ジャガー XFスポーツブレイクの長所(メリット)は?

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ジャガー XFの現行モデルとなるX260型がデビューした2015年から2年後、2017年に市場に投入されたXFスポーツブレイク。

スラリと伸びた美しいプロポーションを持ったXFのステーションワゴンです。

今回は、ジャガー XFスポーツブレイクの長所はどんな部分なのか、さまざまな視点からご紹介します。
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ジャガーならではの美しいエクステリア
大きな車体ながらも軽やかなハンドリング
ステーションワゴンの実用性
新型のパワーユニットにも注目
全ての面でオールラウンドな魅力を発揮

ジャガーならではの美しいエクステリア

ジャガー XFスポーツブレイクの長所で真っ先に挙げられるのが、存在感のあるエクステリアデザイン(外装)でしょう。ジャガーはイギリスのブランド。その意匠は、メルセデスやBMWを擁するドイツ、そして日本車の雰囲気とは全く異なります。

ボディサイドに刻まれた、キャラクターラインを見てみましょう。フロントフェンダーに近くなるほど深く入れられたラインはリアに行くほど次第に薄くなり、リアフェンダーでは完全に姿を消します。

この独特のニュアンスは、前後共にカッチリとキャラクターラインを刻むドイツ車や日本車には見られないセンスであり、ジャガーらしい部分を強く感じることができます。

大きな車体ながらも軽やかなハンドリング

ジャガー XFスポーツブレイクは、セダン・クーペ・ハッチバックのスタイルを含んだEセグメントに属するモデルです。本来、セダン(サルーン)をステーションワゴンへ変えてしまうと車体重量が100kg近く増加してしまい、挙動も重鈍になってしまうのが普通のこと。

しかし、ジャガー XFを基にしているスポーツブレイクは、車体重量の増加を70kgほどに留めたことにより、重さを感じさせないハンドリングレスポンスを獲得しました。

ステーションワゴンの実用性

ジャガー XFスポーツブレイクは、ステーションワゴンとしての機能性も十分に持ち合わせています。ワゴンを購入する人の「荷物をたくさん積みたい」「収納する荷物に応じてシートアレンジを活用したい」という要望にもXFスポーツブレイクは問題なく応えてくれます。

乗員定員5名、40:20:40の分割可倒式リアシートを搭載するジャガー XFスポーツブレイクは通常でも565Lのラゲッジスペースを持ち、リアシートを倒すことで容量は最大1,700Lまで拡大します。

長さでいえば2m、幅は1m以上のスペースが広がるラゲッジスペース(荷室)は、ほぼ直角に稼働するテールゲートも相まって、長さのある荷物も楽に積み込むことができるようになっています。

新型のパワーユニットにも注目

ジャガーの最新鋭パワーユニット、インジニウムエンジンにも注目です。このインジニウムエンジンは、ジャガーがフォード傘下ではなくなったことから、独自に開発した完全新開発エンジンです。

往年のジャガーに搭載されているエンジンは6気筒以上のイメージがありますが、ジャガー XFスポーツブレイクに採用されているインジニウムエンジンは、ディーゼルモデル・ガソリンモデル共に4気筒。

しかし、ダウンサイジングされたとはいえXFスポーツブレイクに搭載されているのはディーゼルでも180ps、ガソリンなら250psを発揮するユニットです。ワゴンタイプとなり決して軽いものではなくなったXFスポーツブレイクの車体を、悠々と力強く加速させてくれます。

全ての面でオールラウンドな魅力を発揮

ジャガー XFスポーツブレイクは、その走行性能やボディデザインのファッション性、実用的な室内空間、多彩な快適装備など、バランスの良さが光っています。

サルーンだったXFが元々持っていた走りの良さと快適性に加え、ステーションワゴンにしたことで獲得した実用性が全て高次元でまとまり、とてもバランスの良いモデルに仕上げられています。
SUV全盛期と言われている昨今、視界の高いSUVでのドライブも快適で楽しいことは間違いありませんが、ステーションワゴンタイプであるXFスポーツブレイクが持つ、独特の地を這うような接地感や視界の低さも、また違った魅力を発揮してくれます。
ジャガー XFスポーツブレイクは、ジャガーの洗練された上質なイギリス車らしさを感じることができるこだわりと、作り込みがなされた素晴らしい1台です。

外国車や日本車共にステーションワゴンの選択肢が少ない現状、XFスポーツブレイクはぜひ注目してほしいクルマです。

ただ漠然とジャガーのいいクルマ、と俯瞰してしまわずに細かい部分にまで目を凝らすことで、一層魅力的に映ってくるのではないでしょうか。
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