輸入コンパクトカーにあって国産コンパクトカーにない装備とは?

フォルクスワーゲン up!

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BMW、フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ、プジョーなど日本で販売されている輸入車で人気のあるジャンルの1つが「コンパクトカー」です。軽自動車ではパワーやスペースなどにやや物足りなさを感じ、セダン・SUVは大きさや価格がネックといったところで、コンパクトカーは日本の道路事情に相性がいいクラスです。なかでも輸入コンパクトカーは、走行性能や装備類が国産車に比べて充実していたりします。今回は、そんな輸入コンパクトカーにあって国産コンパクトカーにはない、もしくは輸入車が先に導入した装備を紹介します。

文・栗原淳
Chapter
自動ブレーキシステムといった安全装備
スポーツカーに負けず劣らずのハイパワーユニット
カラフルなインテリア
コンパクトカーといっても安っぽさはもうない。

自動ブレーキシステムといった安全装備

今でこそ軽自動車にも装着されている衝突回避・軽減の自動ブレーキシステム。コンパクトカーのクラスで最初に導入したのは2012年のフォルクスワーゲン up!です。30km/h以下で走行中に前方の障害物をレーダー検知し自動ブレーキが作動する「シティエマージェンシーブレーキ」を装備しました。

また、サイドエアバッグ/カーテンエアバッグも欧州車はグレード問わず標準装備されていることが多いですが、国産車ではグレード別かオプション装備というのがほとんどです。

スポーツカーに負けず劣らずのハイパワーユニット

日本のコンパクトカーは燃費といった環境・経済性を優先した設計で開発されます。日常の生活に欠かせないだけに決して安くないガソリンをなるべく消費せずに長い距離を乗りたいというのは当然です。ですが、せっかくそれなりのお金を使って購入したクルマ、コンパクトカーでも運転の楽しさを味わいたいと思う人もいると思います。

そこは輸入コンパクトカーが一歩リードしています。BMW MINIには足回りとエアロ周りをスポーティーにしただけではなく、170kW(231PS)を発揮する2.0L 直列4気筒ツインパワー・ターボエンジンを搭載した「ジョンクーパーワークス」というグレードが用意されています。

フォルクスワーゲン ゴルフの弟分の「ポロ」にもスポーツグレードの「GTI」がありますね。イタリア・フィアット社のコンパクトカー「500」にもスポーツブランド「アバルト」のチューニングが施された「アバルト595」が販売されています。

カラフルなインテリア

国産のコンパクトカーのインテリアは、機能性は高いですが良くも悪くもやや地味な感じ。一方の輸入車、例えば、スマートやルノー トゥインゴなどのインテリアは独特でポップです。またボディカラーと同色に塗られた樹脂パーツが装着されていたりオシャレ度は高いですね。

コンパクトカーといっても安っぽさはもうない。

一昔前のコンパクトカーは、"移動するための道具感"が出ていましたが、現在の輸入・国産のコンパクトカーは安全装備・快適装備など上位クラスのクルマとほぼ変わらないほど充実しています。

輸入コンパクトカーはその中でも走りの部分やデザイン性で個性的なので、もしコンパクトカーを購入予定という方は輸入車も選択肢に入れてみてはいかがでしょう?

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