伸縮するシングルワイパーや左右非対称なドアミラーなど、メルセデス・ベンツの独創的装備たち

④シート調整スイッチの位置

フロントシートの電動調整スイッチといえば、シートの側面にスイッチがついているのが一般的。それに対してメルセデス・ベンツのスイッチは、ドアの内張りに付いています。

シートの縦断面がそのまま描かれたような形状で、ヘッドレスト、背もたれ、座面のスイッチを、動かしたい方向にスライドさせることで調整できます。

直感的に調整できるので、一見すると便利なように思われますが、シート位置を後ろに移動させていくにつれてスイッチに手が届きにくくなるという弊害が生じます。

⑤ウインカーとワイパー操作レバーの一本化

メルセデス ウインカー

一般的な自動車の場合、ステアリングの奥、ステアリングコラムの左右に1本ずつレバーがあり、片方がウインカー、もう一方がワイパーを操作するようになっています。

メルセデス・ベンツの場合、それらの作業が1本のレバーに凝縮されています。ウインカーを作動させるときには上下方向、ワイパーを動かすときにはレバー(あるいはレバーの先端部)を捻るようになっています。

この一体化されたウインカー&ワイパー操作レバーは、現在のモデルにも採用されています。

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⑥ATセレクターの位置

メルセデス レバー

乗用車のATセレクターといえばセンターコンソールにあるものという固定観念も最近では通用しなくなりました。セレクターの形状も各自動車メーカーによって様変わりし、ランドローバーやジャガーではダイヤル式のセレクターも登場しています。

メルセデス・ベンツもその例外ではなく、現行モデルではATセレクターレバーがステアリングコラムの右側に装着されています(通常の、センターコンソールにあるモデルもあり)。

そのため、ステアリングの左側にウインカー&ワイパー、右側がATセレクターの操作レバーというレイアウトになっており、さらにオートクルーズ搭載車の場合、左下にもレバーがあり、計3本のレバーが付いてます。

スマートキー

最近の自動車は、鍵をキーシリンダーに差し込んでイグニッションをオンにするという動作がなくなり、ボタンを押してエンジンスタートをするスタイルが増えています。スマートキーの登場によって鍵自体の形状も変わり、財布に入れやすいようにカード型になっていたり、腕時計のようなカタチをしているものまであります。

時代とともに自動車の装備や仕様も変わっていきますが、つねに時代の最先端を走ってきたメルセデス・ベンツでは、そのような装備や仕様をいくつも導入してきました。

結果的に一部やめてしまったものもありますが、より良いものを模索し、積極的に採用する姿勢は、メルセデス・ベンツの魅力のひとつと言えるでしょう。

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