GT-Rは売れてない?性能では勝るポルシェ・フェラーリに売上では勝てない理由

世界が認めるGT-Rはここが違う!!

2014 Nissan GT-R

日産GT-Rの性能の高さは世界中で評価されています。ユーザーに走りの喜びを届けるこのマッスルカーの魅力はなんといっても「速さ」。アクセルを踏み込むと、0〜100km/h2.7秒で加速、唸るエンジンとともに300km/hを越えるパフォーマンスを発揮します。

1700馬力のチューンドGT-Rが公道で381km/hを記録したことに加え、ドラッグレース専門サイト、『DragTimesInfo』によれば、モスクワで開催されたドラッグレースで最高速度400km/h超を記録。名実ともにスポーツカーの日本代表ですね。

そのスペックはフェラーリ、ポルシェにも負けていない!!

ポルシェ 911 ターボの最高時速は315 km/h、0-100km/h加速は3.1秒とハイスペック。「世界最高の公道用車」と名高い911 ターボは、サーキットでも一般道でも高速でも、あらゆるシーンでその優雅さを見せつけます。レース用だけでなく、ロードカーとしても評価が高いのはGT-Rも同じではないでしょうか。

新車価格は2500万円と1000万前後で購入可能なGT-Rに比べ高く設定されてますが、その値段も納得の豪勢なエクステリアやインテリアを備えています。911 ターボ、買うことができるならぜひ買いたいと思える一台ですね。

フェラーリ 458のオープンカー仕様車、フェラーリ 458 スパイダー。車体全体に渡り、空気が流れるよう意識した流麗なボディが印象的です。こちらも2500万円を越える高級車として有名ですね。最高時速320km/h、跳ね馬のエンブレムとともに0~100km/h3.4 秒未満で駆け抜けます。

価格、スペックともにさすがフェラーリですが、最高速度、加速度ともにGT-Rの方が勝ってます。GT-Rが市販車世界一のスペックというのも納得です。

世界に誇れる確かなスペック。しかし売れていない?

GT-Rはこれほどのスペックを持ちながら、1000万前後で購買可能なスポーツカーです。イギリスの長寿自動車情報番組「トップ・ギア」でも度々取り上げられ、その性能の高さは賞賛されています。同番組内の辛口評論家ジェレミー氏も、GT-Rはフェラーリ、アストンマーチンなど名だたる強豪よりも素晴らしい能力を持っていると賞賛していました。

しかし、国内、海外での売上は芳しくありません。価格帯や生産台数の少なさを考慮すれば、大成功と言えないまでも成功と言えるかもしれませんが…。また、「売れていない」ではなく、そもそも「たくさん売る必要がないクルマ」とも考えられますね。流通量を少なくし、希少価値を高め、GT-Rのブランド力を高めるという狙いがあるのでしょう。

GT-Rはお金持ちの自己顕示欲を満たさない?

GT-Rは確かに魅力をたくさん持っているクルマです。しかし、1000万円を越える高級車を買うお金持ちからの評価は芳しくないとのこと。何故なのでしょうか。考えられる要因はいくつかあるでしょうが、今回は「価格の安さ」に焦点を当てて考えて見ましょう。先ほどご紹介したとおり、GT-Rは1000万前後という低価格でフェラーリやポルシェといった高級スポーツカーと同スペックという驚きのクルマです。しかし、販売台数は生産数を限定しているフェラーリの約半分とのこと。価格の安さが富裕層の購買意欲を削いでしまっているんでしょうか。

価格の安さはあらゆる場面でセールスポイントになることが多いですが、「ステータスシンボルとしてのクルマ」に安さはいらないということですかね。

もしかして高くしたほうが売れる?

では、逆転の発想で価格を上げてみれば売れるようになるのでしょうか?
GT-Rは時折、インテリアに関して避難を浴びることがあります。反面、「高性能で安く」をこだわりにしている以上、コストカットはやむを得ないと擁護する声も多く見受けられます。走りに特化したクルマなので内装は気にならないというユーザーも多いのでは。しかし、仮にインテリアを高級感ある仕様にし、価格帯を引き上げるとすれば現在よりも売上は伸びるのでしょうか。ポルシェやフェラーリは確かに内装が高級感あふれるデザインですからね。

ポルシェやフェラーリを買う人たちは「フェラーリ」、「ポルシェ」というブランドが好きで買っているかと思うので値段をあげたらGT-Rが売れるとは言い切れないかもしれませんが、もし仮に安すぎて売れていないのであれば”非常にもったいない”ですね。
2015年に予定されていたフルモデルチェンジは先送りになってしまいましたが、新型R35が年内に登場予定です。

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