クルマがリコール対象になった時の対処方法

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愛車のリコールお知らせ通知が届いた経験はありますか?お知らせ通知には、どの部分がリコール対象になっているのか記載してはいるものの、重大なものではなければつい後回しにしがちです。リコールは重大なものから軽いものまで様々ですが、早めに対処しておくことが大切。

今回はリコール通知が届いた場合の対処方法をご紹介します。

文・PBKK
Chapter
そもそもリコールとは、一体なんなのか
リコールになったときの対処手順
リコールを放置しているとどうなる?

そもそもリコールとは、一体なんなのか

愛車がリコールの対象になった場合は必ずメーカーからの通知が来ます。車種によっては毎年のようにリコール通知が届くことも珍しくはないようです。初めてリコール通知が届いた方にとっては、「発火の恐れあり」「制御不能の恐れあり」などと記載されていたら不安になるのも仕方がありません。

まずは、リコールとは何なのかを理解しておく必要があります。リコール制度とは設計・製造過程で何らかの欠陥が見つかった場合、その欠陥部分をメーカーによって回収交換または修理を無償ですることです。

リコール届出は2つのパターンがあり、「自動車メーカー自らの判断により報告する場合」と「所有者が事故や不具合を国土交通省に報告し、メーカーに勧告・命令する場合」があります。どちらも保安基準に適合していなかったり、適合しなくなる恐れがある場合にリコール制度が適用されます。

リコールになったときの対処手順

リコールは事前予約をしていなければ対応してもらえないため、きちんとした対処手順で進めていく事が大切です。

1.ハガキが届いたらまずはディーラーに電話する。
(車検証とリコール通知書を手元に用意)
2.お互いの都合に合わせて入庫日の日時を決める。
(部品注文が必要な作業は入荷次第)
3.作業時間が記載されているので代車が必要かどうかを決める。
(リコール内容によっては数時間~数日かかる)
4.リコール作業完了
(無償のため自己負担は無し)

これらの手順が一般的な流れとなります。もし、リコールの対象となった場合には、このような手順で対応しましょう。

リコールを放置しているとどうなる?

走行には全く関係のないリコールも多く、リコール通知が届いてもつい放置してしまう人も少なくないようです。走行には関係ないからとリコールを数年も放置していた場合でも、メーカーはきちんと対応してくれます。

実はリコールには期限がもうけられておらず、全ての対象車種のリコール作業が終わることで期限が終了となるのです。また、車検に関しては保安基準に関わる内容のリコールであれば車検が通らず、必ずリコール部分の改善が必須となってきます。

それ以外のリコール内容であれば、保安基準と関係ないため無事に車検が取得できます。
リコールを無視したため重大な事故につながる可能性もあります。リコール通知が届いたらまずはディーラーへ相談し、急ぎで対処したほうが良いのか車検時に対処しても間に合うのかを必ず確認してみましょう。
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