旧型Gクラスオーナー3名による約1週間乗って感じた新型Gクラスの正直な感想…その進化と改善点は?

改善すべき点はある?

ここまでほとんどがいい点として映っていますが、ちょっと改善してほしいなと思うことも数は少ないながらもあります。

半ドア

メルセデス Gクラス(山里撮影)

旧型でもそうでしたが、半ドア率がとても高いです。これは、Gクラスらしさとして認識されているドアを閉める際の例の「ガチャ」という音を残すために、原始的なドアロック機構を備えているためです。

新型Gクラスは車体が軽量化されており、ドアも例外なくアルミを使用した軽量なものを採用した結果、かなりの力で最後まで押し込まないと半ドアになってしまうという弊害が発生。初めて閉める方は必ずといっていいほど半ドアになると言っても過言ではありません。

バックカメラ

メルセデス Gクラス(山里撮影)

旧型Gクラスに乗っていた方のほとんどが、バックカメラに不満をお持ちだったのではないでしょうか?そうです、あの大きな大きなスペアタイヤカバーのせいでカメラの視界がほとんど奪われてしまっていました。

新型では改善され、バックカメラがスペアタイヤカバーの下に着いたのです。改善されてよくなったのならなぜ要改善にあげたのかって?それは、視界的には改善されたのですが、今度はモニターにスペアタイヤカバーが映らないせいで、ギリギリまで下がると先にスペアタイヤカバーが壁にあたってしまうようになったのです。スペアタイヤカバーにかなりの奥行があるだけにこれは相当危険です。

とはいうものの360度カメラも備わっていますので、バックカメラの画面だけをみてぶつけてしまうという確率は相当低いとは思われます。

まとめ

近年のSUV全盛におけるGクラスの優位性、それはやはり軍事利用という明快な用途に対応するために生み出されたという本質と、そこからくる究極の本物志向にあるのだと思います。それはやはり、どこかマーケティング先行で生み出されがちな近年のSUVとは一線を画す存在感としてあらわれています。

今回の新型Gクラスもメーカーがフルモデルチェンジとは言わず改良と表現している通り、時代に応じた一部の進化であって、核心となるコンセプトはその外観同様で何一つ変わっていません。そのことが使うたびに随所から感じ取れて、思わず安心して嬉しくなってしまいました。

約40年間、これだけ時代が変わっても変わらずにいることが認められる大変稀有な存在でしょう。

Gクラスに関する記事

Gクラス史上もっとも低燃費!新しいG350dはどう進化した?
マイバッハG650ランドレー、メルセデス・ベンツGクラスとどう違う?
メルセデスGクラスはセレブ向けのファッションアイテムではない!
メルセデス Gクラスの維持費はどれぐらいかかるのか?

関連キーワード

この記事をシェアする

関連する記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives