ホンダ N-ONE(エヌワン)の多彩なシートアレンジ

N-ONEの座席

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ホンダ N-ONEは、2017年12月にマイナーチェンジを実施し、新たに4つにスタイルを設定。特徴的な個性ある内外装が注目であることはもちろん、車内の使い勝手も評判です。今回は使い勝手の中でもシートアレンジを紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
シートに備えられた2つの機構
シートアレンジは主に3つ
完全フラットを可能にしたホンダの特許技術とは

シートに備えられた2つの機構

ホンダ N-ONEの座席は、ダイブダウン機構チップアップ機構という2つの機構が備わっています。

ダイブダウン機構
ダイブダウン機構とはシートを前側に倒すことができる仕組みのことで、ヘッドレスト横のレバーで操作します。

チップアップ機構
座席を跳ね上げる仕組みで、座席をそのまま持ち上げることで操作できます。

では、その2つの機構を用いると、どんなシートアレンジが可能なのか紹介します。

シートアレンジは主に3つ

N-ONEでは主に3つのシートアレンジが可能です。

フルフラットモード
実際に用いると後部座席と荷室を合わせたフルフラットモードになり、奥行き1350mm×幅880mm×高さ880mの巨大な空間が出現。ゴルフバックがすっぽり収納でき、後部座席と荷室との間に段差がなく床面がフラットです。

ソファモード
前席を倒し後席に繋げるとソファモードに変貌します。足を伸ばせる奥行きを確保でき、長旅での休憩の際に役立ちます。

もう一つの荷室の出現
チップアップ機構より後部座席スペースにもう一つの荷室が出現します。テールゲートが開けられない時、荷室には入りきらない高さのある荷物を積載するときなどに役立ちます。

完全フラットを可能にしたホンダの特許技術とは

多くの軽自動車で後部座席を倒すことができますが、フルフラットになる車種は多くありません。しかしホンダの軽自動車のほとんどがフルフラットを実現。その理由は「センタータンクレイアウト」という特許技術です。

通常、燃料タンクは後席や荷室の下に設置され、後席が前席に比べて一段高くなってしまいます。そこでホンダは、燃料タンクを前席の下に配する「特許技術」を活用することで、段差をなくし使用可能な空間の拡大に成功しました。
ホンダ N-ONEには3つものシートアレンジが存在し、どれもワンタッチで操作できます。状況に合わせたシートアレンジを利用することで、使い勝手がさらに増すことでしょう。

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