運転する?いやくつろぎたい!ラグジュアリーなインテリアの輸入車5選

ロールス・ロイス ファントム

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近年の車は走行性能や安全機能の充実はもちろんのこと、インテリアの装備についても各メーカーが趣向を凝らしています。そんな贅沢なインテリアのなかでも、もはや車ではなく部屋であるかのような、ラグジュアリーな空間をもつ輸入車たちを紹介しましょう。

文・山里真元|日本スーパーカー協会 事務局 ライティングGT代表ライター

山里 真元|やまざと まさゆき

日本スーパーカー協会 事務局 ライティングGT代表ライター。国内最大手IT社員→ITコンサルティング会社創業を経て、2010年より趣味の車好きが高じて主にスーパーカーやクラシックカーなどのニッチな車の売買相談を開始。インポーター各社とのパイプも太く、国内外新型クラシック問わず幅広く相談を受けている。趣味のツーリングでは、地域密着型のスーパーカークラブを運営し、日本スーパーカー協会事務局長としても活動中。

山里 真元
Chapter
メルセデス・ベンツ Sクラス
ポルシェ カイエン
BMW 7シリーズ
BMW M760Li xDrive 〜BMWの最上級セダンとV12エンジンを堪能する〜
ジャガー XJ
ロールス・ロイス ファントム

メルセデス・ベンツ Sクラス

高級車の代名詞であるメルセデス・ベンツの最上級モデルであるSクラスは、最高の快適性、居住性を兼ね備え、シートはすべてを包み込むような質感を持っています。

先進技術を盛り込んだSクラスは、室内装備も先進的です。シートは、シートヒーター、ベンチレーター、各部のサポートを含めた電動式アジャスト機能は当然として、ホットストーン式リラクゼーション機能が盛り込まれています。また、オプション機能にはなりますが、リアシートに10インチディスプレイやワイヤレスヘッドホンを備えたエンターテイメント空間とすることもでき、非常に多機能です。

ここまでの至れり尽くせりの機能が搭載されていると、もう車から降りたくなくなってしまいますね。

ポルシェ カイエン

プレミアムSUVのパイオニアであるカイエンは、ポルシェの特徴ともいうべき5連メーターと、センターコンソールまわりに集約されたスイッチ類など、スポーティなインパネデザインとなっています。

なかでも目を引くのは12.3インチのセンターモニターで、運転席からでも助手席からでも視認性が高く、ナビの活用にも役立つでしょう。

こう挙げていくとドライバーにとっては理想的なインテリアですが、それ以外でも、リアシートにもリクライニング機能が搭載されているほか、足を組んで座れるほどの余裕が確保されるなど、SUVならではのボディサイズを活かした高い居住性と快適性で構成されています。

とは言え、やはりポルシェの楽しみは走り。この車に関しては、車内でくつろぐよりも、みんなとどこかへ出かけるほうが性に合っているのかもしれません。

BMW 7シリーズ

BMWのフラグシップモデルの7シリーズは、誕生してから一貫して高級セダンとして生産され続けているモデルです。

インテリアのデザイン自体は、他のモデルと共通してはいるものの、素材の質感は別もの。上質なレザーシートは、身体をやさしく包み込み、快適なドライビング体験をもたらすでしょう。

また、リアシートにはマッサージ機能が搭載されているほか、バイタリティープログラムによって肩や背中などのエクササイズメニューが用意されており、車内でワークアウトまで行えてしまうなど、充実したおもてなしの機能が搭載されています。もはやホテルのようですね。

BMW M760Li xDrive 〜BMWの最上級セダンとV12エンジンを堪能する〜

BMWの最上級セダンである、BMW 7シリーズ。今回は、V12気筒エンジンを搭載したM760Li xDriveをご紹介します。2020年現在、生産される数が少なくなっているV12気筒エンジンのサウンドやフィーリングに加え、最上級セダンらしい”おもてなし”が随所に現れるM760Li xDrive。CARPRIMEナビゲーター、河西啓介が解説します。

ジャガー XJ

ジャガーのフラグシップであるXJは、ジャガーの美学が徹底的に詰め込まれたモデルです。インテリアのデザインはシンプルで、他の派手目なインテリアと比べてしまうと物足りなさを感じるかもしれません。

しかし余計な装飾を行うことなく、隅々まで凝られたデザインと素材の質感によって、ここまでのラグジュアリー感を生み出すジャガーのスタイリングセンスには脱帽です。リアシートには個別に使用できる10.2インチのスクリーンと、折り畳み式のビジネステーブルを備えており、さながら小さなオフィスといったところです。

また、すべてのシートにはマッサージ機能が搭載されており、快適な車内空間が満喫できます。仕事もプライベートも捗りそうですね。

ロールス・ロイス ファントム

ラグジュアリーなインテリアで、ロールス・ロイス ファントムを外すことはできません。

巨大な車体からも想像できるように、車内の広さは別格で、ちょっとした個室のバーにでもいるのかと錯覚するほどです。デザインについても、レザーとウッドパネルのコンビネーションが見事な調和をもたらしており、見る者すべてを魅了します。

もっとも特徴的なのは、観音開きのドアから入るリアシートで、後席乗員の膝とフロントシートとの間に握りこぶしが何個入るかなどを考える必要もないほどの空間です。

この圧倒的な余裕こそが、窮屈な外界と自分の時間を切り離して、優雅な時間を取り戻せるロールス・ロイスのマジックなのではないでしょうか。
国産車では、あまりない価格帯ですが、それもが価格に見合うようインテリアの細部までぬかりなくデザインされているのは、見ているだけでもワクワクします。

実用的なものでありながらも、さながらひとつのアート作品のように仕上げていく海外メーカーの情熱には、ただただ賞賛の言葉を述べることしかできませんね。

今回挙げたのはあくまでも運転しても楽しめる車ですが、ラグジュアリーにこだわれば、まだまだハイエンドでラグジュアリーな居住空間を有する車が存在しています。ぜひ一度、探してみてはいかがでしょうか?
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