新型ジャガー XEの長所(メリット)は10個あった!

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今回は新型ジャガー XE(LDA-JA2NA/DDA-JA2XC)の長所について掘り下げていきます。ジャガー XEは2015年6月にスポーツサルーンとして発売。XEが属するサルーンは、日本のセダンと同義として扱われますが、やはりそこには英国の格式高さが込められています。

また、XEにはジャガーのスポーツカーF-TYPEの技術も組み込まれ、まさにスポーツサルーンと呼ぶに相応しいモデルだと言えるでしょう。こういった理由から、XEは高級車とスポーツカーという2つの面で強みがあります。そして2019年8月に新型となる2020年モデルが発売を開始。

今回は、さらにパワーアップした新型ジャガー XEの数ある長所について一つ一つ紹介していきましょう。

文・PBKK
Chapter
1.新型ジャガー XEのシートはまるで高級ソファーのような座り心地!
2.新型ジャガー XEのオーディオ環境はまるでライブ会場!
3.新型ジャガー XEはスマートフォンとの互換性に優れている!
4.新型ジャガー XEのインターフェイスは秀逸なデザインと機能性が強み!
5.新型ジャガー XEは夜間でも鮮明に後方を確認できる!
6.新型ジャガー XEのエクステリアは気品あり!
7.新型ジャガー XEのディーゼルエンジンは力強さが光る!
8.新型ジャガー XEのガソリンエンジンはそれぞれ走りにあった性能をしている!
9.新型ジャガー XEは上質な乗り心地!
10.新型ジャガー XE専用の機能は操舵性に特化したもの!

1.新型ジャガー XEのシートはまるで高級ソファーのような座り心地!

ジャガー XEのシートには、グレイン/ウィンザーレザーシートが用いられています。シートの素材は、きめ細かくて身体にしっとりと馴染むもので、その上質さを肌で感じることができます。

そして、標準搭載されているシートは、12ウェイの電動調節が可能です。座席の前後・高さ・チルト・リクライニングに加えて、腰の位置にあるランバーの調整にも対応しています。

長時間運転の場合は、特に正しい姿勢が疲れの溜めない秘訣となります。ランバーを調節すれば、ただもたれるだけで正しい姿勢を作ることができるので、とても嬉しい機能ですね。また、足元のスペースも広くとっているので、最適なドライビングポジションを見つける事ができるでしょう。

グローブボックスボトルホルダーといった収納も豊富に備えられています。利便性が高いことはもちろん、キャビンの世界観と調和するデザインとなっているので、車内を彩る装飾品の役割も持っています。

2.新型ジャガー XEのオーディオ環境はまるでライブ会場!

クルマへのこだわりには、どういったものがあるでしょうか。例えば、完璧な走行性能や快適な車内を目指すことが挙げられます。ジャガー XEは、もちろんその2つへのこだわりを見事に実現しています。しかし、それだけではユーザーが満足しないのも事実。ジャガー XEが追い求めているのは、最高に楽しめる車内です。

そのこだわりはオーディオに表れています。ジャガー XEのオーディオには、Meridian Audioというイギリスのオーディオメーカーのサウンドシステムを採用。Meridian Audioは、サウンドに対して一切の妥協を許さないことをポリシーとして掲げており、ハイレゾ音源用のフォーマット MQAを開発した会社でもあります。

さらに、ジャガー XEは、最高の音を流すだけではなく、クルマのオーディオとしての最適化を求めました。キャビンの形状や素材を把握し、オーディオ設計に組み込むことで、他の高級車とは一味違う臨場感を全ての座席で楽しめます

3.新型ジャガー XEはスマートフォンとの互換性に優れている!

最高級のサウンドシステムとオーディオ環境に加えて、ジャガー XEは再生環境も十分に整備されています。InControlアプリを使いスマートフォンと連携すれば、SpotifyやiTunes Musicを車内のモニターに表示して操作できます。

また、スマートフォンとの連携はそれだけではなく、リモート機能の利用することで車外からクルマにアクセス可能。燃料残量やドアウィンドウの確認、さらには室内温度を車外から調整することができます。

その他にも、ジャガーで初めて、スマートフォンのワイヤレスチャージング機能を搭載していたりとスマートフォンもクルマの一部であるように思えます。

4.新型ジャガー XEのインターフェイスは秀逸なデザインと機能性が強み!

ジャガー XEのセンターパネルには、10インチと5インチのモニターを組みわせたTouch Duo Proが装着されており、ナビやオーディオ、エアコンなどを操作できます。視認性の良い大きな画面で直感的に操作ができるほか、スイッチ類が省けるためインパネはスマートな印象を受けます。

また、ステアリングの奥には、モニターが設置されています。各メーターやマップはここに表示されるので、視線の移動を最小に抑えながら走行状態を確認できます。画面の操作は、ステアリングに取り付けられたダイヤルやボタンで行えるので、ハンドルから手を放さず操作できるのも嬉しい点ですね。

5.新型ジャガー XEは夜間でも鮮明に後方を確認できる!

さらに高級車らしい機能の紹介するのに欠かせないのは、ルームミラーに車両後方の映像を映し出すClear Sightインテリアリアビュー。普通のミラーでも後ろが十分に確認できるため、必要ないのではと感じるかもしれませんが、この機能にはしっかりとした用途があります。

例えば、リアシートの乗員がミラーに写って後ろが見えないという場合。この時、乗っているのが親しい友人や家族なら、簡単に身体をずらしてもらうことができますよね。しかし、それが目上の方や重要な客人だった場合、とても頼みにくく、気づいてもらえても気を使わせてしまうことになります。

そんな時にリアビューミラーがあれば簡単に後ろを確認できるので、乗客の手を煩わせることも、それに心労することもなく済みます。また、夜間や背の高い荷物を積んでいる時は、人の眼より鮮明に写すことができます。

6.新型ジャガー XEのエクステリアは気品あり!

ジャガー XEのボディは、ボンネットから流れる自然なラインは余計なものが一切無く、洗練されたデザイン。しかし、不思議とシンプルな印象は受けず、エレガントな佇まいをしています。

近年、威圧感を意識したデザインをよく見かけますが、ジャガー XEはいわゆる「イカツさ」は無く、代わりに見られる品の良さから、高級車としての余裕を感じられます。

ヘッドライトは、Jブレードと呼ばれる外側から下にかけてラインを引いた三日月のような形。主張しすぎないスマートさでありながら、ライトが点灯するとそのくっきりとした輪郭が表れ、XEの上品さを際立たせます。

7.新型ジャガー XEのディーゼルエンジンは力強さが光る!

ジャガー 新型XEのエンジンは、ラテン語で「知の力」という意味を持つジャガーのエンジンシリーズ インジニウムです。ラインアップは、ディーゼル1種とガソリン2種があるので、それぞれの主要諸元と特徴を紹介していきましょう。

ディーゼルモデルD180は、最大出力が132kW(180PS)/4,000rpm・最大トルクが430Nm(43.8kgfm)/1,750~2,500rpm、そして燃費が17.1km/L(JC08モード)となっています。

ディーゼルエンジンは、高温・高圧下で燃料が着火するため、大容量の燃焼室でも遅れが無く、基本的に大きなトルクを発生させやすいことが利点です。しかし一方で回転数を上げにくいという欠点があります。

D180は、回転数を上げにくいという欠点をアルミ合金の使用で克服しました。アルミ合金は従来の鋳鉄などに比べ、軽量かつ放熱性に優れています。また表面のコーティングで摩擦損失を低減されています。

これにより、低回転ではまさしく地面を強く蹴るような力を、高回転でもしっかりと伸びのあるディーゼルエンジンを実現。さらに、ディーゼルエンジンなので燃費の良さや、そもそもの燃料のコストなども利点として挙げられます。少し吹かした運転をしても、ガソリンエンジンと同等の消費コストなのが嬉しいですね。

8.新型ジャガー XEのガソリンエンジンはそれぞれ走りにあった性能をしている!

続いて紹介するガソリンエンジンは、P250とP300の2種類があり、チューニングに違いが見られます。ガソリンモデルP250は、最大出力が184kW(250PS)/5,500rpm・最大トルク365Nm(37.2kgfm)/1,300~1,500rpm、そして燃費が13.4km/L(J08モード)となっています。

P250は低から中速にトルクを集めた性能。停止と発進を繰り返す街中での走行により適しているので、日本の道路に合ったチューニングとも言えるでしょう。さらに、P300と比べて燃費が優れ、ジャガー 新型XEを日常的に乗りたい方、中短距離の移動がメインの方におすすめです。

一方、ガソリンモデルP300は中~高速域にトルクを集めたモデル。最大出力が221kW(300PS)/5,500rpm・最大トルクが400Nm(40.8kgfm)/1,500~2,000rpm、燃費が12.9km/L(J08モード)となっています。トルク・出力ともに申し分のないスペックをしており、よりスポーティーな走りができます。

高速走行でも余裕があるので、頻繁に長距離を走る方や、スポーツサルーンとしてのジャガー XEを楽しみたい方におすすめです。ジャガー XEのパワートレインは3種類のどれを選んでも力不足を感じることは無いので、自身の生活や好みに近いものを選んでください。

9.新型ジャガー XEは上質な乗り心地!

先ほどは、ジャガー XEの力強さについてお話しましたが、ただ力強いだけだと衝撃を受けて操作しにくく実用性のないクルマとしまいます。そのため、乗り心地を重視する高級車は、力を増すほど同時に衝撃を緩和する緩衝機能にも高い性能が求められます。

ジャガー XEには、その走行性能に見合った緩衝機能が搭載されています。その中でも特に目を引くのが、アダプティブダイナミクスです。

この機能は、車両の随所に設置されたセンサーから、現在の車にかかる力を検出すると同時にステアリングやアクセルペダルからドライバーの意思を読み取り、その動きに適したダンパー硬さ(ショックの硬さ)を決定します。

これにより得られるメリットは、発進や停止などの急な操作でも車内の揺れを最小限に抑えられること、コーナリング時の車両の傾きを抑え操作を安定させること、乗車人数・荷物の重さが変わっても常に快適な乗り心地を維持できることが挙げられます。まさにスポーツサルーンに相応しい機能です。

10.新型ジャガー XE専用の機能は操舵性に特化したもの!

新型ジャガー XE特有の機能としてもう一つ、トルクベクタリングバイブレーキというものがあります。この機能は、例えば右にコーナリングする時は左(カーブ外側)車輪トルクを一定に保ち、右(カーブ内側)車輪のトルクを抑えることで、スムーズな旋回をアシストするという機能です。

これにより高速走行時のアンダーステア(旋回半径が大きくなる現象)を防ぎ、カーブの曲線に合った理想的なラインを走行できるようになります。
SUVの人気が高まる国内でも「人を乗せて走る」ということに重点を置いて開発されたサルーンは無くてはならないものです。ジャガー XEは高級車としての気遣いが随所に感じられました。クルマは、ただ走るためのものではなく、車内で過ごす時間を大切にし、一つの部屋として完成されているべき、という意思が体現された一台ではないでしょうか。
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