ホンダ ジェイドの荷室の広さはどれぐらい?

ホンダ ジェイドの荷室

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ホンダは、2018年5月にJADE(ジェイド)をマイナーチェンジし発売を開始しました。マイナーチェンジを経て、従来までの3列シートの6人乗りの改良はもちろん、2列シート5人乗り仕様が新たに設定されました。ジェイドの強みはセダン並みの低全高かつミニバンの居住性を兼ね備えていること。

最大6人までの乗員が可能でありながら、都市部に多い立体駐車場に対応します。今回はそんな魅力の多いジェイドの中でも大容量の荷室に注目。その大きさや使い勝手をはじめとする荷室の特長を詳しく見ていきましょう。

文・PBKK
Chapter
荷室の広さはどのくらい?
リュック1つから車中泊まで幅広いアレンジ
急なアレンジにも即対応
便利なオプションが勢揃い

荷室の広さはどのくらい?

ジェイドには、従来の3列シートの6人乗りのミニバンタイプと新登場の2列シートの5人乗りのステーションワゴンタイプが設定されています。同じ車種でも座席の列数が異なることから、荷室には大きな違いがあります。

3列シートの6人乗り
3列シートの6人乗りは、2列目に飛行機のビジネスクラスを想わせる豪華なキャプテンシートを配したミニバンタイプ。6人までの大人数乗車から3列目格納時には巨大な荷室を持つなど幅広い使い方をできるのがこのタイプの特長です。

今回は3列目格納時の荷室の大きさを紹介します。3列目格納時の荷室寸法は次の通りです。

奥行き:約1020mm

フロア幅:約1000〜1340mm
天井高:約740mm

3列目を倒すにはストラップを引くだけの簡単操作で、荷室に段差ができることもありません。それに加え、シートには5:5分割床下格納機構を採用していることから、左右別々の操作が可能で、5名乗車時には片方だけ倒すなどのアレンジができます。大人数でのドライブからスーツケースなどの荷物を伴う宿泊旅行にも対応する器用な一台であることがわかります。

2列シートの5人乗り
今回のマイナーチェンジで登場した2列シートの5人乗りはステーションワゴンタイプ。ステーションワゴンといえば乗員と荷室のどちらに対しても広い空間を持つ車種であり、ジェイドも大容量の荷室を備えています。

では、具体的な広さはどうでしょうか。

奥行き:約920mm

フロア幅:約990〜1340mm
天井高:約680mm

荷室容量は440Lを誇り、さらには床下に23Lのアンダーボックスを備えています。
これは、ゴルフバッグが4個、Mサイズのスーツケースが3,4個を積み込んでもまだ余裕があるほどの大きさです。
23Lのアンダーボックスを使用すれば収納の幅が広がること間違いなし。床さがないため大きな荷物を収納することはできませんが、荷室部とのしきりがあることを利用して傘や雨具などの濡れものを入れておけば、荷室に積み込んだ荷物が濡れる心配はありません。

さらに、3列シートの6人乗りと2列シートの5人乗り共通となる特長が開口部に見られます。その特徴とは、大開口のテールゲートと地面から開口部までの高さです。
テールゲートは、ミニバンによく見られる垂直ではなく斜めに取り付けました。

それにより最大開口しても車両の後端から大幅に飛び出すことはなく、狭い場所でも開閉しやすい設計となっています。開口部地上高は約680mm、開口部段差も約75mmに抑えられています。約680mmという高さは成人男性の腰より下。この高さであれば重い荷物を持ち上げる動作の負担が減りそうです。

ジェイドの荷室は大容量という点だけではなく、使い勝手にも優れた一台であることがわかります。特にテールゲートの飛び出しがほぼないことで、大容量の荷室をどんな場所でも自由に使えることは嬉しいポイントですね。

リュック1つから車中泊まで幅広いアレンジ

いつもは大人数でドライブするけど、今日はたくさんの荷物を積みたいなって経験があるのではないでしょうか。そんな時はシートを倒して荷室を拡大しましょう。シートアレンジによっては運転席と助手席以外の空間を全て荷室として活用できます。

では、どんなシートアレンジがあるのでしょうか。3列シート6人乗りと2列シート5人乗りに分けてそれぞれ紹介していきます。3列シート6人乗りのシートは2列目と3列目のどちらも可倒式。荷物量と乗員に応じて自由なシートアレンジが可能です。

ドライブや旅行、ショッピングでまとめ買いをした際には、3列目を倒しましょう。このアレンジは先程紹介しましたね。片側の座席を倒すだけでもMサイズのスーツケースを積載できるほどのスペースを確保できます。

ドライブの際には乗員全員の荷物をそのスペース一箇所に集めてもいいかもしれません。2列目のキャプテンシートを倒すこともできますが、座り心地の良い2列目のキャプテンシートは倒さずに確保したいところです。

剣道部や薙刀部に所属しているお子さんの部活道具や日曜大工で使用する木材などの長物を運びたい時は、2列目と3列目のシートを片側ずつ倒してスペースを確保。さらに荷物が大きいときには座席を全て倒してしまいましょう。

全て倒せば車中泊でも活躍します。ただし、2列目と3列目の間、2列目のキャプテンシートのアームレスト部分に段差が生じます。そのまま寝るのは痛いので、段差にタオルを丸めて詰める、またはスペース全体にマットを敷くことをオススメします。

急なアレンジにも即対応

次に2列シート5人乗りのシートアレンジを紹介していきます。2列シート5人乗りの後部座席は、6:4分割可倒式リアシートで左右に6:4の割合に分割して、それぞれが独立して倒れる仕組み。座席の前後のどちらからでも操作でき、急なアレンジが必要でも即座に対応できます。では、どんなシートアレンジがあるのでしょうか。

木材や自転車などの長さのある荷物を積み込みたい時には片方の座席を倒しましょう。左右のどちらを倒すかは後部座席に座る人数によって決まります。左側を倒すと座れるのは1人、右側を倒せば2人まで対応できます。

サーフボードやパネルをはじめとする長く幅のある荷物を積み込みたい時には、後部座席を両側とも倒してしまいましょう。そうすることで、後部座席と荷室をつなげた巨大な空間に変貌。1mは優に超えるので、大きい荷物でも楽々積載できますね。

ただ、フルフラットにはならず、10cmほどの段差が生じます。車中泊をする際には、マットなどで段差分を埋めればさらに快適に。座席を全て倒せば180cmの男性が横になっても窮屈に感じないほどの巨大なスペースとなるので、工夫をすれば車中泊の幅が広がりそうですね。

便利なオプションが勢揃い

次に述べるのは荷室の機能を拡張するオプションについて。ジェイドにはどんなオプションが用意されているのでしょうか。

ラゲッジカバー
2列シートの5人乗り仕様専用のオプションで、ラゲッジルームを隠してプライバシー保護します。使用しない時は、ラゲッジルームの床面にすっぽりと収納できます。

ラゲッジネット
同じく2列シートの5人乗り仕様専用。荷物をネットに入れることで走行中の転倒を防ぎます。ガラスなどの割れ物を入れておくと安心です。

ラゲッジトレイ
2列シートの5人乗りと3列シート6人乗り共通のオプションで、荷室に敷くことで傷や汚れを防ぎます。汚れた場合は取り外して水洗いできるので、傘や雨具などの濡れものでも気兼ねなく置けますね。

テールゲートストラップ
取り付けることで、テールゲートを簡単に閉めることができます。体力のない方や小柄な方にオススメしたいオプションです。

ユーティリティベルト
使用することで荷物を立たせた状態で収納できます。寝かせるとかさばるものや他の荷物に干渉させたくない場合に使用すると便利です。

マルチボックス
助手席に取り付けて、荷崩れしやすい小物をスッキリ収納。運転席からの出し入れも簡単です。

ジェイドには多彩なオプションが用意されており、それらを取り付けることで荷室の使い勝手をさらに高めることができます。ぜひお好みでオプションを選んでみてくださいね。
ジェイドは大容量の荷室を持ち、そのポテンシャルは多彩なシートアレンジによって最大限引き出されていることがわかります。家庭を持つ方であれば、お子さんの送り迎えから普段の買い物、習い事での大人数の乗員、休日のレジャー、連休の旅行までと日々目まぐるしく変化する荷室の需要でも満たしてくれるでしょう。

さらにジェイドには2列シート5人乗りにスポーツグレードが設定されていて、走る楽しさも見出してくれる一台となっています。
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