輸入車初の軽自動車!「スマートK」とはどんな車?

スマートとは

スマートは、腕時計メーカーのスウォッチと当時のダイムラー・ベンツがタッグを組んでスタートさせたMCC(Micro Car Corporation)の製品です。

1994年にフランスに製造工場を建て、本格的な2人乗りマイクロカーの生産計画がスタート。1998年に「シティクーペ(後のフォーツー)」を発売しますが、走行中の横転問題が指摘されてしまいます。

メルセデスは、その問題へ対応するために出資比率を拡大、数年後には元々の計画立案者であったスウォッチが撤退を決定し、メルセデスの100%子会社となり、2002年には社名をsmartに変更しました。

スマートは、2007年にフルモデルチェンジを敢行。さらに、2014年にはルノーと共同開発した第3世代のスマートを発表。ルノー トゥインゴと共用化されたシャシーやエンジンを備え、先代よりもワイド化されたトレッドによって新しいユーザー層を獲得しています。

初代スマートに存在した軽モデル

スマートK

※写真はスマートクーぺモデル

3世代に渡って生産されてきたスマートの初代ラインナップに、日本市場専用モデルとして登場したのが「スマートK」です。

初代スマートのボディサイズは、全長2,500mm×全幅1,510mm×全高1,500mmで、搭載エンジンは598cc。日本の軽自動車規格よりも、全幅が30mmだけ大きいだけでした。

そこでスマートKは、リアフェンダーやタイヤサイズの変更によって全幅を1,470mmに抑えることで規格をクリア。輸入車でありながら黄色いナンバープレートで、軽自動車登録の恩恵を受けることができるようになっています。気になる車両本体価格は、127万円と国産の軽自動車を意識したものでした。

また、全幅が変更されていたほかにも、スマートKにはフォグランプやガラスルーフが簡略化されたり、内装のカップホルダーや助手席のバニティミラーがオプション扱いになっていたりと、細かく仕様が異なっています。さらにボディカラーも、通常のスマートクーペよりも少なく、4色のみの設定でした。

希少価値の高い1台

ぱっと見は普通車登録のスマートクーペと同じですが、黄色いナンバーのついたスマートK。輸入車でありながら軽自動車の優遇措置が受けられることもあって、発売から10年以上が経過した現在でも中古車市場では高い人気を保っています。

さらにリセールバリューもそこそこあるので、2人乗りという条件さえクリアできるなら、お買い得な1台といえるのではないでしょうか。

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