映画『TAXi』誕生から20年!気になる新作の登場車種は?

『TAXi』ってどんな映画?

フランスの映画監督・脚本家リュック・ベッソンが手がけたカーアクション映画が『TAXi』です。前作から11年ぶりの新作となる『TAXi ダイヤモンド・ミッション』がシリーズ5作目となります。

リュック・ベッソンといえば、「レオン」や「フィフス・エレメント」など、日本でも人気のある映画監督・脚本家。「トランスポーター」や「ミシェル・ヴァイヨン」といったクルマに関連した映画の製作・脚本も手がけています。『TAXi』シリーズはリアリティを追求したシリアスな内容ではなく、コメディ要素があり、テンポの良いストーリー展開で気軽に楽しめます。

第1作目は1998年に公開されました。スピード狂の主人公ダニエルは、ピザの宅配員から念願のタクシードライバーに転職します。彼の愛車はプジョー 406。普段はノーマルの外観ですが、ボタンを押すとレーシングカーのようにエアロパーツが飛び出し、トレッドも広がります。客を乗せたまま猛スピードで街を走り抜け、抜群のドライブテクニックを披露します。

その後、TAXi 2(2000年)、TAXi 3(2002年)、TAXi 4(2007年)とシリーズが続き、第4作目で、主人公の愛車がプジョー 407に進化します。それぞれ考え抜かれたストーリーは、次々にパトカーやクルマが潰されていく姿がコミカルに描かれていて思わず笑ってしまいます。

主人公のタクシー「プジョー 407」とは

プジョー 407

今回の新作『TAXi ダイヤモンド・ミッション』のキャストは前作から一新されましたが、主人公の愛車プジョー 407は引き続き今作でも登場します。

映画に登場した車両のベースとなったプジョー 407は、406の後継モデルとして2004年に発売されました。ボディサイズは先代よりも大きく、スタイルもエレガントでダイナミックになりました。

406の時代から、非常に高いハンドリング性能を実現しており、407はこの乗り味をさらに進化させるための改良がなされています。

エンジンは環境性能を高く意識したもので、HDi+FAPディーゼル(日本未導入)の排ガスは発売当時の厳しい規制ユーロ4にも対応したものですし、3.0L V6エンジンもVVT(可変バルブタイミング)を備えて快適性とパフォーマンスを両立させ、性能の向上を図っています。

もちろん、映画に登場する白いボディカラーの407は改造されたクルマですから、本来よりもかなり高性能に描かれています。翼が出てきてジャンプする機能など、一般的には無理のある改造も、映画ならではの演出として楽しめます。

『TAXi ダイヤモンド・ミッション』のあらすじと登場車種

フェラーリ 458イタリア

フランスの首都パリの警察官マロは、問題を起こして地方都市マルセイユへ左遷されてしまいます。そこでは、スーパーカーで華麗に宝石を盗むイタリアの強盗団が警察を嘲るかのように悪事を働いており、警察のクルマではまったく歯が立たない状態でした。

マロは、かつてのマルセイユにおける伝説のタクシードライバー・ダニエルとその相棒エミリアンの活躍、そして彼らの乗っていた白いタクシーの存在を耳にし、ダニエルの甥であるエディと接触。タッグを組んで強盗団を捕まえる、というストーリーです。

気になる登場車種ですが、予告編では、フェラーリ 458イタリアやランボルギーニ アヴェンタドールがイタリアの強盗団の乗るスーパーカーとして登場しています。最高時速は、ともに300km/hを超えるモンスターマシンです。

これらのスーパーカーを相手に、フランスの大衆車プジョーの改造車(しかもタクシー)がどんな活躍をするのでしょうか。

シリーズ誕生から20年、独特の世界観と圧倒的な迫力、そしてコミカルな描写の絶妙なバランスで人気となった映画『TAXi』。公開が楽しみですね!

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文・立花義人
フリーライター。5歳の頃に自動車図鑑で見たアルファロメオのデザインに衝撃を受け、以降クルマに魅了される。様々なクルマの個性を知りたいと考え、免許取得後国産・輸入車問わず20台以上を乗り継ぐ。車検整備を取り扱う企業に勤務していた際、メンテナンスや整備に関する技術や知識を学ぶ。趣味はドライブ、食べ歩き。現在の愛車はパサート・ヴァリアント。

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