スズキ 3代目 アルトラパン(DBA-HE33S)の長所(メリット)は?

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今回はスズキ  アルトラパンの長所について紹介します。スズキ アルトラパンは2002年1月の初代登場からこれまで、その可愛い見た目が主に女性に受け、愛され続けてきたスズキのロングセラーです。

現在のHE33S型になるまで2回のモデルチェンジと数々のマイナーチェンジが行われ、着実に性能をアップさせてくると同時に、モチーフや雰囲気のデザインコンセプトもしっかりと引き継がれています。

そんなアルトラパンのデザイン性と機能性のこだわりを見ていきましょう。

文・PBKK
Chapter
スズキ アルトラパンはスタイリングを大切にしたクルマ
スズキ アルトラパンのインテリアは可愛いくて機能的
スズキ アルトラパンは大きな荷物もらくらく積める
スズキ アルトラパンの走行性能はドライバーと地球に優しい
スズキ アルトラパンの可愛くて便利なサポート機能
スズキ アルトラパンの頼りになる安全機能
スズキ アルトラパンの嬉しい快適装備

スズキ アルトラパンはスタイリングを大切にしたクルマ

ラパンはフランス語で「うさぎ」という意味です。名前の通り、スズキ アルトラパンはうさぎをモチーフにして作られていて、外見はキャッチコピーにあるように「小さくて、まるくて、かわいい」見た目をしています。そんなラパンの特徴はファッション性が高いことです。

たとえばカラーリングを紹介すると、チョコミントのようなナチュラルなフレンチミント、シンプルで飽きが来ないシフォンアイボリー、パステルカラーで優しい表情のコフレピンク、うさぎの毛色を再現したフォーンベージュなどが比較的ライトなカラーであり、ほかにもフェニックスレッドノクターンブルーアーバンブラウンホワイトといった落ち着いた色や定番色まで幅広く用意されています。
またラパンはホイールのデザインにもこだわりがあります。ラパンのホイールは2種類あり、どちらも花びらをモチーフにしたデザインです。人のファッションでもよく言われる「おしゃれは足元から」はクルマにも当てはまり、ホイールのデザイン一つでクルマの印象は大きく変わります。

ヘッドライトやフロントグリルなどに比べれば目立たないように思いますが、ラパン独自のホイールを用意したのは、それだけラパンの見た目にこだわっているからだと言えるでしょう。

スズキ アルトラパンのインテリアは可愛いくて機能的

ラパンのキャッチコピー「小さくて、まるくて、かわいい」はインテリアにもあらわれています。

インパネはデッキボードやメーターカバー、エアコンの吹き出し口まで丸みを帯びた形状になっており、淡くて自然なカラーリングと相まって優しい雰囲気を味わえます。天井にはキルトを施していて、ふわふわした可愛さがあります。

もちろんラパンのインテリアは見た目だけでなく、機能性も兼ね備えています。運転席側にはハンドルの下にアンダートレイがあるので、コンビニやカフェに寄る時に、お財布をバッグから出し入れせずに済みます。

助手席側にはインパネボックスとグローブボックスがあります。インパネボックスには箱ティッシュが丁度収納できるので、車内の景観を可愛く保ったまま、ティッシュをクルマに備えられます。グローブボックスは車検証や保険書類を入れても余裕があるので、日焼け予防の手袋やサングラスをクルマに置いておくことができます。

運転席と助手席の間にあるアームレストは、蓋を開けてボックスとして使用することができます。ガムやハンドクリーム、スマートフォンの充電器を入れておいたり、車内のダストボックスとして使用したりと、とても便利に使えます。

特にお出かけの際は何かと荷物が多くなるので、できるだけバックを軽くしたいという方にとって嬉しい機能ですね。

ほかにもドライバーにとって嬉しい、ちょっとした工夫がたくさんあります。たとえばカップホルダーは形状を少し変えることで、ペットボトルだけでなく、500mlの紙パックも使えるようになりました。運転席のサンバイザーには大きなミラーが付いているので、髪を整えることも、車内でメイクを整えることだってできちゃいます。

助手席にはショッピングフックが付いているので、雨の日にバッグの底が汚れる心配も、テイクアウトした食べ物が倒れる心配もありません。

スズキ アルトラパンは大きな荷物もらくらく積める

ラパンは全長3395mm×全幅1475mm×全高1525mmとコンパクトな軽自動車ですが、シートのアレンジで収容力を拡大することが可能です。リアシートを前方に大きく倒すとラッゲジルーム(荷室)とつながり、リアシートの空間にも荷物を積めます。

またリアシートは5:5に分かれていて、それぞれ別々に動くようになっています。そのため例えば3人でお買い物に行ったときには、3人で乗りながらリアシートの片方を倒して大きな荷物を積むこともできます。

さらにフロントシートは背もたれをフルフラット状態まで倒すことができるので、助手席からリアシートまで長いスペースを作ることで、カーペットなどの高さのある荷物も積みこむことができるでしょう。

スズキ アルトラパンの走行性能はドライバーと地球に優しい

ラパンは地球にもお財布にも優しいクルマで、燃料消費率は35.6km/L(JC08モード)と高燃費が並ぶ軽自動車の中でも上位の性能を誇ります。燃費の良さにはガソリン代の節約や給油手間の省略といった魅力がありますが、ラパンの場合はそれだけではありません。

ラパンは地球環境への配慮から、エコカー減税の対象車に選ばれています。そのため重量税が全額免税となり、車検にかかる費用をかなり抑えることができます。同時にグリーン税制の適用車でもあるので、毎年支払わなければならない自動車税を50%も減らす事ができます

また、ラパンの最小回転半径は4.4mなので、細い道や駐車場でも余裕のある運転ができると同時に、フロントデッキが水平に近いので、手前前方の視認性がとても良く、カーブや切り替えしの際にどこまで前に詰めれるのかがわかりやすく、スムーズな運転を行うことができます。

スズキ アルトラパンの可愛くて便利なサポート機能

ラパンは運転のサポート機能も充実しており、スピードメーターの下部にあるマルチインフォメーションディスプレイには、パーキングブレーキの未解除やドアの閉め忘れを表示します。そしてそのまま走行しようとすると、うさぎのキャラクターが音声で教えてくれます。

また自分がどれだけ「エコ」な運転ができているかを表示するエコスコア機能という変わった機能が搭載されており、この機能ではスコア表示と同時に、今の運転の状態をメーター上部のライトの色を変えることで教えてくれます。エコな運転は燃費の向上や搭乗者の乗り心地にも関わってくるので、常に状態を確認できるのは嬉しい機能ですね。

そのほかにも、ラパンにはキーレスプッシュスタートシステムが備わっています。これはキーを取り出さなくてもドアの施錠開錠、エンジン始動が出来る機能となっており、夜中や屋内駐車場などで、バッグに入れたキーがなかなか見つからないときでも、問題なくドアを開けて走り出すことができます。

もちろん一定の距離内でないと反応しないようになっているため、キーを置き忘れて出発してしまうという心配もなく、安心して使用できますよ。

スズキ アルトラパンの頼りになる安全機能

ラパンにはスズキのセーフティーサポートが搭載されており、これはスズキ独自の安全機能をまとめてパックにしたもので、内容は衝突軽減ブレーキや誤発進抑制装置、車線逸脱警報装置など、重大な事故を予防できるものです。

たとえば一度危険な思いをして、クルマの運転が怖くなった方や、運転免許を取ったばかりで不安のある方、年齢を重ねたことでだんだん運転に自信が無くなってきた方でも安心して運転できるでしょう。

またボディーには軽量ながら高い強度をもつ高張力鋼鈑から作られる、衝突衝撃吸収ボディー「TECT」を使用しており、衝突時はボディーがクッションとなって乗車スペースをそのままに守ります。

そしてラパンのインパネに備えられた操作系は、とても視認性がよく操作しやすいので、エアコンの切り替えやハザードランプの点灯といった運転中の操作を瞬時に行えます。

事故の原因である運転中のよそ見には、スマートフォンの操作といった運転に関係のないものだけでなく、ナビの確認など運転に関係のあるものも含まれます。こういった時間を減らすことは事故の防止にもつながると言えます。

スズキ アルトラパンの嬉しい快適装備

ラパンには車内を快適にする装備にもこだわっています。たとえばラパンのS・X・特別仕様車のエアコンはフルオートエアコンなので、温度を設定すれば自動的に適切な風量、吹き出し口を判断して車内を快適な温度に保ってくれます。

そのうちのX・特別仕様車には、空気清浄機のような役割も持つパナソニック製のナノイーを搭載しており、吹き出し口から出る風は肌や髪に優しい弱酸性になっています。

ナノイーには菌やウイルスを抑制する効果や、たばこのにおいを消す効果もあるで、車内の空気を清潔で爽やかな状態に保ってくれるでしょう。

ラパンのフロントガラス及びサイドガラスには、全車において、ガラスに日焼けの原因となる紫外線(UV)のカッ
ト機能が装備されています。X・S・Lグレードでは、UVカットに加えて、ジリジリとした暑さのもとである赤外線もカットし、日焼けや暑さを和らげる効果があるプレミアムUV&IRカットガラスが採用されています。

クルマの運転を毎日していると日光の当たりやすい右側だけ日焼けが進んでしまいます。特にハンドルを握る手に表れやすく、見比べた時に気になるという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

手はドライビンググローブで防止することができますが、グローブが手元にない場合や暑さに我慢できない場合でも、IRカットガラスであれば日焼けを抑制してくれるので、送り迎えなどのちょっとした運転に日焼けを気にしないで済むのは嬉しいですね。

そしてラパンは運転席と助手席にシートヒーターをつけることができ、こちらはエアコンの暖房とは違い、座った直後から身体を温めてくれるので、身体が冷えやすい方にとって嬉しい機能となっており、状況や季節によって機能を使い分けることが可能です。
スズキ アルトラパンはそのデザインにこだわり、駐車場に止まっているだけで家を華やかに見せる、ドライバーのファッションの一部となるようなクルマでありながら、同時にユーザーの傾向をしっかりと把握し、その人たちの生活に寄り添った嬉しい機能が豊富に搭載されているクルマでした。

これは初代のコンセプトがヒットして以降、多くのユーザーに愛され、またそれに答えるかたちでメーカーも幾度ものモデルチェンジを重ね、進化をしてきた結果なのでしょう。
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