クルマ免停通知を無視しちゃえ!その後待っている罰則とは…

通知

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クルマの運転時にスピード違反などで取り締まりを受けると、違反点数が加算されます。そして加算数が一定に達すると、免停処分が下ってしまいます。

免停処分が下るときは、自宅に免停通知が届きます。今回は免停通知の種類や無視した場合、また免許停止処分者講習についても解説します。

文・PBKK
Chapter
免停通知の種類
免停を無視した場合はどうなる?
免許停止処分者講習について
免停通知がきたら、必ず対応しましょう

免停通知の種類

免許停止通知の種類には、次のようなものがあります。

・出頭要請通知書
・意見の聴取通知書
・裁判所への呼出状

出頭要請通知書は、免停を直接通知するため、対象者に通知場所や日時などを記載して送付される書類です。日数に関わらず、全員に送られてきます。日時の都合が悪い場合は事前連絡して予定変更することが可能です。

意見の聴取通知書は、免停期間が90日以上の場合に送付される書類です。1回の違反で免停扱いになったときに送られ、その違反を犯した理由などを聴取されます。聴取で納得のいくやむを得ない理由が分かった際は、減刑処分を受ける場合もあります。

最後の裁判所への呼出状は、極めて重大な違反を犯した際に送付されます。送付された方は裁判にかけられることになります。

免停を無視した場合はどうなる?

もし、免停を無視してしまった場合は、重い罰を受けなければなりません。最悪、免許取り消しに繋がる恐れもあります。

免停は免許センターに出頭し、免許証を預けた時点で免停期間がスタートします。そのため、通知を無視して免許証を持ち続けている場合でも運転を続けることはできます。

ただし、免停処分には時効がなく、処分を受けない限り違反点数はリセットされません。そのため、通知を受けた状態で事故を起こしたりして警察に取り締まりを受けると、免停期間がさらに長くなってしまいます。

さらに何度も通知を無視していると50万円以上の罰金が発生したり、場合によっては自宅に警察が来て逮捕される可能性もあります。免停が来たらおとなしく処分を受けるのが最善です。

免許停止処分者講習について

免停中はクルマを運転できませんが、免許停止処分者講習を受ければ免停期間が短縮されます。免許停止処分者講習は、免停に該当する違反をなくすことを目的にした講習です。教本講義や筆記での適性検査判断、実際の運転指導などが購入内容です。

受講するには期間に応じた、受講料がかかります。警視庁のホームページによると、以下の料金が必要です。

・免停期間30日…11,700円
・免停期間60日…19,500円
・免停期間90日以上…23,400円

受講後にテストを受け、成績がよかった場合には、期間が短縮されることもあります。

免停通知がきたら、必ず対応しましょう

免停中は会社にもクルマで行けなかったりと、生活上大きな悪影響をおよぼします。また免停を無視していると重い罰則が発生する恐れがあります。一刻も早く免許を回復できるよう免停通知には忘れずに対応を行い、免許停止処分者講習もしっかり受けましょう。
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