2代目トヨタ ヴェルファイアに欠点(デメリット)はあるのか!?

ヴェルファイアの欠点としてまず考えられるのが、価格が高いのではないかという点です。ヴェルファイアは、高級ミニバンということもあり、価格帯も高めに設定されているので、高く感じる方も多いのではないかと思います。

もっとも、高級なミニバンということが前提なので、あらかじめ高いことを想定して購入する方も多く、またグレードによっては金額も変わってくるので、価格が高く感じられるということはほとんどないのではないでしょうか。

オプションやハイグレードによって価格が高く感じられる方は、必要のないオプションを省き、グレードを下げることで価格を抑えることができるので、予算にあった価格で購入することができるのはむしろメリットといえるでしょう。

ヴェルファイアのエクステリアは、全体的なフォルムがシャープでスッキリとしており、どこか高級感を感じさせる作りとなっています。もっとも、このエクステリアの印象は、逆に厳つく下品な感じの印象を与えてしまうこともあるので、そういった面ではヴェルファイアのエクステリアをダサく感じてしまう人も少なくはないでしょう。

しかし、ヴェルファイアのエクステリアは、細部までこだわり抜かれた作りがされており、2段で構成されているヘッドランプや巨大なフロントは、威圧感を感じさせ、高級ミニバンの名にふさわしいエクステリアといえます。

高級感と威圧感を感じさせる印象のエクステリアは、好きな人にはたまらないものですが、エクステリアに関しては、意見が分かれてしまっても仕方がない点ではあると思います。

結論的には、ヴェルファイアのエクステリアは、洗練されたフォルムにより高級感を与え特別な雰囲気を有しているけれども、かわいらしいクルマが好きな方にはあまり印象が良くない可能性もあります。

2代目ヴェルファイアは、ミニバンという車体が大きく重量も重いクルマとなっているので、燃費面が悪く家計に負担となってしまうのではないかという欠点が考えられます。このようなドライバーの不安にも、トヨタの企業努力によって可能な限りの低燃費を実現しているのがヴェルファイアの良い点です。

ヴェルファイアは、2tをオーバーする高重量車となっているので、基本的な燃費性能を軽い乗用車と比べてしまうと何かと差が出てしまいます。もっとも、ヴェルファイアは9.5km/Lの燃費性能を有しており、このクラスの重さのクルマであれば十分といっても良いでしょう。

また、アイドリングストップ機能もしっかりと搭載されており、低燃費を実現するための機能がいろいろ備えられていることは間違いありません。給油タンク自体の容量も大きく作られているので、給油回数も少なく済むように考えられている点も評価が高くなります。

ヴェルファイアは、元々ミニバンという高い燃費性能を要求されるクルマではありませんが、低燃費を実現するための工夫はしっかりとされていますので、それほど燃費を気にする必要はないでしょう。

トヨタのヴェルファイアは、大きく高い車体というイメージから、走行性能や安定性が悪いのではないかと印象を抱かれてしまうことがあります。確かに、コンパクトカーなどの小さく軽い小回りのきく車と比べてしまうと、走りは重たくなってしまうのは仕方がない点といえるでしょう。

もっとも車体が重いということは、ノンストレスで安定して運転することができるということです。そういった面ではコンパクトカーなどの小さいクルマと比べると優れている点といえるのではないでしょうか。

今回はヴェルファイアの欠点が実際にどういったものがあるのか具体的に紹介してきました。もっとも、高級車や車体が大きいがゆえに付きまとってしまう問題もありますので、欠点にはならないのかもしれません。ヴェルファイアに対して、何を求めるかによっても印象が変わってくるでしょう。

ミニバンでも最高峰のクオリティを誇っているヴェルファイアは、欠点らしい欠点が見えない優れたクルマであるということがわかりました。ヴェルファイアの購入を検討している方にとっては良い選択になるのではないでしょうか。