”おひとりさま専用スポーツカー”S660に2年半乗って思ったこと

S660を自分好みにカスタマイズ

ホンダ S660(栗原祥光撮影)

▶︎筆者は足回りをHKSの車高調整式サスペンションHIPERMAXⅣGTに交換。

ホンダ S660(栗原祥光撮影)

▶︎タイムアタック用のエアロで知られるVOLTEXのTYPE-12ウイング。ステーはスワンネックタイプだ。

走って楽しいS660。オーナーはそんな愛車を自分好みにカスタマイズする傾向が強いようだ。以前とあるアフターパーツメーカーの営業マンによると「アフターパーツでよく売れるのは86/BRZとS660、似たようなクルマとしてコペンやND型ロードスターがありますが、比ではない」という声を聞いた。

また、純正アクセサリーの一つで、時速約70km/hになると自動でせり上がるModuloの「アクティブスポイラー」は16万8000円と高額であるにも関わらず、新車装着率は2割を超える人気商品だ。

そのためか、今ではアフターパーツの点数は1000種類をゆうに超える。嬉しいことに軽自動車ゆえか、パーツが他車より手に入りやすい価格帯に設定されており、気がつけば次から次へと買い求めてしまう。

こうして自分好みに仕上げられたクルマは、一層の愛着が湧いて大切に扱うと共に、Hondaがスーパーフォーミュラのレース開催時に行うパレードランであったり、SNSを通じてオフ会へと参加するようになる。

ホンダ S660(栗原祥光撮影)

▶︎12月23日(日)、大黒パーキングで行われたオフ会の様子。SNSを通じて40台以上が集まった。

S660のオフ会に参加すると、本当に同じ仕様のクルマが一台も無いことに驚くだろう。もちろんノーマルの車両であったり、Modulo Xと呼ぶコンプリートカーで参加される方もいらっしゃる。

しかし、その数はまだまだ少ない。ちなみに参加されるオーナーは20~30代、または50代の男性が多いが、若い女性オーナーの姿を見かけることもある。いずれも熱心な方々ばかりで、S660という共通の話題で、何時間も立ち話で盛り上がる。S660は人と人をつなげるクルマでもあるのだ。

多くの人が忘れかけていた「ホンダらしいホンダのクルマ」であるS660。もし機会があるのならぜひ試乗してほしい。初めてクルマに乗った時の楽しさが蘇ると共に、欲しくなること間違いないだろう。そして色々なところに出向いて、クルマとの楽しい思い出を一つでも多く作って欲しい。筆者はS660を迎えて心の底から良かったと思っている。

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