羊の皮をかぶった狼!? 速そうに見えないけど速いクルマ5選

速そうに見えないクルマとは?

2ドアクーペやミドシップモデルは、見るからに速そうな外観をまとっています。それに対して、セダンやハッチバックといたモデルは、居住性を重視した設計で、見た目はそれほど速そうに見えません。

しかし、なかにはスポーツカーに迫るハイパワーエンジンを載せたセダンが存在します。そのなかでも、現在、日本国内向けに新車発売されている4ドアのセダンに絞って見ていきます。

①ボルボ S90 R-Design

ボルボ S90 R-Design

ボルボのフラグシップセダンS90のスポーティグレードが、R-Designです。パワーユニットは、T6という2.0L 4気筒ターボ+スーパーチャージャーで、最高出力235kW(320ps)/5,700rpm、最大トルク400Nm/2,200-5,400rpmを発生。それに8速ATを組み合わせています。

AWDの駆動方式を持つ足まわりには、専用のスポーツチューニングが施されており、255/35R20と低扁平サイズのタイヤを装着。8.5J×20インチのアルミホイールは、R-Design専用デザインです。

ベースがS90であることから、走行音はごく静かであり、高級車に相応しい静粛性を実現していますが、ひとたびドライブモードをダイナミックにセットすると、加速音の迫力が増します。

”ボルボ=安全、保守的”というイメージが一般的で、ひと目見ただけでは高級セダンにしか見えないかもしれません。しかし、その本質は300馬力オーバーのエンジンを載せたスポーツセダンなのです。

ボルボ S90 R-Design 画像ギャラリー

②アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ

2017年に導入されたアルファロメオの新型セダン、ジュリア。そのなかで、もっともホットなモデルが、クアドリフォリオです。

最高出力375kW(510ps)、最大トルク600Nmの3.0LのV6ツインターボエンジンは、自社開発と言われていますが、フェラーリのV8ターボの2気筒をカットすると、クアドリフォリオのエンジンになるのは、偶然ではないでしょう。

駆動方式はFR。それでも最高速307km/h、0-100km/hは3.9秒という、スーパーカーのような数字をたたき出します。その走りは「気持ちいい」の一言。乗り心地の評価も高く、重厚だけど、軽やかだと表現をする人も多くいます。

1,132万円というプライスは高価ではありますが、普段使いが十分にできる4ドアセダンであるうえに、ライバルのBMW M3よりも若干安く、0-100km/hはM3の4.1秒を上回る性能は、「羊の皮をかぶった狼」を語るにふさわしいものといえるでしょう。

アルファロメオ ジュリア クアドリフォリオ 画像ギャラリー

③アウディ RS7 SportBack performance

アウディRS7 SportBack performance

アウデの4ドアクーペ、A7の最上級モデルRS7 SportBack performanceに搭載されるエンジンは、4.0LのV8ツインターボで、最高出力445kW(605ps)、最大トルク750Nmというパフォーマンスを発揮します。

駆動方式はアウディお得意のクワトロシステムで、静止から100km/hに到達するまでわずか3.7秒と、圧倒的なトルクによって、暴力的といえるような加速を実現しています。ちなみに、最高速は305km/hに達します。

アルミ素材をボディやシャシーに多用して軽量化を狙ってはいるのですが、車重は2,050kgとかなりの重量級です。しかし、その重さを感じさせることもなく、エンジンパワーと、よくしつけられた軽めのステアリングフィールによって、この重量級ハイパワー4WDマシンを軽快に走らせてくれます。

RS7が本領を発揮するのは、高速道路での巡航シーン。圧倒的なスタビリティの高さで、まさに矢のように直進していきます。

アウディ RS7 SportBack performance 画像ギャラリー

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