ライバルはポルシェケイマン!? 六本木ヒルズで新型アルピーヌに触れるチャンス

アルピーヌ ギャラリー(塚田勝弘撮影)

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カルロス・ゴーン元会長の逮捕以降、ルノー本社がTVなどの報道で映る機会が多くなっている。ルノーのガラス張りの本社ビルには、「ALPINE is back!」という大きなキャッチコピーが書かれている。

復活を果たした新生「アルピーヌ」ブランドは、ルノーによるスポーツブランド、サブブランドといえるもので、新型アルピーヌA110(エーワンテン)が2018年、日本にも上陸を果たしている。

文/写真・塚田 勝弘

※ 2019年2月時点

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの記事を展開している。

塚田 勝弘
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新生「アルピーヌ」に集まる高い期待感
現時点での世界のバックオーダーは3,000台
六本木ヒルズ内に「アルピーヌ ギャラリー」が3月3日までオープン

新生「アルピーヌ」に集まる高い期待感

アルピーヌの正規販売店は、2019年2月15日現在、全国に14拠点設けられており(準備室を含む)、新型アルピーヌA110はもちろん、アルピーヌとはどんなブランドなのかなど、興味を抱く人が数多く訪れているという。

まったく新しいMR(ミッドシップ)の2シータースポーツということで、好事家の耳目を驚かす新型アルピーヌA110。

世界市場の中でも日本の重要性は高く、2018年6月22日に発表、最初に抽選販売された「アルピーヌA110 プルミエール・エディション」は世界限定1,955台のうち、日本に50台割りふられた。1,021名の応募があったというから当たった人は、まさに幸運といえるだろう。

現時点での世界のバックオーダーは3,000台

導入限定車完売後も引き合いが多く、2018年9月21日には、「リネージ」、「ピュア」というカタログモデル(通常販売モデル)を発表している。しかし、2019年2月15日時点で、世界で3,000台ものバックオーダーを抱えているそうで、世界的にタマの奪い合いになっている状況だそう。

先述したように、全国に14拠点あるアルピーヌ正規販売店ではあるものの、試乗を希望する人が多く訪れているという。そうとはいえ、近くに正規販売店がない場合や、都内でもなかなか実車を見る機会はないというケースもあるだろう。

六本木ヒルズ内に「アルピーヌ ギャラリー」が3月3日までオープン

そこで、アルピーヌ・ジャポンは、アルピーヌおよび新型アルピーヌA110 の世界観を深く広くアピールするべく、六本木ヒルズ内(ヒルズカフェ/スペース)に期間限定のショールーム「アルピーヌ ギャラリー」を、2月16日(土)から3月3日(日)までオープンすると発表した。

オープンに先立ち、報道陣に公開された「アルピーヌ ギャラリー」には、新型アルピーヌA110の2台をはじめ、アパレルやミニカーなどのアクセサリーを展示。
専任スタッフがアルピーヌについて質問に答えてくれるという。なお、土日などは混雑しそうだが、予約のうえ来場すると優先的に入場できる。また、予約してから訪れると飲み物やお菓子も提供される。

報道陣を前に、アルピーヌ・ジャポンのCOOのトマ・ビルコ氏は、世界的な人気になっている新型アルピーヌA110をできるだけ早く日本に持ってくるのも使命だと語っていた。
なお、展示車両は、A110ピュア(ブルーアルピーヌメタリック/右ハンドル) 、A110リネージ(グリ トネールメタリック/左ハンドル)の2台。左ハンドル車は、世界的な需要の高まりにより、一旦輸入を終了。日本向けは在庫のみとなっている。価格帯はグレード、ボディカラーにより異なり、790万円〜841万円。
気になる方は、六本木ヒルズに立ち寄って新型アルピーヌA110に触れてみるのもいいかもしれない。なお、専用サイトで試乗(月曜日、火曜日を除く)の申し込みも可能だが、2019年2月15日時点でかなり埋まっている。
■アルピーヌ・ジャポンオフィシャルウェブ
Alpine Japon - アルピーヌ・ジャポン | Official Web Site (alpinecars.jp)
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