高速道路料金所にあるカメラって何を撮っているの?設置の目的とは?

料金所のカメラは、なにをチェックするの?

料金所

料金所に設置されているカメラは、NEXCO(西日本・東日本・中日本の高速道路会社)が、おもに料金所の不正通行を監視するために設置しています。

有料道路は、利用するすべての人が公平に料金を支払うルールです。料金を支払わずに料金所を突破する悪質者や、そうした違反の常習者を警察へ通報する際の証拠物として、監視カメラの映像を警察へ提出しています。

映像では、ドライバーの撮像やETC車載器の情報と実際のナンバーや車両が一致しているかを確認します。たとえ不正通行で突破できたとしても、警察が検挙するのに必要な情報は、すべてキャッチされているのです。

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不正通行5つのパターン

以下は、実際に行われていた不正通行の例です。

・ETCレーンで、表示器に「STOP停車」と出ていて、開閉バーが閉じている状態であるにもかかわらず、故意に押し破って強行突破
・軽自動車など通行料金の安い車両で設定された車載器を、通行料金の高い別の車両に載せ替えてETCレーンを通過し、本来の通行料金を免れて通行
・前方の車両に接近したままETCレーンを進み、前方の車両でバーが開いている隙に通過
・一般車線で通行料金を支払わずに、そのまま強行突破
・通行区間を偽って、本来の通行料金を免れて通行

このような行為は決して許されることではなく、ドライバーは「道路整備特別措置法違反」として検挙されることになります。

監視カメラが逮捕のカギとなった実際の事例があります。平成20年9月30日、京葉道路船橋本線料金所にて追従走行による不正通行車両を監視カメラがキャッチしました。NEXCOはそのあと千葉県警察に通報し、このドライバーは逮捕されました。

他にも、平成28年4月26日、新潟空港料金所にて通行料金を支払うことなくETCレーンを強行突破した不正通行者を監視カメラがキャッチしました。その後、NEXCOが新潟県警察に通報、ドライバーは逮捕されました。

不正通行の罰則は?

平成17年10月1日より「道路整備特別措置法(特措法)」が改正され、通行方法に違反して道路を通行した車両のドライバーは、30万円以下の罰金が科せられることになりました。たとえそれが組織的な不払いであっても、ドライバー自身が処罰の対象になります。

不正に通行料金を免れた通行者に対しては、免れた通行料金と割増金として免れた通行料金の「2倍相当」の金額を徴収されます。 さらに、督促状が届いた際は、発送の手数料が、また納入期限までに支払われなかった場合には、延滞金として免れた通行料金と割増金の合計額に、年10.75%の割合を乗じた金額が徴収されます。

不正通行をしても、料金所ではカメラが通過する車両をすべて監視しています。高速道路は正しく利用しましょう。

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