初代トヨタ タンクは居住空間を最大限に確保しながらも実用的なラゲッジルーム(荷室)を備えている!

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初代トヨタ タンク(DBA-M900A・DBA-M910A)のラゲッジルーム(荷室)の使い勝手はどうなのでしょうか。居住空間を最大限に広くとっているので、展示車を見ると「少し狭い」と感じるかもしれません。

しかし、実際はリアシートにたくさんの仕掛けがあり、ラゲッジルームとして十分な広さを確保しています。加えてアウトドアシーンで活躍しそうな装備も盛りだくさんです。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
トヨタ タンクのラゲッジルームは開口部が広い!
トヨタ タンクのラゲッジルームはデッキボードを使い分けられる!
トヨタ タンクのラゲッジルームは照明やコンセントも装備可能!
トヨタ タンクのラゲッジルームは拡大できる!
トヨタ タンクのラゲッジルームはリアシートを倒せばバン並みの広さ!
トヨタ タンクのラゲッジルームは豊富なディーラーオプションを取り揃える!

トヨタ タンクのラゲッジルームは開口部が広い!

まずは、ラゲッジルームの形状を見てみましょう。バックドアの開口部は、最も広い部分が1,077mm。地上高は地上からデッキボードまで608mm、デッキボード無しの場合で527mmとなっています。

開口部は広く幅の広いものでもラクラク積載が可能。地上高は一見高いように見えますが、おおよそ成人男性の膝以下の高さで、腰に負担をかけることなく積み込むことができます。降ろす際も開口部の底辺より高い位置に床面があるので、楽に作業ができます。

床面が開口部の底辺より低いと荷物を一度持ち上げてから降ろす必要があり、重たいを下ろすには負担のかかる姿勢を強いられます。タンクのラゲッジルームは、利用者のことをよく考えた設計になっていることが分かります。

トヨタ タンクのラゲッジルームはデッキボードを使い分けられる!

デッキボードをリアシート側に持ち上げると、プラスチック性の少しへこんだ床面が現れます。濡れものや汚れものは、この面に収納しておくとデッキボードが仕切りとなり、ラゲッジルーム全体が汚れるのを防ぐことができます。

さらに、デッキボードの裏面にもビニール製のカバーマットを付属。広げて使用するとラゲッジルームの床全面が防水床になるので、使用して汚れたアウトドア用品を載せる際に利用すればラゲッジルームが汚れません。

トヨタ タンクのラゲッジルームは照明やコンセントも装備可能!

ラゲッジルームの壁面には、照明が標準装備されています。カスタムG-Tとカスタム Gグレードは両側、その他のグレードは左側のみの設置です。標準装備の証明以外でもディーラーオプションでテールゲート内に埋め込む形の照明も取り付け可能です。

さらに、カスタムG-Tとカスタム Gのみになりますが、ラゲッジルーム内にDC12V、120Wのアクセサリーソケットを標準装備。夜間や暗いところでの作業ばかりでなく、テールートの下でくつろぐ時にも役に立ちます。

トヨタ タンクのラゲッジルームは拡大できる!

トヨタ タンクの奥行きは、一見思ったより狭いという印象を受けるかもしれません。それでも普段の買い物には十分な広さは確保されています。さらに広く使いたい場合は、リアシートの仕掛けを活用しましょう。

リアシートにはスライドレールが付いていて、前後に最大240mm移動できます。この可動域に加えて、リアシートを最前線まで移動した状態で座れるのがタンクのすごいところ。助足元が最も狭い状態で、成人男性が膝と助手席の間にスキマができるほどの余裕があります。助手席を少し前にスライドすれば広さは十分です。

トヨタ タンクのラゲッジルームはリアシートを倒せばバン並みの広さ!

リアシートを折りたためば、ラゲッジルームをもっと広くできます。タンクのリアシートは折りたたむと、フロントシートの分までラゲッジルームとして利用できるのです。しかもシートは折りたたむと床面がフラットになるため、まるで貨物用のバンのような使い勝手の良いラゲッジルームが出現します。

リアシートは6:4の分割シートになっているので、片方だけを倒すことも可能。乗車人数や荷物の量や長さによって、さまざまに使い分けができます。

トヨタ タンクのラゲッジルームは豊富なディーラーオプションを取り揃える!

トヨタ タンクのラゲッジルームは、大きく広く使える設計。それだけでなく、アウトドアフィールドで活躍できるディーラーオプションも揃っています。

自転車好きにオススメしたいのがサイクルホルダーです。これはロードバイクやマウンテンバイクを1台収納できるオプション。フロントタイヤは取り外してホイールホルダーに固定し付属のベルト2本で縛れば、しっかりと固定できて安全です。

釣りファンにはロッドホルダーが何よりうれしいオプションでしょう。天井付近に取りつけることで、フィッシングロッドを5本収納できます。トヨタ タンクは室内高があるので取り付けても邪魔になりません。
初代トヨタ タンクのラゲッジルームには広さや装備、使い勝手が優れており、まざまなシーンへの応用範囲が広いことに驚かされます。コンパクトなボディを最大限利用したリアシードとラゲッジルームの使い分けは見事なアイデア。

さらに、アウトドアフィールドでの使用を想定したさまざまな装備は、アウトドア志向の強いファミリー層にはうれしい限りでしょう。トヨタ タンクはまさに「こだわる家族の こだわるスモール」な一台です。
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