気を付けて!セルフスタンドで起こりやすいトラブル4選

セルフ式ガソリンスタンド

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最近多いのがセルフ式のガソリンスタンド。皆さんもよく利用するのではないでしょうか。しかし、結構細かな使い勝手が違っていて、操作にてこずったり、あるいは自分で給油するからこそついやってしまいがちなことなど、あると思います。そこでセルフスタンドで注意しておきたいことをいくつか紹介したいと思います。

文・中込健太郎
Chapter
① 軽油は軽自動車のための燃料ではありません(軽自動車に入れないでください)
② 給油口の向きを確認して停車させましょう
③ 給油キャップの閉め忘れに注意。
④ 釣銭忘れに注意!
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① 軽油は軽自動車のための燃料ではありません(軽自動車に入れないでください)

これは、実際に注意書きがあるスタンドもありますね。なのでまず一応念を押しておきます。軽自動車に軽油は入れないでください。ガソリンスタンドで給油できる油種はたいがいレギュラー(ガソリン)、ハイオク(ガソリン)、軽油の3種類。ほかに少し離れたところでストーブ用の灯油を販売しているケースもありますが、あれは機械が違うので間違いは起こりにくいと思います。

ガソリンはガソリンエンジンのクルマ用の燃料です。しかし軽油は軽自動車のための燃料ではなく、ディーゼルエンジンのクルマに入れる燃料なのです。

レギュラーガソリン仕様のクルマにハイオクガソリンを入れても走ります。ハイオクガソリン仕様のクルマにレギュラーガソリンを入れても、本来の性能は発揮できないかもしれませんし、長い間継続していると故障しやすくなるケースもあるかもしれませんが、まあ、エンジン自体動くには動くでしょう。

しかし、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンは根本の原理が違うので、ディーゼルエンジンにガソリンを入れても、ガソリンエンジンに軽油を入れてもエンジン自体が動かないのです。万が一これをした場合、一度すべて抜き取るなどの作業が必要になります。十分に注意したいものです。

② 給油口の向きを確認して停車させましょう

例えば複数台所有のオーナーさんなどは起こりやすいかもしれませんが、給油口の位置、どっちだったかなということはないでしょうか。右側だったか左側だったか…。

じつは燃料系のところにある給油機マークの横に、▶◀といった方向を示す印がついています。これを確認してからクルマを停めましょう。給油機によっては反対側に停めても届くくらい長いホースの機械もありますが、なかには長さが足りず、しっかりと給油口にノズルを差し込むことができず、吹きこぼしの原因になったりすることもあります。これは当然危険です。

ちょっとした油断や無理が思わぬ事故の原因に。気を付けたいものです。

③ 給油キャップの閉め忘れに注意。

クルマによってはヒューエルリッド(ボディについている給油口の蓋)と一体型のものもあるようですが、給油する際に外した給油キャップの閉め忘れには注意しましょう。

最近のクルマは逆流がされないような機能を持ったタンクのクルマもありますが、揮発性のある燃料タンクが大気解放されているようなものです。燃料をまき散らして走っていたらそれが危険なことはお分かりいただけるでしょう。給油キャップの閉め忘れには十分注意しましょう。

④ 釣銭忘れに注意!

給油を終了し、機械によってはそこからお札も小銭もそのままダイレクトに出てくる給油機もありますが、少なくないのがレシートの下にバーコードがあり、釣銭精算機にかざしてお釣りを受け取りにいかねばならないタイプのスタンド。これをもらい忘れないように是非注意していただきたいものです。

そんなことないだろうと思っていました。しかし、お手洗いに行ったり、何か別のことをしなければならないときなど、ないとは言いきれません。というのも、じつはお恥ずかしながら、そんな体験を筆者自身したことがありました。あの時は先を急いでいたので少し慌てていたのが一番の理由です。

私がもらい忘れたのは、何かのついでに取りに伺うことのできない遠方のスタンド。こんな時はレシートを確認、運営会社を調べてそこに問い合わせフォームからメールをしました。

「何月何日どこそこのスタンドで何時何分に(油種)を給油したのですが、お釣りをもらい忘れてしまいました。レシート番号○○○○○○…です。どうしたらいいでしょうか?」と書いて送ったところ、「お近くでお寄りいただければ店舗でお支払いしますし、難しいようでしたら口座情報をお知らせください。振込手数料をご負担いただければお振込みいたします。」との回答が来ました。

週末をはさんではいたものの、無事に数日後に振り込まれていました。全てのスタンドが同じ取り扱いではないかもしれませんが、方法はあるということです。落ち着いて対処しましょう。でも、その場で受け取ればしなくていい手続き。ぜひ、セルフ給油で特に注意していただきたいところです。

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