平成最後の東京オートサロン!レイズの注目の新商品とは?

【東京オートサロン2019】レイズ

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1月11日(金)から1月13日(日)までの3日間で開催された東京オートサロン2019。

ホイールブランド「RAYS」から、今年注目の新商品についてお話を聞いてきました。

文・山里 真元

山里 真元|やまざと まさゆき

日本スーパーカー協会 事務局 ライティングGT代表ライター。国内最大手IT社員→ITコンサルティング会社創業を経て、2010年より趣味の車好きが高じて主にスーパーカーやクラシックカーなどのニッチな車の売買相談を開始。インポーター各社とのパイプも太く、国内外新型クラシック問わず幅広く相談を受けている。趣味のツーリングでは、地域密着型のスーパーカークラブを運営し、日本スーパーカー協会事務局長としても活動中。

山里 真元
Chapter
鮮やかなレッドカラーが目を引く「VOLK RACING TE37SAGA TIME ATTACK EDITION」
もう一つのタイムアタックカラー「gram LIGHTS 57シリーズ REV LIMIT EDITION」
57シリーズからランフラットタイヤに対応した「57Xtream SPEC-D」

鮮やかなレッドカラーが目を引く「VOLK RACING TE37SAGA TIME ATTACK EDITION」

TE37シリーズは多くのスーパーGTのチームにも採用されているブランドです。そのTE37シリーズからマットブラックのベースカラーに艶有りのレッドカラーのラインが映える、RAYS伝統のタイムアタックカラーをまとったホイールが登場しました。

タイムアタックカラーのホイールの登場を熱望していた方も多いことでしょう。ただしこの製品はかつてのタイムアタックカラーとは一味違っています。本製品に施されているタイムアタックラインは、単に外周をおおうラインではなく、スポークに合わせてラインを分けることで、よりスポークが強調され一体感のあるデザインとなっています。

また、ホイールへの着色については従来のようにマスキングを行っての塗装ではなく、REDOT工法というアルミの地肌に直接塗装を行えるRAYS独自の技術が用いられており、その高い技術力によってマットカラーとグロスカラーという対比の組み合わせが実現されています。

もう一つのタイムアタックカラー「gram LIGHTS 57シリーズ REV LIMIT EDITION」

先ほどご紹介したTIME ATTACK EDITIONと同様にタイムアタックカラーをまとった新しいホイールが登場しました。軽量・高剛性で高い人気を誇っている「gram LIGHTS」ブランドに新たに仲間入りを果たします。

こちらは先ほどのホイールとはまたデザインが異なっており、外周に施されたタイムアタックラインがホイールのアクセントとなり、また違った魅力を引き出しています。さらに本製品はリム部分のライムアタックカラーだけでなく、スポーク側面へRAYSのロゴをタイムアタックカラーで施すという難度の高い塗装が施されています。

スポーク側面への着色というのはこれまでの技術では実現が非常に難しかったのですが、最新のE-pro Coatと呼ばれる切削箇所にのみ電気着色を行う塗装工法によって実現されています。

伝統あるタイムアタックカラーと最新技術によるロゴのアクセントが融合した本製品は「TIME ATTACK EDITION」ではなく、新たに「REV LIMIT EDITION」としてラインナップに加わりっています。進化した技術にあわせてブランドネームまでも新しくするというところに、RAYSの本気度合いが伺えます。

57シリーズからランフラットタイヤに対応した「57Xtream SPEC-D」

先ほどと同じgram LIGHTSブランドから、「57Xtream」の新しいラインナップ「SPEC-D」が加わることが発表されました。本製品は、従来のホイールとは異なっており、ランフラットタイヤや近年のドリフト競技で用いられている低空気圧のタイヤにも対応したホイールです。

ホイールの何が違っているかというと、リム形状が従来のホイールと異なっており、空気が少なくなっている状態でも抜けてしまわないような仕様となっています。

カラーはブラックとホワイトの二色展開となっており、ブラックは2本のスポークにレッドカラーが、ホワイトはブルーカラーがアクセントとして施されており、特徴的なデザインが目を惹きます。

「57Xtreme」シリーズに特徴的な二色のモデルがラインナップに加わったことで、ホイール選びに頭を悩ませることになりそうです。

人気ホイールブランド「RAYS」も時代の潮流から決して外れることなく、常に新しい技術を惜しみなく投入して挑戦的な新商品を展開し、車市場の勢いが依然衰えていないということを強く感じました。世間では車離れが声高に叫ばれてはいますが、日本の車文化を支えているパーツブランド各社の熱意は、全くそんな気配すら見せません。

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