クルマは最高何万キロまで走れるの?

走行距離1

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自動車は使えば使うほど、どんどん消耗していきます。一体クルマは最高何万キロまで走行できるのでしょうか?

今回は車の走行距離などについて分かりやすく説明していきます。

文・PBKK
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一般的には10~15万kmが目安
メンテナンスすれば、目安以上の走行が可能

一般的には10~15万kmが目安

自動車買い替えのタイミングは、10~15万km当りが一つの目安となっています。自動車の寿命は、一般的にエンジンの寿命とイコールにして扱われます。

クルマの動力を作り出すエンジンは10~15万km当りで「タイミングベルト(シャフトの回転を調整する部品)」が切れたりして故障し、使えなくなると言われています。エンジンを交換すると、高い場合は100万円以上になるケースもあります。

このようにエンジンが故障するとかなり高額の費用がかかる場合があるので、クルマも寿命が来たと考えられます。ちなみに国内ドライバーの平均走行距離は1年間で1万キロほどと言われています。

単純計算だと1万キロ×10年=10万キロとなり、10年目に何かしらの故障の兆候が現れる可能性があります。「今のクルマに乗り始めて10年経過している」という方は、エンジン回りなどをチェックしておきましょう。

メンテナンスすれば、目安以上の走行が可能

クルマが寿命を迎える走行距離の目安は10~15万キロと言いましたが、しっかりとメンテナンスを行えばそれ以上走れます。クルマをメンテナンスする際は、次の個所を確認してみましょう。


タイミングベルト
タイミングベルトがひび割れたまま走行すると、さらに故障が広がってしまう原因になります。まずはタイミングベルトがひび割れていないか定期的にチェックを行い、ひび割れた場合は整備工場に持ち込み交換を依頼しましょう。交換には数万程度かかります。

エンジンオイル
各エンジンパーツ稼働の際潤滑や冷却などの役目を果たすエンジンオイルも、放っておくとエンジンの稼働に異常をきたし、故障につながる原因になります。エンジンオイルも定期点検を行い、ドロッと全体的に濁っていたら新しいオイルに交換しましょう。交換は数千円程度で可能です。

タイヤ
クルマのスリップを防ぐため、タイヤには溝が設けられています。この溝が1.6mmになると大変危険な状態になるので、交換しないまま走行するのは禁止になっています。タイヤについては32,000kmほど走行すると寿命が来ると言われているので、その前に余裕をもってタイヤを交換し、安全な走行ができるように準備しておきましょう。整備工場への持ち込み交換の場合、タイヤ一本当たり数千円程度かかります。

バッテリー
バッテリーも経年劣化します。2~3年ごとに寿命が来ると言われているので、該当する方は交換を検討しましょう。交換費用は、純正品の場合は数万円程度かかります。
クルマの走行距離は10~15万キロほどと言われていますが、メンテナンスにより距離は伸びます。ぜひ定期的なチェックを欠かさず行ってください。
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