スズキ 3代目アルトラパン(HE33S型)の4つのグレードを徹底比較!おすすめボディーカラーのグレードはこれだ!!

スズキ・3代目アルトラパン

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スズキ アルトの派生車種として2002年に登場したスズキ アルトラパン。ベースとなったアルトに比べ、ウサギをモチーフにしたとされる丸みを帯びたエクステリア(外装)や、プライベートな部屋を思わせる親しみのあるインテリア(内装)で幅広いユーザーから人気を集める車種となりました。

2015年には初代から数えて3代目となるスズキ 3代目アルトラパン(HE33S型)となり、より愛着のあるデザインとなっています。今回は、そんな3代目アルトラパンの各グレードについて紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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スズキ 3代目アルトラパン G【価格:112万7,500円~】
スズキ 3代目アルトラパン L【価格:125万700円~】
スズキ 3代目アルトラパン S【価格:133万1,000円~】
スズキ 3代目アルトラパン X【価格:143万7,700円~】

スズキ 3代目アルトラパン G【価格:112万7,500円~】

スズキ 3代目アルトラパンのなかで、もっとも価格を抑えたグレードが「G」です。

最廉価グレートといっても実用的な快適装備が備わり、インテリアでは運転席のシートリフターやアンダートレーをはじめ、助手席シートバックポケットも装備されるなど、フロントシート(前席)だけではなくリアシート(後席)にも配慮された内容となっています。

また、「G」はアルトラパン唯一のAGS(オートギヤシフト)トランスミッションを採用しています。これはMT(マニュアルトランスミッション)をベースに、シフト操作やクラッチ操作を自動で行うAT(オートマチックトランスミッション)で、通常のATに比べてスムーズな走りを実現し、運転する楽しさを実感できます。
ボディーカラーは、3代目アルトラパンのアイコンとも言えるフレンチミントパールメタリックなどの全8色がラインナップされています。

価格は2WD(2輪駆動)が112万7,500円、4WD(4輪駆動)が123万9,700円となっています。

スズキ 3代目アルトラパン L【価格:125万700円~】

「L」は、スズキ 3代目アルトラパンのスタンダードグレードに位置づけられたモデルです。

エンジンは最廉価グレードの「G」と同じ最高出力38kW(52PS)/6,500rpm最大トルク63Nm(6.4kgm)/4,000rpmを発揮するR06A型を搭載していますが、組み合わされるトランスミッションはAGSからCVTへと変わり燃費が向上。JC08モード燃費は2WDが35.6km/L、4WDでも33.2km/Lを達成しています。
また、フロント、左右サイド、リアのカメラを連携した全方位モニター用カメラや、ステアリングオーディオスイッチ、USBソケットなどがオプション装備可能となっています。ボディーカラーは「G」と同じ全8色ですが、上位グレードにふさわしく快適装備が充実している点が魅力です。

価格は2WDが125万700円、4WDが136万2,900円で、「G」に比べてどちらも12万3,200円高くなっています。

スズキ 3代目アルトラパン S【価格:133万1,000円~】

「S」はスズキ 3代目アルトラパンのハイグレードに位置づけられたモデルです。

エクステリアではディスチャージヘッドランプを採用し、ヘッドライトが丸い目のような印象を与えるデザインへと変更されています。インテリアでは一部に木目調が施されたナチュラルインパネやメッキシフトノブボタンを採用するなど、下位グレードに比べて細部のデザインが異なっています。
また、ボディーカラーは新たにホワイトツートンカラー4色が追加され、ルーフがホワイト、AピラーとBピラーがブラックに塗装されたことでより愛らしい外観となっています。

価格は2WDが143万7,700円、4WDが154万2,200円となっています。

スズキ 3代目アルトラパン X【価格:143万7,700円~】

スズキ代目 3代目アルトラパンの最上級グレードにあたるモデルが「X」です。

他のグレードに比べてすべての装備が充実し、ホイールも鉄製ホイールからアルミホイールに変更。ドアハンドルもメッキ化され、サイドターンランプもフェンダーからドアミラーと位置が変わり高級感を高めています。

また、「ナノイー」を搭載したフルオートエアコンが搭載されるなど快適装備も充実し、まさに至れり尽くせりのグレートと言えるでしょう。
ボディーカラーは「S」と同様のホワイトツートンカラー4色と、通常カラー8色の全12色をラインナップ。

価格は2WDが143万7,700円、4WDが154万2,200円となり、最廉価グレードのGに比べて19万8,000円から最大41万4,700円高額となっています。
スズキ 3代目アルトラパンは軽自動車の小さいボディーに個性的な外観と特徴的なボディーカラーを組み合わせ、女性ユーザーをはじめ幅広い年代から人気のクルマとなっています。

なかでも上級グレードの「S」や「X」はホワイトツートンカラーが設定されており、アルトラパンのなかでもより個性を楽しめるおすすめのグレードと言えるでしょう。
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