中古車でねらい目?ホンダ ライフとはどんなクルマだったのか!?各世代の特徴や中古車価格など徹底解説!

ホンダ・初代ライフ

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1971年の初代登場以降、長きにわたりホンダを代表する軽乗用車として販売され続けてきたライフ。一時期はその名前が途絶えていましたが、最終的には5代目まで登場するヒット車種となりました。今回は、中古車価格とともに世代ごとの特徴を紹介します。

文・PBKK
Chapter
【1971年~1974年】ホンダ 初代ライフ(SA/WA/VA型)
【1997年〜1998年】ホンダ 2代目ライフ(JA4型)
【1998年〜2003年】ホンダ 3代目ライフ(JB1/JB2/JB3/JB4型)
【2003年〜2008年】ホンダ 4代目ライフ(JB6/JB7/JB8型)
【2008年〜2014年】ホンダ 5代目ライフ(JC1/JC2型)

【1971年~1974年】ホンダ 初代ライフ(SA/WA/VA型)

1971年に登場したホンダ 初代ライフは、1967年に発売されたホンダ N360に続く本格的な軽乗用車として登場しました。

当時の軽自動車の規格はエンジンの排気量は0.36cc以内と小さく、ボディーサイズも全長3,000mm×全幅1,300mm×全高2,000mm以内とコンパクトで、N360ではさまざまな面でクルマとして不利な仕様となっておりましたが、初代ライフはN360の弱点を克服したクルマでした。
個性的なエクステリア(外装)を持ち、室内も当時としては必要十分な空間を確保。運転席にはタコメーターとスピードメーターが備わり、助手席にはグローブボックスに加えて、足元にも収納スペースを設けるなど、細かい部分まで配慮されていました。

初代ライフは登場から半世紀近くが経過しているクルマであることから、中古車市場での台数は年々少なくなっています。2020年8月現在、大手中古車Webサイトでは5台が掲載されるのみで、最低価格は49.9万円となっています。

【1997年〜1998年】ホンダ 2代目ライフ(JA4型)

ホンダ 2代目ライフは、2代目トゥデイをベースに開発されたクルマです。

軽自動車の規格が現在のものに近くなり、排気量は0.66L以内、ボディーサイズ全長3,300mm×全幅1,400mm×全高2,000mm以内へと拡大。それに合わせてライフもエンジンを0.66L 直列3気筒のEA07A型を採用。5速MTと3速ATが設定されていました。

2代目ライフは販売期間が1997年から1998年までの1年間と短かったため、台数が極端に少ないモデルです。2020年8月現在、大手中古車Webサイトでは3台が掲載され、最低価格は10万円、最高価格でも走行距離3万kmで47.3万円と、安価になっています。

【1998年〜2003年】ホンダ 3代目ライフ(JB1/JB2/JB3/JB4型)

1998年の軽自動車規格更新に合わせて、3代目ライフは誕生しました。

3代目ライフは2代目に比べて販売期間が長かったことや、大衆車として販売されていたことから、登場から20年以上経過した現在でもかなりの数の中古車が流通しています。2020年8月現在、大手中古車Webサイトでは136台が掲載され、最低価格は1,000円から。もっとも台数が多い価格帯でも20万円以下と、お買い得なクルマとなっています。

【2003年〜2008年】ホンダ 4代目ライフ(JB6/JB7/JB8型)

ホンダ 4代目ライフはより丸みを帯びたエクステリアデザインへと変わり、豊富なグレードがラインアップされました。

インテリアは明るい印象を与える配色で、エアコンなどのスイッチ類もシンプルなデザインです。4代目ライフは、女性もターゲットにした販売戦略が取られていたことがこのことからも伺えます。

現在も多くの中古車が流通しており、2020年8月現在の大手中古車Webサイトでは1,013台もの中古車が掲載され、最低価格は1,000円から。もっとも台数が多い価格帯も20万円以下となり、グレードや走行距離に合わせた選び方ができるモデルと言えるでしょう。

【2008年〜2014年】ホンダ 5代目ライフ(JC1/JC2型)

ホンダ 5代目ライフは、ライフとしては最終モデルとなるクルマで2014年まで販売されていました。

4代目に比べて車体が軽量化され、燃費が向上。2008年から2010年の間に発売された初期モデルでも、JC08モード燃費で17.6km/L~19.6km/Lを誇りました。

また、バックでの駐車などをスムーズに行う「Hondaスマートパーキングアシストシステム」を軽自動車として初めてに採用するなど、革新的な技術も盛り込まれていました。

5代目ライフの中古車は、大手中古車Webサイトで1,374台が掲載され、価格も1万円台から80万円台と幅広く、気に入った1台を探せるモデルとなっています。
今回はホンダ ライフの紹介をしました。半世紀前の初代ライフがまだ中古車で手に入るのは驚きですね!それだけ愛された車種であると言えるでしょう。初代モデルで当時の雰囲気を味わうもよし、最終モデルで最新装備をリーズナブルに手に入れるもよし。あらゆるニーズに応えてくれる一台となっています。

※ 2020年8月現在
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