維持費が安いおすすめ現行国産スポーツカー4選
更新日:2019.09.02
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スポーツモデルを買ったならガンガン走りたいし、程度はともかくとして手も加えたいものである。しかしそのクルマのランニングコスト(税金などの維持費、ガソリン代に代表されるクルマが走るための費用)が高いと、「持っているだけで精一杯」という本末転倒な状況にもなりかねない。そこで当記事ではランニングストが安い現行スポーツモデルをピックアップしてみた。
文・永田恵一
文・永田恵一
- Chapter
- アルトワークス
- スイフトスポーツ
- ノートNISMO e-POWER
- ロードスターソフトトップ
アルトワークス
軽乗用車の自動車税は値上げされても1万800円と安い。
その中からランニングコストの安いスポーツモデルを挙げるならやはりアルトワークスだ。アルトワークスはレギュラーガソリン指定で実用燃費はリッター20km近く、タイヤも15インチと小さく安い。さらにクルマ自体も新車でも約150万円、本当に安いのかは別として100万円程度から中古車も選べ、エントリードライバーには文句なしの存在だ。
その中からランニングコストの安いスポーツモデルを挙げるならやはりアルトワークスだ。アルトワークスはレギュラーガソリン指定で実用燃費はリッター20km近く、タイヤも15インチと小さく安い。さらにクルマ自体も新車でも約150万円、本当に安いのかは別として100万円程度から中古車も選べ、エントリードライバーには文句なしの存在だ。
スイフトスポーツ
スイフトスポーツは歴代ランニングコストが安いスポーツモデルの代表となるモデルで、現行モデルも1.4リッターターボなのでコンパクトカーのスポーツモデルではブッチ切りの速さを持ちながら実用燃費はハイオクガソリンというハンデはあるがリッター15km程度、タイヤは17インチなので安くはないが、インチダウンするという手もある。
価格は200万円以下でアダプティブクルーズコントロール&自動ブレーキも付き、普段は安全に、サーキットまでの高速道路は楽に移動できると、こちらも文句の付けようがない。さらに200万円+カーナビ代くらいで買えるほぼ新車と言える登録済中古車の存在も嬉しい。
また本題からは外れるが、スイフトスポーツは現行以外の中古車も多く、大学生などが「最初のクルマに安い二世代前のスイフトスポーツを選ぶ」といった買い方ができるのも、スイフトスポーツの重要な存在意義だ。
価格は200万円以下でアダプティブクルーズコントロール&自動ブレーキも付き、普段は安全に、サーキットまでの高速道路は楽に移動できると、こちらも文句の付けようがない。さらに200万円+カーナビ代くらいで買えるほぼ新車と言える登録済中古車の存在も嬉しい。
また本題からは外れるが、スイフトスポーツは現行以外の中古車も多く、大学生などが「最初のクルマに安い二世代前のスイフトスポーツを選ぶ」といった買い方ができるのも、スイフトスポーツの重要な存在意義だ。
ノートNISMO e-POWER
ハイブリッドのノートNISMO e-POWERは標準で約250万円、動力性能が向上するSだと約270万円と、クルマ自体は安くない。
しかしファミリーカーとしても使える広さと普通に乗っていればリッター20kmは固いであろう燃費、そしてアクセルオフによる適度なエンジンブレーキで停止までできるワンペダルドライブを含めた電動車らしい新鮮さやエンジン車とは違った速さを総合すると、比較的安い出費で楽しめるクルマと言える。
しかしファミリーカーとしても使える広さと普通に乗っていればリッター20kmは固いであろう燃費、そしてアクセルオフによる適度なエンジンブレーキで停止までできるワンペダルドライブを含めた電動車らしい新鮮さやエンジン車とは違った速さを総合すると、比較的安い出費で楽しめるクルマと言える。
ロードスターソフトトップ
ロードスターも歴代スイフトスポーツと並ぶランニングコストが安いスポーツモデルだ。
現行モデルからはランニングコストを気にする人でも何とか買える価格の1.5リッターエンジンを搭載するソフトトップが当てはまり、ソフトトップなら燃費はリッター15km程度、タイヤは16インチと許容できる範囲のランニングコストで、オープン走行からスポーツ走行まで長い時間楽しめるだろう。
現行モデルからはランニングコストを気にする人でも何とか買える価格の1.5リッターエンジンを搭載するソフトトップが当てはまり、ソフトトップなら燃費はリッター15km程度、タイヤは16インチと許容できる範囲のランニングコストで、オープン走行からスポーツ走行まで長い時間楽しめるだろう。
永田恵一
1979年生まれ。26歳の時に自動車評論家 国沢光宏氏に弟子入りし、3年間の修業期間後フリーランスに。得意分野は豊富なクルマの知識を生かせる原稿。自動車メディア業界には数少ないこの世代のフリーランスとして、歩みは遅いが着実に前進中。愛車はトヨタ86、V12エンジン搭載のトヨタセンチュリー、スバル製のサンバートラック、スズキグラストラッカー(250㏄のバイク)と、雑食というか好みがよく分からないメンバーと暮らしている(笑)。