サイドシルに引き込まれる!? ドアが個性的すぎる車4選

ケーニグセグ

ケーニグセグ レゲーラ

スウェーデンのスーパースポーツメーカー、ケーニグセグ。そのケーニグセグが各モデルに一貫して採用しているのが、この「ラプタードア」です。このラプタードアという名前は通称であり、正式名称は「ディヘドラル・シンクロ・ヘリックス・ドア」という長い名前となっています。

ドアが外側にせり出し、そこからドア後部が持ち上がり、最終的にはドア全体が地面と垂直状態になるという機構であるため、ドアを開けるときは縁石などにぶつけないように注意しなくてはいけません。このラプタードアはケーニグセグの一つのアイコンとも言えます。

BMW Z1

BMW Z1

1989年にデビューし、8000台のみ生産されたZ1。このクルマのドアはサイドの上半分がサイドシルに電動で収納されるというシステム。ドア開閉部分がサイドシルに引き込まれていく姿は、まるでSF映画の乗り物のようです。ドアが横に開いたり、上に開いたりするクルマはありますが、下に開くというクルマはBMW Z1だけでしょう。

ドアが全開の状態でも開口部の最下部が高く、ドア上部がしまわれるためサイドシルは必然的に太くなります。そのため、乗りこむ難易度はスポーツカーの中でも随一と言えるでしょう。

ちなみにこのドア、背が高いため開けたままでも衝突安全性が確保されていましたが、アメリカでは開けたままの走行は違法でした。

BMW イセッタ

BMW イセッタ

元来イタリアの自動車メーカー・イソ車で生産されたイセッタ。1940年から1950年まで様々なメーカーから生産されたバブルカーの一種。バブルカーとはキャノピーなどを取り付けた超小型車が泡に見えるから付けられた愛称で、なんともキュートな車種ばかりなのです。

BMWが生産していたBMW イセッタは、ライセンス生産により世に送り出されたモデルです。イセッタはボディのサイド部分にドアが取り付けてあるわけではなく、フロント部分に取り付けられています。ドアを開けるとドアに取り付けられているステアリングやステアリングシャフトの一部もドアと共に前へ倒れる、というとっても変わった開閉システムなのです。

ホールデン ハリケーン

ホールデン ハリケーン

最後に紹介するのは残念ながらコンセプトカーで終わってしまったモデルのホールデン ハリケーンです。オーストラリアの自動車メーカーホールデン。そのホールデンがスーパーカーを世に送り出そうとし、1969年に発表されたコンセプトカーがこのハリケーンです。

当時のヨーロッパ製スーパーカーをも凌駕する性能を持っていたとも噂されるハリケーンですが、そのドアの開き方は世界中の全てのクルマを凌駕するとも言えます。Aピラーがなく、フロントウィンドウとサイドウィンドウが一体となり、キャノピーそのままのウィンドウと共に、ルーフ、サイドの上部が開くのです。

こんなに大きな面積が開いたら重たいでしょうが、コンセプトカーでそんな夢のないことを言ってしまえばナンセンスでしょう。

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