平成に誕生するもすぐに消えてしまった短命のクルマ5選 Part.2

トヨタ bBオープンデッキ(2001年6月から2003年3月)

トヨタ bB 2000

※写真はbB(トールボックスデザイン)

bBはクルマの機能に加えて移動空間というキャラクターが強かったクルマで、その初代モデルにはリアを荷台としたピックアップトラックのようなオープンデッキもあった。

荷台に加え観音開きのドアを持つなど楽しげな雰囲気を持ち、汚れ物や濡れものも気にせず荷台に積めるというメリットを持つbBオープンデッキであったが、如何せん荷台は小さく、かつ雨が降ったら濡れてしまうという弱点もあったため普遍性はなく、短命に終わってしまった。

トヨタ Will Vi(2000年1月から2001年12月)

トヨタ Will Vi

Willは20世紀末にトヨタ、パナソニック、花王、アサヒビール、近畿日本ツーリストといった異業種が合同で行ったニッチ商品を手掛けるプロジェクトであった。トヨタは当然ながらその中でクルマを担当。

初代ヴィッツをベースに第一弾として登場したVi最大の特徴は、クリフカットと呼ばれるリアウインドウを切り落としたカボチャの馬車のようなデザインであった。

しかし、あまりに奇抜すぎるデザインや価格の高さが原因で不発に終わり、Willプロジェクト自体も現在はほぼ消滅している。

トヨタ ヴォルツ(2002年8月から2004年3月)

トヨタ ヴォルツ

ヴォルツは以前トヨタとGMの合弁会社という形でアメリカにあったNUMMIで生産される、カローラをベースとした今でいうクロスオーバーだった(そのため日本仕様はアメリカ製の輸入車だ)。

トヨタだけにソツのないクルマだったが、なぜか存在感が薄く短命に終わってしまった。クロスオーバーはスバルXVなど現在人気のジャンルだけに、登場が早すぎたのかもしれない。

日産 マーチBOX(1999年11月から2001年4月)

地味ながら堅実なコンパクトカーとして10年間生産され、堅調な販売をキープしたロングセラーとなった2代目マーチのリアオーバーハングを延長したステーションワゴン的なモデル。

短命に終わったのは、ちょっとクセのあるスタイルとステーションワゴンとしては小さすぎる中途半端なボディサイズが原因だったか。

ホンダ ライフ 2代目モデル(1997年4月から1998年10月)

ホンダ ライフ 2代目モデル

普通のハッチバックだったトゥデイをベースとしたスズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴに対抗する軽ハイトワゴン。クルマに弱点はなく、販売も好調だったのだが、登場1年後に軽自動車の規格改正があったため僅か1年半でフルモデルチェンジされた。

ユーザーとしてはその時に買える選択肢が増え、デメリットはなかったが、ユーザーから見れば「規格改正が分かっていて1年半しか販売できないクルマを、巨額の開発費を掛けてよく出したものだ。」とも感じるクルマだった。

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