移動販売車やキッチンカーでの商売って、誰でもできるの?

「はたらくクルマ」移動販売車

【東京モーターショー2017】スズキ

イベント会場で飲食などを提供するキッチンカーは、それだけでなんだか美味しそうな雰囲気を醸し出しています。

路面店とは異なりクルマが店舗なので、なかには「旅をしながら商売ができたら楽しそう…」なんて夢を描く方もいるかもしれません。しかし、キッチンカーでの商売はなかなか大変なのが実情のようです。

結論から先にいえば、キッチンカーでの商売は”誰にでも”できます。ただし、そこにいたるまでのハードル、なにより自身の覚悟が必要となります。

まずはキッチンカーの製作…そして許可を得なければならない

まずは、やりたい業態に合わせたキッチンカーの製作が必要です。製作は、専門に行っている業者がいくつもあるので、そうしたところに委託します。あるいは、自身が行いたい業務に合った中古のキッチンカーを購入する、というのもアリかもしれません。

飲食を提供する場合は、保健所で「営業許可申請」を行います。クルマ、または屋外での業態なので、保健所の審査も当然厳しくなっているようです。

クルマの製作会社や行政書士など、慣れた専門家に依頼することでスムーズに許可が下ります。このあたりのコストも、事業計画に入れておくべきでしょうね。

自治体をまたがって営業を行う場合は、その都度自治体の保健所で許可をとっておかなければなりません。

また、営業には「食品衛生責任者」が必要です。講習会で取得できる資格で、医師、歯科医師、薬剤師、獣医師ならびに大学等において医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学を修めた方、栄養士、管理栄養士、調理師、船舶料理士、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、食品衛生管理者、ふぐ調理師、食品衛生指導員もしくはその経験者、食品衛生監視員といった資格を取得している方は、免除となります。

このあたりは事業計画とも大きくリンクしてくるところですから、決して行き当たりばったりな計画で挑戦すべきではない…ということです。すべての前提として、キッチリと事業計画を立てておくことが重要です。

保健所の営業許可をとった、では次に必要なのは?

キッチンカーと営業許可、食品衛生管理者が揃ったら、イベント会場など、許可を受けているスペースや私有地で営業を開始できます。

一方、路上での営業を行うときには「道路使用許可」が必要になります。

これは自治体の警察署で許可を取ることになります。ただし、地域によっては非常に厳しいこともあるようです。このあたりも出店時に織り込んで考えるべきでしょうね。

また、露天商の縄張りなど…詳しくは書きませんが、既得権めいたものがあるので、そうした点にも充分留意する必要があると思います。

それでも独立起業で一発勝負したい!という方にとっての業態として、キッチンカー(移動販売車)のニーズは、高まっているようです。お店を持つよりも、家賃や光熱費を抑えることができるでしょうから、当たれば粗利は大きいのでしょう。

このように、誰にでも営業可能なのがキッチンカーです。とはいえ、あらゆる仕事に共通したことですが、しっかりとした事業計画をもって臨まなければ危険なギャンブルにもなってしまいます。入念な下調べと事業計画を作り、参入したほうが良さそうです。

関連キーワード

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives