約48万円から...トヨタ アクアというハイブリッドコンパクトのベストセラーがオススメの中古車な理由と評価

トヨタ アクア クロスオーバー 萩原文博

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ハイブリッドコンパクトカーのトヨタ アクアは2011年12月に登場。現在は数多くのモデルにハイブリッド車が設定されていますが、当時はまだハイブリッド専用モデルが主流の時代でした。

3ナンバーサイズとなったプリウスの弟分として、アクアは5ナンバーサイズのコンパクトなボディにJC08モード燃費で38.0km/Lという優れた燃費性能を誇るハイブリッドシステムを搭載し、大ヒットしました。*使用している写真はイメージです

文/写真・萩原 文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
トヨタ アクアを振り返る
トヨタ アクアのエクステリアは?
トヨタ アクアのインテリアは?荷室は?
トヨタ アクアの走行性能は??
なぜ、トヨタアクアの中古車を”今”買うべきなのか?

トヨタ アクアを振り返る

すでに9年以上販売されているアクアですが、最初にマイナーチェンジしたのは2014年12月です。内外装の変更とともに、クロスオーバールックのX-URBANという新グレードを追加しました。

また、ボディのリアの部分に改良が加えられ剛性をアップ。同時にサスペンションのセッティング変更やパワーステアリングの制御を変更し、操縦安定性や乗り心地が向上しています。2015年の一部改良で、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を設定。そしてアクアは2度目のマイナーチェンジを2017年6月に行います。

外観デザインが大幅に変更されるとともに、センターメーターにはTFTマルチインフォメーションディスプレイを採用し、様々な情報が確認できるようになりました。そして、前回のマイナーチェンジで設定されたX-URBANは廃止され、アクア初の3ナンバー車となるクロスオーバーが採用されました。
2018年の一部改良では衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」の機能のひとつであるプリクラッシュセーフティの検知対象に先行車に加えて、歩行者を追加すると同時に名称も変更されています。

直近では2019年7月に一部改良を行い、外装の変更に加えて、駐車時に車両周辺の状況をナビ画面で確認できるパノラミックビューモニターをオプション設定するなどアップデートを図っています。

トヨタ アクアのエクステリアは?

写真は、アクア クロスオーバー
アクアのエクステリアは、5ナンバーサイズのコンパクトなボディにCd値0.28という優れた空力性能とゆとりのある室内空間を確保したパッケージングが特徴です。

プリウス譲りのトライアングルシルエットは燃費性能や走行安定性に影響のある空気抵抗を減らすために、デザインされた三角形のサイドビューで、トヨタのハイブリッドカーの特徴となっています。

トヨタ アクアのインテリアは?荷室は?

アクアのインテリアは様々な情報を表示するデジタル式のメーターをセンターに配置したセンターメーターを採用しています。このレイアウトのメリットは運転中のドライバーの視線移動を最小限に抑えることができます。
しかも角度や距離を最適化することで、視認性を高めています。さらに、センターメーターに設置されたTFTマルチインフォメーションディスプレイは、高詳細の液晶画面にエコ運転へと導く情報を表示。
エコジャッジ機能などゲーム感覚で楽しめるコンテンツを採用しています。 フロントシートは5ナンバーサイズながら、ゆったりサイズのフロントシートを採用。またリアには頭上の空間やひざまわりに余裕を持たせる工夫が施されており、大人5人が快適に移動できる空間を確保しています。
ラゲージルームの容量は5人乗車時で305Lを確保。ハイブリッドシステムのバッテリーを小型化し、リアシート下に配置したことで、ハイブリッドカーのデメリットを無くしています。また、ラゲージの開口幅は946mmとワイドなため利便性に優れています。

トヨタ アクアの走行性能は??

アクアに搭載されているハイブリッドシステムは1.5L直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのTHS-II。2代目プリウスのシステムをベースとしていますが、新システムと言っても良いほどの改良が加えられており、デビュー当初は世界ナンバー1の低燃費を記録していました。
長いモデルライフの中で様々な改良が加えられ、JC08モード燃費で34.4〜38.0km/Lと優れた燃費性能を発揮しています。走行性能も年を重ねるごとに様々な改良が加えられ、最初のマイナーチェンジ後のクルマはこれがアクアなの?と思うほどスッキリとした走りとなり不快な振動やリアタイヤのフラフラ感は収まっています。

安全性能は2015年11月の一部改良で、衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスCを採用。さらに、2018年4月にアップデートが加えられ、衝突被害軽減ブレーキの検知対象がクルマだけでなく、人も加わるなど安全性能は納得できるレベルです。

なぜ、トヨタアクアの中古車を”今”買うべきなのか?

では、ハイブリッドコンパクトの人気モデルであるアクアはなぜ今中古車で買うべきなのでしょうか。運転支援システムなどは新しいモデルと比べると正直見劣りします。したがって新車では手を出しづらいモデルです。

新車時は燃費に優れたハイブリッド車ということもあり、オーソドックスなガソリンエンジン車よりも価格は高くなります。しかし、中古車になれば、その価格差は解消されています。
実際、アクアの中古車は約48万円から流通しています。さらに、買いの理由は衝突被害軽減パッケージの「トヨタセーフティセンス」を採用した2015年11月の一部改良後の中古車が増えているからです。

しかもアクアは人気車だけに、中古車の流通台数も豊富。優れた燃費性能を誇るハイブリッド車でしかも先進の運転支援システムが装着された中古車が見つけやすくなっているからです。しかも国産コンパクトカーは相次いでフルモデルチェンジが行われているため、相場の動きが活発だからです。
中古車の価格が動くのは、フルモデルチェンジやマイナーチェンジなど世代交代や改良が加えられたタイミングです。評判の高いハイブリッドシステムを搭載したコンパクトカーのアクアもロングセラーとなり中古車の流通台数が増加しています。

さらにアクアの属する国産コンパクトカーでモデルチェンジが起きているわけですから、まさにアクアの中古車は狙い目のタイミングと言えるのです。
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