ヘッドライトにワイパーがついていた車5選

メルセデス・ベンツ SL(R107)

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自動車のワイパーは、雨天時にガラスに付いた雨滴を払う重要なパーツです。このワイパーを無くし、なおかつフロントウインドウが雨に濡れないような機構を作ることができればノーベル賞ものと、昔からいわれています。それほどシンプルで大切なパーツなのですが、そんなワイパーがヘッドランプについていた車が過去にあったことをご存知ですか?
Chapter
ボルボ V70
サーブ 900
メルセデス・ベンツ SL(R107)
日産 サファリ
メルセデス・ベンツ Eクラス(W124)

ボルボ V70

V70は、スウェーデンの自動車メーカーであるボルボが過去に販売していたモデルです。1997年2月に発売された初代、2000年4月から2004年10月の間で発売された2代目でも、ヘッドライトにワイパーが採用されていました。

初代モデルのボディサイズは、全長4,720mm×全幅1,760 mm×全高1,460-1,470mm。2代目は、全長4,710mm×全高1,815mm×全幅1,470-1,490mmでした。

ボルボは、古くからヘッドライトワイパーを採用してきたメーカーで、過去には240シリーズや740シリーズにも装着されていました。

サーブ 900

サーブ 900は、スウェーデンの航空機メーカーであるサーブの自動車部門が1978年から1993年まで生産していた車です。自動車のヘッドライトにワイパーを標準装備したのは、900の粗である99が最初と言われています。1971年のことでした。

その後、1993年にGMグループ傘下で発売された2代目900でも、ヘッドライトのワイパーは残されていました。2代目サーブ900は、全長4,635mm×全幅1,710mm×全高1,435mmのボディに、2.0L 直列4気筒DOHC、2.0L 直列4気筒DOHCターボ、2.5L V型6気筒の3種類のエンジンが用意されていました。

メルセデス・ベンツ SL(R107)

メルセデスベンツ SL (R107)は、1971年に発売された2シーターのカブリオレです。SLクラスの3代目にあたるR107は、1989年まで販売されたロングセラーでした。

全長4,370mm×全幅1,790mm×全高1,300mmのボディサイズに、3.5Lから5.6LのV型8気筒、もしくは2.8Lまたは3.0Lの直列6気筒を搭載。アメリカ市場でヒットし、累計販売台数は23万台以上といわれています。

日産 サファリ

日産 サファリは、初代、2代目、3代目とあり、ヘッドライトにワイパーが採用されていたのは、初代の一部グレードと2代目にあたるY60でした。

1987年から10年発売されたのがY60で、歴代モデルのなかでもとりわけ人気の高かった車両と言われています。日産では、同時期に販売していたブルーバードやセドリックにもヘッドライトワイパーが装着されていました。

メルセデス・ベンツ Eクラス(W124)

メルセデス・ベンツのヘッドライトワイパーも歴史が古く、1970年代初めごろのW114にその存在を確認することができます。

その後、1980年台には、Eクラス(W124)を始め、190シリーズ(W201)、SLクラス(R129)などでも採用しています。


ヘッドライトのデザインが変わったことで、ヘッドライトの汚れを落とす仕事はウォッシャーに取って代わられましたが、数十センチサイズのワイパーはなんとも愛らしい動きをしていたものです。この他にも国産車・輸入車で採用例は、いくつもあります。あなたは、どんな車種をご存知ですか?

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