ラ・フェラーリやヴェイロンなど…お金があっても買えない車5選

ラ・フェラーリ

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高級車を目にして「お金さえあればなぁ…」と、憧れを抱く方は多くいらっしゃるでしょう。しかし世の中には、高額な金額に加え、厳選な審査を通過しなければ購入することができない”ハイパー高級車”ともいえるクルマが存在します。今回は、そんなお金があっても買えない高級車5台をピックアップして紹介します。

文・吉川 賢一
Chapter
メルセデス・ベンツ「CLK GTR」
マイバッハ「エクセレロ」
ケーニグセグ「アゲーラR」
フェラーリ「ラ・フェラーリ」
ブガッティ「ヴェイロン」

メルセデス・ベンツ「CLK GTR」

CLK GTRは、1997年にFIA GT選手権のために開発したスーパーカーで、メルセデス・ベンツのスポーツ系サブブランドである「AMG」による厳正なる審査をクリアした人だけに購入資格が与えられました。

職業や収入の審査のみならず、購入するためにはプロのレーシングドライバーによるレッスンを受けなければならず、一般人には乗ることすら許されないクルマなのです。

世界販売台数はわずか25台で、当時、値段は約2憶5,000万円と言われました。ちなみに小室哲哉氏は、全盛期に2台所有されていたようです。

マイバッハ「エクセレロ」

2005年にコンセプトカーとして作られた、世界でたった1台のクルマです。購入者はアフリカのダイヤモンド王であるアンドレA・ジャクソン氏で、購入金額は約8億円とのこと。その後、ラッパー兼プロデューサーのバードマンが購入に手をあげたものの、支払いが滞ってしまったとの噂があります。

マイバッハを手に入れるには、職業や社会的地位、利用目的などが審査され、反社会的組織や犯罪歴に前科がある人などは、どんなにお金持ちであっても審査をクリアできません。

マイバッハ エクセレロ 画像

ケーニグセグ「アゲーラR」

2人乗りのスポーツカーで、停止状態から300km/hまで加速して停止するまでの時間がもっとも短いケーニグセグ アゲーラR。そのタイムは21.19秒。ギネス記録に認定されています。

1台1台スウェーデンの工場において手作りで製造され、当時の価格は約1億5,700万円といわれていました。詳しい審査内容や条件などは明かされていませんが、所得や素性に関する厳しい審査を通過しなければ購入できなかったそうです。

フェラーリ「ラ・フェラーリ」

フェラーリがハイブリッドスーパーカーとして2013年に発表したラ・フェラーリ。販売価格は約1億6,000万円と言われていましたが、購入できる人物は”正規ディーラーでフェラーリを過去に5台購入歴があること”、”5台のうち1台は458スぺチアーレで、2年以上の所有であること”、”購入後18ヶ月の転売はしないこと”などが条件となっていました。

オーナーに相応しい人物をフェラーリ側が選び、直接連絡を取って販売することもあったそうです。有名人では、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド氏が所有しているようです。

ラ・フェラーリ 画像

ブガッティ「ヴェイロン」

2005年に登場して以来、高い人気を獲得し、2015年に完売し絶版となっているブガッティ ヴェイロン。値段は約2億円ともいわれています。ブランドイメージ確保のため、購入目的や社会貢献度などの情報が本社に送られ、オーナーとして相応しいかが審査されます。

ヴェイロンの維持費は年間約2,700万円と桁違いにかかりますので、きちんと維持ができるのか、職業や収入の審査が行われます。また購入する際には、予約金の5,000万円を先に支払う必要があります。

ブガッティ ヴェイロン 画像


世の中にはどんなにお金があっても買えないような、厳しい審査や条件をクリアできた人のみが購入資格を得られる「超高級で超貴重なクルマ」があることがお分かりいただけたかと思います。

宝くじを当てても、購入できないような夢のクルマ、それどころか目にすることすらないような幻のクルマだからこそ、憧れも一層増すのかもしれませんね。

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