料金所のおじさん、どうやって通勤しているの?ー高速道路料金所にまつわる謎

料金所

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高速道路などの有料道路にまつわる謎は、料金やサービスに関しては各社がホームページに「よくある質問」というコーナーを設けていて、ある程度解決できるはずだ。たとえば、「料金所でお金が足らなかったらどうする?」といった質問もある。ここでは、高速道路の料金所などにまつわる謎、疑問をいくつかピックアップしてみよう。

文・塚田勝弘
Chapter
料金所のおじさん、通勤はどうしてる?
料金所収受業務の時給は?
高速道路料金所でお金が足らなかったら?

料金所のおじさん、通勤はどうしてる?

考えてみれば分かるように、高速道路上にある料金所は、高速道路を使って徒歩や自転車などでは進入できないため、クルマで通勤するのが基本だろう。

ただし、東名高速道路の東京料金所など都市部であれば、駅やバス停なども比較的多いから、公共交通機関を使っての通勤も可能なケースもあるはず。

高速道路の料金所近くには、原則として関係者以外立ち入り禁止の施設があり、こうした施設へのアクセスも関係者だけが利用できる隠し通路や階段などが用意されているケースもある。

料金所収受業務の時給は?

料金所の多くがおじさんで、女性が少ないのも気になるが、ネット検索すると、料金所の収受業務などの募集もあり、もちろん男女ともに募集の対象になっている。

ある募集では、40歳以上活躍中、50歳以上活躍中、制服あり、交通費支給などと掲載されていた。夜間収受業務の場合は、「22:00〜翌5:00の間」など規定があり、あるいは事情に応じて勤務時間も変更してくれる可能性もありそうだ。

なお、業界を問わず人手不足の日本だから、少し検索するだけでも、求人情報が結構出てくる。時給は1000円〜1300円が多く、正社員の募集もあるよう。こうした収受業務を請け負う会社が募集するケースが多いようだ。

当然ながら労働基準法に応じて、食事などをとる休憩時間も決まっていて、食事はお弁当を持参したり、一般道と容易にアクセスできる料金所であれば、外食したりするのも可能だろう。

仕事内容は、料金の収受業務をはじめ、ETCカードの入れ忘れや料金不足、通行券をなくした場合などへの対応などがあり、料金所のボックス内では、暇であってもスマホを見たり、食事をしたりするのは当然ながら禁じられているはず。

高速道路料金所でお金が足らなかったら?

先述した各道路会社の「よくある質問」を見ると、「通行券をなくした場合」は料金所で事務手続きをするそう。利用者から話を聞き、入ったインターチェンジが確認できた場合(カメラで撮影されているので、嘘でないならナンバーなどを確認できる)は、そこからの料金となる。確認できない場合は、最も遠いインターチェンジからの料金となるそう。

また、料金所でお釣りが足らなかった場合(後から気がついたケースだろう)は、料金所名(レーンの位置)、通行時間、不足している釣り銭額、領収書の取り扱い番号などを伝えることで、お客様相談センターで対応するようだ。

高速道路では、多くの料金所でクレジットカードが使えるので、現金が足らなくてもカードで支払いが可能、ETCカードでの支払いもできる(ETCの各種割引制度は適応されない)。

冒頭で例としてあげた「料金所でお金が足らなかった場合」は、先述した料金所の事務室で、名前や住所の確認など手続きをしてから、10日以内に最寄りの料金所に持参するのが基本のようだ。

さらに、ETCカードの入れ忘れや期限切れなど、故意ではなくて不注意などで料金所を突破してしまった場合も、上記のように後日支払いが可能。なお、筆者も一度ETCカードを入れ忘れたことがあり、そのままバーを突破してしまったので、次のサービスエリアにあったサービスカウンターで支払いをしたことがある。

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