生産台数世界一や世界最速ドリフト走行など…ギネス認定されているクルマ7選

日産 GT-R NISMO ギネス記録

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「世界一」といえばギネス記録。ギネス記録は、町おこしなどにも利用されていますが、自分の身の回りでギネスブックに載っているものがあると、やはりちょっと嬉しいですよね。では、そんなギネス記録にどんなクルマが認定されているのでしょうか。

文・吉川賢一
Chapter
世界一多く生産された自動車
世界一多く生産された普通乗用車
世界一販売期間が長い乗用車
世界一多く売れた2シーターのスポーツカー
世界最速ソーラーカー
世界最速のドリフト走行
世界最長車

世界一多く生産された自動車

フォードのFシリーズは、初代のF-1が1948年に生産されて以来、毎年80万から90万台が売れている人気シリーズです。

2004年、このFシリーズのトラックが生産台数累計2億9,300万台に達し、「世界で最もたくさん生産された自動車」としてギネスに認定されました。

世界中で多く売れている自動車ブランドのひとつである、フォードの自動車販売台数の8台に1台は、北米で売られているFシリーズのピックアップトラックなのだそうです。

世界一多く生産された普通乗用車

乗用車として生産台数世界一を誇るのは、トヨタ カローラです。初代のカローラは1966年に生産開始、モデルチェンジを続けて、10代目が生産されていた2011年2月までに世界中で3,700万台を生産販売しました。

トヨタ カローラは、現在も販売されていますから、世界記録を更新中といえるでしょう。

世界一販売期間が長い乗用車

2003年に生産が中止されるまでに、2,100万台を生産販売した"カブトムシ"ことVW ビートルは、トヨタ カローラが抜き去るまで「世界で一番多く生産された普通自動車」でした。

そんなVW ビートルは1938年から2003年まで、なんと65年にわたって生産されたロングセラーモデルとしてギネス記録を持っています。

ちなみにVW ビートルには、1台に25人が乗り込んだというギネス記録もあります。2000年4月にオーストリアで記録されました。長年愛されているこの車は、小型車というイメージですが、意外にもキャパシティは大きかったのです。

世界一多く売れた2シーターのスポーツカー

※写真は2011年、マツダ ロードスターが累計生産90万台を達成、ギネス記録更新を申請したとき

2014年4月に94万台を達成し、「もっとも多く売れた2シーターのスポーツカー」としてギネス記録に認められたのが、マツダのロードスターです。

MX-5、アメリカではミアタとして知られているロードスターは、1989年から2015年の間にミリオンセラーを売り上げた2シーターのオープンカーとしてギネス記録に認定されています。

世界最速ソーラーカー

2014年8月20日、宮古島でソーラーカーの最速記録、時速91.332km/hが達成されました。芦屋大学が開発したスカイエースTIGAを、レーサーの篠塚建次郎さんが運転して打ち立てた記録です。

ソーラーカーにとって最も条件の良い、夏の宮古島を選んで3度目の挑戦で打ち立てられた記録だとか。

世界最速のドリフト走行

日本人レーサーが持つギネス記録には、最速のドリフト走行もあります。川畑真人選手が、2016年3月3日にアラブ首長国連邦のフジャイラ国際空港にある全長3kmの滑走路で、304.96km/hというスピードを記録しました。その車は日産のGT-R NISMOでした。

世界最長車

ギネス記録に乗っている世界最長の車は、なんと30.5m!1986年に認定された26車輪のリムジンカーです。

アメリカでジェイ・オフルベルクさんが設計した車で、なんとダイビングボード付きのプールやキングサイズのウォーターベッドも搭載されているとか。長くても曲がれるように、ストレッチタイプにマイナーチェンジすることも可能だそうです。


ギネス世界記録には、真面目なものから思わず笑ってしまう面白いものまで、様々なものがあります。

車に関しても、車種ごとの販売台数の統計記録や、ドリフト走行や速度など車の性能に関係する記録と並んで、乗り込み人数の世界記録など、身近で挑戦したくなるような内容で競われているのも、また楽しいですね。

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