ジャパンキャンピングカーショー2019で見つけた、キャンピングカーのおもしろ機能たち
更新日:2022.12.08
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年々、快適性能が上がっているキャンピングカー。もはや家といえるような内容であったり、キャンピングカーならでは、という機能がいっぱいあります。
先日行われた「ジャパンキャンピングカーショー2019」で見つけたそんな機能を紹介します!
文/写真・栗原祥光
先日行われた「ジャパンキャンピングカーショー2019」で見つけたそんな機能を紹介します!
文/写真・栗原祥光
電気は当たり前!エアコン完備で夏冬安心
▶︎家庭用のエアコンを搭載したキャンピングカーも!
キャンピングカーの多くに追加のバッテリーが搭載されています。以前は鉛蓄電池でしたが、技術の発達により、現在ではより小型で大容量のリチウムイオン電池が主流となっています。
キャンピングカーの多くに追加のバッテリーが搭載されています。以前は鉛蓄電池でしたが、技術の発達により、現在ではより小型で大容量のリチウムイオン電池が主流となっています。
▶︎白い箱がリチウムイオン蓄電池。これを銀色のインバータによって100Vの交流に変換する
これによりエアコンや電子レンジ、IH家電、ドライヤーといった電力を必要とする電化製品を車内で搭載できるようになりました。炊飯釜を車載すれば、外でご飯を炊くこともできます!
これによりエアコンや電子レンジ、IH家電、ドライヤーといった電力を必要とする電化製品を車内で搭載できるようになりました。炊飯釜を車載すれば、外でご飯を炊くこともできます!
▶︎小型の電子レンジ。トーストを焼くのも簡単です。
▶︎除菌や消臭効果のあるプラズマクラスターイオン発生機
充電は走行中に行うほか、家庭の充電コンセント、そして天井に取り付けたソーラーパネルで行うとのことで、容量によっては一晩中エアコンを付けていても全く問題ないそうです。
充電は走行中に行うほか、家庭の充電コンセント、そして天井に取り付けたソーラーパネルで行うとのことで、容量によっては一晩中エアコンを付けていても全く問題ないそうです。
▶︎屋根にソーラーパネルを取り付けたキャンピングカー
ワンボックスを架装したキャンピングカーだけでなく、軽自動車を改造したキャンピングカーでも搭載しているモデルもあり、まさに小さな部屋といったところ。これなら暑い夏や冬でも快適に車中泊ができますね。
ワンボックスを架装したキャンピングカーだけでなく、軽自動車を改造したキャンピングカーでも搭載しているモデルもあり、まさに小さな部屋といったところ。これなら暑い夏や冬でも快適に車中泊ができますね。
冷蔵庫は後付け可能!氷もできて温かいお茶も。
▶︎冷凍・冷蔵・温蔵可能な冷蔵庫(モデル:羽瀬萌@hasemegu01231)
車載用の冷蔵庫も進化。シガーライターソケットとつなげるだけで動く車載冷蔵庫が登場しています。中には氷を作ることができるほか、お茶を温めることができるモデルも!大きさも車両に備え付けるものから、ちょっと大きなクーラーボックスのサイズまで多種用意されており、小さなモデルなら普段はオフィス机の下に置いて冷蔵庫として、キャンプの時は車載してという使い方もできます。
車載用の冷蔵庫も進化。シガーライターソケットとつなげるだけで動く車載冷蔵庫が登場しています。中には氷を作ることができるほか、お茶を温めることができるモデルも!大きさも車両に備え付けるものから、ちょっと大きなクーラーボックスのサイズまで多種用意されており、小さなモデルなら普段はオフィス机の下に置いて冷蔵庫として、キャンプの時は車載してという使い方もできます。
▶︎クーラーボックスサイズの車載冷蔵庫も(モデル:羽瀬萌@hasemegu01231)
調理施設も完備。水道が使えます!
調理施設も完備。水道が使えます!
キャンピングカーが多くは、調理場であるシンクを備えています。多くはIH機器ですが、中にはLPガスを使って、より強い火力が出せるモデルもあります。また蛇口を用意されているモデルも多く、野菜を洗うことも可能です。
室内で調理をすると匂いが充満しますが、それも換気扇を使えば大丈夫。またシンクをそのまま外に向けることができるモデルもありました。
室内で調理をすると匂いが充満しますが、それも換気扇を使えば大丈夫。またシンクをそのまま外に向けることができるモデルもありました。
ワンちゃんの足元を綺麗に!足洗い場も装備
愛犬と一緒にキャンプ場につれていきたい!特に老犬をかかえている家庭では、ペットホテルに預けることに抵抗があるようです。実際に、高速道路の多くでは、ドッグラン施設が用意されており、愛犬と一緒に車でおでかけすることは珍しいことではなくなりました。
そこで気になるのは、遊んだ後そのまま車に乗せると車内が汚れるということ。そういった需要に応えて、小さな足洗い場を備えたモデルもあります。また勝手に出ないように檻を用意しているモデルもありました。
まるでホテル!? ラグジュアリー感ある装備も
多くのキャンピングカーはテーブル席と簡易的なベッドを搭載するという構成ですが、中には「夫婦での旅行」にターゲットを絞ったモデルも。車内を見ると、大きなベッドが2つならび、ちょっとしたホテルのようになっています。
中央のベッドサイドテーブルには、冷蔵庫のほか、引き出し式のテーブルが備えられ、ベッドを椅子代わりに使うというものです。車両込みで800万円と高額ですが、快適な車中泊が過ごせそうです。
また車内に取り付けるソファも大きく進化。まるで飛行機のファーストクラスのようなモデルも登場しています。
中央のベッドサイドテーブルには、冷蔵庫のほか、引き出し式のテーブルが備えられ、ベッドを椅子代わりに使うというものです。車両込みで800万円と高額ですが、快適な車中泊が過ごせそうです。
また車内に取り付けるソファも大きく進化。まるで飛行機のファーストクラスのようなモデルも登場しています。
レカロの親会社が制作し、日本導入を予定しているこのチェアは、右手のタッチパネルでマッサージ機能やシートヒーター、ベンチレーションのほか、シートの硬さが調整できる一品。さらに後部には空気清浄機の機能も備えているそうです。ミニバンやワンボックスにも取り付け可能とのことでした。
まるで家か、それ以上の装備もあるキャンピングカー。ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。