自転車専用道路に駐停車ってしていいの?

増えている自転車専用通行帯

自転車専用通行帯

ここ数年、歩道の左端、これまで路側帯だった箇所に、ブルーのペイントで自転車専用通行帯が設けられている道路を見かけるようになりました。

自転車も車輛であり、本来は歩道ではなく車道を走るのが道交法上の定義。近年、こうした道交法上での自転車の在り方も議論、見直されており、各自治体が自転車専用通行帯の整備を進めています。

この自転車専用通行帯は、通常約1mほどの幅があるので、ドライバーから見れば”路駐しやすくなっている”と感じるかもしれませんね。

自転車専用通行帯を走行・駐車しても良いのか?

自転車専用道路 標識

「自転車専用通行帯」とは、路面(おもに青)のペイントに”自転車専用”の文字が記されている箇所のことです。

よく似たものに「自転車ナビマーク・自転車ナビライン」というものがあり、区別は路肩の自転車専用通行帯を示す標識です。路面にブルーのラインや、自転車のイラストと矢印などのペイントがあっても、標識がなければ「自転車ナビマーク・自転車ナビライン」となり、自動車・バイクの走行はできます。(とはいえ自転車の走行には配慮すべきでしょう)

さて、先の自転車専用通行帯に関してですが、こちらは文字通り自転車専用のスペースということになりますので、クルマやバイクが走行するのはNG、反則切符が待っています。

また駐停車ですが、これは公道であるので、その場所が駐車禁止区間であれば当然駐車禁止。その区間の法規に準ずることになります。

警察の見解は?

警察官

茅ヶ崎警察署のHP(抜粋)によると、

「自転車専用通行帯が設置されている、茅ケ崎警察署管内の国道1号線及び丸子中山茅ケ崎線は、駐車禁止区間となっています。この区間の、自転車専用通行帯は駐車禁止です。また、違法駐車取締りの重点路線に指定されています。自転車やバイクを駐車しないでください」

「次のような場合には、通行方法の例外として、自転車専用通行帯を通過したり、停車させることができます。

●道路外に入るときや交差点で左折したいとき
道路外(駐車場・店舗等)に出るために左折するとき、または交差点で左折するときはあらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、できる限り道路の左側端に沿って徐行しなければならないとされて交差点などの手前およそ30メートルの地点から、自転車専用通行帯上を走ることになります。

●緊急自動車に一時進路を譲るとき
緊急車両の通行が優先となりますので、道を譲る目的で自転車専用通行帯に入ることは問題ではありません。

●道路の状況その他の事情でやむを得ないとき
できるだけ道路の左側端に沿い、かつ他の交通の妨害とならないようにしなければならないため、自転車専用通行帯上に車を停車させることになります」

とあります。

一時的に停車する場合でも、自転車専用通行帯を塞ぐことは、自転車が車道に膨らんで走行せざるを得ない=事故の危険性が高まる、ということもあります。これは専用通行帯の有無にかかわらず、どんな場所でもいえることです。

公道で自転車を見かけることも多くなった昨今。同じ交通社会の仲間という認識をもって、ともに走っていきたいものですね。

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