ああ懐かしのハイソカーブーム!当時はどんな車が流行った?

トヨタ ソアラ 初代 1981

※この記事には広告が含まれます

ハイソカー…そう聞いてピンときた方はバブル時代に青春を過ごした方なのではないでしょうか?厳密な定義などがないハイソカーですが、ハイソカーと呼ばれるクルマの特徴や装備の数々をご紹介していきます。

文・西川昇吾
Chapter
ハイソカーのハイソって…?
ハイソカーの特徴

ハイソカーのハイソって…?

1980年代からバブル期まで国産高級乗用車を表す言葉として流行ったハイソカー。

何となく口にする言葉かもしれませんが、ハイソカーという言葉にはどのような意味があるのでしょうか?ハイソカーという言葉の「ハイソ」はハイソサエティー(high society)の略で本来は「上流社会」という意味です。

ハイソという言葉は日本社会の俗語なので明確な起源や意味は不明ですが、日本がバブル景気にさしかかった1980年代ごろから上流階級向けの高級なものや、贅沢で品があるものなどを指す言葉として使われ始めました。そんなイケイケな時代に誕生した一部の国産高級車がハイソカーと呼ばれていました。

ハイソカーの特徴

「一部の国産高級車」と先にご紹介しましたが、一体どんなクルマがハイソカーと呼ばれていたのでしょうか?エクステリア&インテリアデザインの特徴や「ハイソカーあるある」な各種装備などをご紹介していきます。

特徴1:3ボックス形状のセダン(一部クーペも含む)

まずハイソカーの特徴として挙げられるのがボンネット・乗車空間・トランクときっちり3つに分かられた3ボックスのボディ形状ということ。

これはハイソカーと呼ばれたセダンとクーペ全車に共通しています。

つまりクーペでもソアラやレパードなどのセダンに近い角ばったデザインのノッチバッククーペの車種はハイソカーと分類されることが多かったのですが、スープラやRX-7などのファストバッククーペはハイソカーと分類されることはあまりありませんでした。

特徴2:白いボディーカラーにワインレッドの内装色

これは全車に限った話ではないですが、当時のハイソカーの定番は白いボディーカラーにワインレッドの内装というのが定番でした。

というのもハイソカーブームの中心的存在であるマークⅡにラインナップされた「スーパーホワイトⅡ」が大ヒット。そしてこれにワインレッドの内装色を合わせるのが当時の定番となりました。

白いボディーカラーにワインレッドの内装を組み合わせたマークⅡ・チェイサー・クレスタのマークⅡ三兄弟が当時は多く街を走っていましたね。

特徴3:デジタルメーター

当時の国産高性能車や高級車の代名詞ともいえるのがデジタルメーターです。

今でこそメーターパネルが大きな液晶画面になっており、様々な車両情報が映し出されますが、ハイソカーのデジタルメーターといえば緑の液晶でデジタル表示されるスピードメーター、そしてゲージのように移動するタコメーターでした。

デジタルメーターは全グレードに装備された訳ではなく、上級グレードのみに装備された場合も多く、オーナーには自慢のポイントであることも多かったようです。

特徴4:最新鋭や高性能な装備

ターボチャージャや電子制御サスペンションなどの当時最新の技術や高性能な装備がトップグレードのハイソカーにおごられることが多くありました。

【あぶない刑事F31 レパード&初代レジェンド 編】昭和のバブル完全カムバック!!土屋圭市がデートカーを相沢菜々子、沢すみれ、橋本洋平と一気乗り!

【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細