ホンダ N-BOX(エヌボックス)の欠点(デメリット)は?

ホンダ N-BOX

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2015年から2018年までの4年間にわたり軽販売台数でトップを記録したホンダ N-BOX。そのN-BOXが2019年10月4日にマイナーチェンジし発売を開始しました。人気の秘訣は軽自動車とは思えない車内空間の広さ、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を搭載する安全性など多岐に渡ると思われます。

しかし、そんなN-BOXにもいくつかの欠点があると感じました。

文・PBKK
Chapter
高めな価格設定
仕様車によって異なる前席のスキマの有無
個性的な車を求める人には合わない

高めな価格設定

N-BOXの価格は、ベースとなるN-BOX G・Honda SENSINGで141万1300円。ターボ付きだと173万8000円となり、支払い総額で200万を超えるケースも出てきます。後少しで乗用車に手が届く価格です。

競合車種との比較
N-BOX G・Honda SENSING:141万1300円
デイズ Sグレード:129万6900円
タント Lグレード:124万3000円

ターボ付き
N-BOX G・L ターボ Honda SENSING:173万8000円
デイズ ハイウェイスターGターボ:157万8500円
タント Xターボ:158万9500円

この比較を見ると競合車種より10万円強高いことがわかります。最上位グレードにオプションなどを付けると、乗用車より支払価格が高くなる場合もあるそう。税金の面で乗用車より軽自動車のほうが安いというメリットがありますが、悩ましいところです。

仕様車によって異なる前席のスキマの有無

ホンダ N-BOXには、ベンチシート仕様とスーパースライド仕様、スロープ仕様の3種類が設定されています。この仕様は先代にはなく新型からの試みですが、スーパースライド仕様には運転席と助手席にスキマがあり、ベンチシート仕様とスロープ仕様にはスキマがありません。

スーパースライド仕様は助手席が57cm前後し、助手席を後ろにずらせば座りながら後席のお子さんのお世話をしたり、さらに席を前にずらすと後席から運転席へシームレスに移動することが可能です。運転席と助手席の間にスキマによって、自由な移動ができることがわかります。

しかし、ベンチシート仕様とスロープ仕様にはスキマがありません。特に、車いすを積載できるスロープ仕様にはとても不便といえるでしょう。前席と車いすのある後部が分断されていることは、移動中や乗り降りの際に何か支障をきたすことがあるかもしれません。

個性的な車を求める人には合わない

N-BOXは、2015年から2018年までの4年間にわたり軽販売台数でトップを記録したベストセラーカーで、2019年上半期時点で22ヶ月連続新車販売台数第1位にも輝いています。

大人気車種であることから街中で見かけることもしょっちゅうです。外装は、みんなに愛されるデザインを追求。内装は「お気に入りのカフェ」で過ごすような空間をコンセプトにデザインし、リラックスできる空間を実現しています。

多くの人に好まれるシンプルなデザインは長所でもありますが、個性的な車を求める方には合わないでしょう。また、ショッピングモールなどの大規模駐車場に止めると、自分のN-BOXがどれなのかわからなくなってしまう、などの問題もあるそうです。
高性能に比例する高めな価格設定、仕様によって異なる座席配置、シンプルで多くの人に愛されるデザインの3つの欠点を挙げてみました。大人気車種にもこれだけの欠点があることから、車を購入する際には複数の車種を試乗することが大事なのかもしれません。
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