プリウスのラゲッジ、4WDと2WDの3つの違いを画像で比較

トヨタ プリウス 2016

※この記事には広告が含まれます

フルモデルチェンジをして4代目となったプリウス(Prius)では、初めて4WD車が用意されました。北海道など積雪地域では、やはり4WD車の方が人気が高いみたいですね。そんなプリウス(Prius)の4WD車と2WD車では見た目に大きな違いはありません。唯一の違いは4WDのリア(後ろ側)に”E-Four”のエンブレムがあるくらい・・・。ただ、4WDと2WDのラゲッジ・トランクを見てみると明らかに違う。そんなプリウス(Prius)の4WD車と2WD車のラゲッジ・荷室の違いを画像を使って比較してみたいと思います。

2016/7/29
Chapter
プリウスの4WDと2WDのラゲッジ比較
違い1:荷室容量が良いのはプリウスの2WD!?
違い2:後部格納時の使い勝手は4WDの方が良い!?
違い3:床下収納のデザインも異なる!?
スペアタイヤを装備すると床下収納は異なる?

プリウスの4WDと2WDのラゲッジ比較

プリウス(Prius)の2WDのラゲッジ・トランクは、このようにデザインになっています。
一方、4WDのラゲッジ・荷室はこのようなデザインになっています。
ラゲッジスペースの開口部などを見ても大きな違いは、なさそうですよね。しかし実際にラゲッジルーム・トランクの内部を確認してみると、大きな違いがありました。

違い1:荷室容量が良いのはプリウスの2WD!?

プリウスの4WDと2WDのラゲッジ・トランクの一番の違いは、荷室容量。この2台のモデルの荷室容量はそれぞれこのようになっています。

■プリウスの容量比較
2WD:約502リットル
4WD:約457リットル

プリウスの2WD車の方が約45リットルほど荷室容量が大きくなっています。この2台の荷室容量が異なる理由は、ラゲッジスペースの高さが異なるから。

今回初めて用意されたプリウス(Prius)の4WD車はラゲッジスペースの下の部分に後輪を駆動するモーターなどが装備されているため、2WDよりもラゲッジフロアの位置が高い設定になっています。

実際にプリウス(Prius)の4WDと2WDのラゲッジフロアの位置を確めてみると、思ったよりも違いは大きいです。

こちらが4WD車のフロアの高さ。
そして、こちらがラゲッジフロアの位置が低くなっている2WD車の場合。
このように見比べてみると、2WD車の方がラゲッジの履き出し口とフロアのとの差が明らかに大きいですよね。このようにプリウス(Prius)の2WD車の方がラゲッジフロアの位置が低いため、荷室容量も多くなっているみたいです。

もしプリウス(Prius)の2WD車と4WD車ではラゲッジスペース・トランクのサイズ・容量が異なるので、しっかりと確認した方が良いかもしれませんね。ちなみに2WD車でも新型プリウス(Prius)にメーカーオプションのスペアタイヤを装備するとラゲッジフロアの高さは4WD車と同様になり、容量が少なくなるのでご注意を・・・。

違い2:後部格納時の使い勝手は4WDの方が良い!?

また、プリウス(Prius)の4WD車と2WD車では後部座席を格納した時のラゲッジスペース・トランクの使い勝手が全く異なります。こちらが2WD車の後部座席を格納した時のラゲッジスペースの様子。
そして、こちらが4WD車を格納した時の荷室・ラゲッジスペースのデザイン。
この2つのモデルの違いがわかりますでしょうか?プリウス(Prius)の2WDではラゲッジフロアを低くしたことで、後部座席を格納した部分に大きな段差が出来てしまっています。
この段差は意外と大きく5cm~10cm程度。これはちょっと残念ですよね。重い荷物をクルマのラゲッジに乗せてから、ズズズ~~っと奥へズラしてもこの段差で引っかかってしまいます。

また、家電や家具など少し大きな荷物をこのプリウス(Prius)の荷室・ラゲッジに載せるとこの段差で荷物が斜めになってしまうのもデメリットの一つだと思いました。このように後部座席の座面の部分とラゲッジフロアで大きな段差が出来てしまうのは、プリウス(Prius)の2WD車の大きな欠点の一つです。個人的には後部座席を格納した時は、後部座席の格納部分で段差ができない4WD車の方が使い勝手が良いように感じました。
家電や家具など大きな荷物を頻繁に積む人やこのクルマで車中泊を考えている人は、段差が無い4WD車を選ぶのもアリかもしれませんね。

違い3:床下収納のデザインも異なる!?

また、プリウス(Prius)の4WDと2WDではラゲッジフロアを持ち上げた時に現れる床下収納のデザインも異なります。4WD車の床下収納はこのようなデザインになっています。
一方、こちらが2WD車の床下収納のデザイン。
2WD車・4WD車ともに新型プリウス(Prius)のE以上のグレードに標準装備されているトノカバーを収納できるようなデザインになっているのは共通。しかし、デザインが異なる事によって床下収納力も多少異なるように感じました。私が床下収納の使い勝手が良いと思ったのは、4WD車の方。プリウス(Prius)の4WD車の床下収納では、手前の部分にちょっとした荷物・アイテムを置ける小型の収納スペースを用意。
奥行は少し小さいのですが、横幅・深さは十分で
ちょっとした洗車アイテムや便利グッズは置けそうな感じはしました。

一方、ラゲッジ容量が多い2WD車ではこのような収納スペースはありませんでした。
この事を考えると床下収納は4WD車の方が使い勝手は良いのかなと思いました。

スペアタイヤを装備すると床下収納は異なる?

また、プリウス(Prius)の2WDにメーカーオプションのスペアタイヤを装備すると床下収納のデザインは、異なります。スペアタイヤを装備した時の床下収納はこのようなデザインになっています。
基本的なデザインは、4WD車と一緒。しかしスペアタイヤは床下収納のさらに下に装備されているため、床下収納の中央部分は持ち上げやすいように発泡スチロールで作られていました。
このような配慮はサスガですね^^

ただ残念な事にプリウス(Prius)の4WD車に装備されていた小さな収納ボックスは装備されていませんでした。このようにスペアタイヤを装備するとプリウス(Prius)の床下収納は特別なデザインになるので、ご注意を・・・。
このようにプリウス(Prius)の2WD車と4WD車ではラゲッジの容量や使い勝手が全く異なります。後部座席の格納部した時の段差など使い勝手は全く異なるのでしっかりとラゲッジ・トランクも購入前にしっかりと確認してみてくださいね。

ちなみに、先代モデルからの乗り換えの人の話を聞くと、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手は先代モデルの方が良いと答える人が多いみたいですよ。

 

 
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細