.5L V型6気筒をハイブリッドシステム用の2GR-FXE型とし若干の変更が加えられています。

最高出力217kW(295PS)/6,000rpm、最大トルク356Nm(36.3kgm)と、エンジン単体のパワーやトルクは下がっていますが、モーターは最高出力147kW(200PS)、最大トルク275Nm(28kgm)を発揮し、システム最高出力364kW(495PS)最大トルク631Nm(64.3kgm)まで高められています。

価格は757万6,759円となり、下位グレードの「GS350"veriosn L"」とほぼ同じ値段となっています。

レクサス 2代目GS450h"I Package"【価格:798万93円】

「GS450h"I Package"」は、「GS450h」に快適装備を追加したグレードです。

装備の内容は他の"I Package"と同様となっており、ベンチレーション機能付本革シートや電動リヤウィンドウサンシェードなど、標準装備が充実しています。

価格は798万93円で、「GS450h」との価格差は約40万3,000円となっています。

レクサス 2代目GS450h"F SPORT"【価格:863万926円】

レクサス 2代目GSシリーズのなかでもっとも高いプライスタグを付けたグレードが「GS450h"F SPORT"」です。

3.5L V型6気筒エンジン鋭い加速力を発揮するモーター、そして専用スポーツサスペンションや大径ブレーキによって高い動力性能を誇る1台となっています。

価格は863万926円と、ついに800万円を超える値段となりました。

レクサス 2代目GS450h"version L"【価格:860万2,407円】

価格では「GS450h"F SPORT"」に譲るものの、快適性や高級感ではレクサス 2代目GSシリーズの最上位に位置するグレードが「GS450h"version L"」です。

ハイブリッドシステムならではの静粛性と"version L"ならではのさまざまな装備を持ちつつ、パワーに余裕のあるエンジンやモーターのトルクで、市街地はもちろん高速道路での長距離移動では高級車にふさわしい乗り心地を体感できます。

価格は860万2,407円で、「GS450h"F SPORT"」より約2万8,000円低くなっています。
2代目GSシリーズには、パワーユニットが異なるGS300シリーズ・GS300hシリーズ・GS350シリーズ・GS450hシリーズがラインナップされていました。

なかでも各シリーズに設定されているエントリーグレードは装備もシンプルで価格も高くないことから、これからカスタムを楽しむにはおすすめのグレードと言えるのではないでしょうか。

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