日産 デイズの多彩なシートアレンジ

新型日産デイズ シート画像

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日産は、2019年3月にデイズを6年ぶりにフルモデルチェンジしたことにより、後席の移動量が増え積載量も向上しました。利便性が高くなったデイズは、日常の足がわりとしてのセカンドカーではなく、今ではファーストカーとして扱われるようになってきました。今回は新型デイズの多様なシートアレンジをご紹介します。

文・PBKK
Chapter
後席(リアシート)の移動力
後席(リアシート)全てを折りたたんだ場合
後席(リアシート)の1つだけ折りたたんだ場合
シートを調節してリラックス

後席(リアシート)の移動力

後席は10段階のリクライニングや前後の移動に加え、背もたれを折りたたむことが可能なことから様々なシートアレンジが可能です。快適さはもちろん荷室の拡張にも役立ちます。

後席を前後に移動するには、後席の足元にあるレバーと背もたれの中央部のレバーを引くだけで簡単に行なえます。ただ、座席のスライドは左右独立で行うことはできません。リクライニングは、それぞれの席の外側にあるレバーを引くことで調整できます。

後席を一番奥まで移動することで、前席との空間は足を組んで座れるほどの広さになります。反対に後席を前席側一番手前まで移動した場合でも、後席と前席との間には十分な空間が保たれており窮屈さは感じません。

後席(リアシート)全てを折りたたんだ場合

後席を折りたたむには、左右の背もたれ外側の角度調節レバーを引きながら、背もたれを前に倒します。折りたたんだシートは必ず固定する位置で使用します。元に戻す時は、背もたれを後方に押し付けてロックします。

後席を折りたたむと、最大奥行き1,400mmの荷室に変わり、大きな荷物や数量が多い荷物でも積み込むことができます。折りたたみは左右独立で行えるため、乗員数や荷物の大きさに応じて柔軟なシートアレンジが可能です。

また、折りたたんだことにより、荷室と後席に若干の高低ができるため荷物の種類によっては積み込みに注意や対策が必要になるでしょう。

後席(リアシート)の1つだけ折りたたんだ場合

後席の折りたたみは、全て折りたたんだ状態と左右どちらか片方だけを折りたたむ状態で使い分けることができます。左右の片側だけ折りたたむことで、乗車できる人数は3人になり倒したシートの分だけ多く荷物を積むことができますし、長さがある荷物などの搭載も可能になることで選択肢が広がります。

シートを調節してリラックス

後席だけではなく、前席のシートをアレンジすることでリラックスできる空間を作り出すことができます。新型デイズの後席は、リクライニングできる角度が大きくないためシートを平らにすることはできません。変わりに前席をすべて平らにすることで足を伸ばせるほどの広さを演出できます。

リラックス空間の作り方ですが、まず、前席のヘッドレストのボタンを押して左右とも引き上げて外します。次に前席の足元にある前後調節移動のレバーを引いたまま、シートをダッシュボード側へ移動します。最後に、前席の背もたれ角度調節のレバーを引いたまま、前席の背もたれを後席側へ倒します。

これでデイズで最もリラックスできる空間の完成です。このシートアレンジは、足を前に伸ばし後席に寄りかかることができますが、車中泊などをする場合は少し手狭に感じるかもしれません。
新型になったデイズのシートアレンジは、広い収納スペースだけでなくリラックス空間も作り出すことができるようになり、仕事でもプライベートでも幅広く使える優れものになっていました。
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