え、同じ名前!? インド・タタから誕生した新型ハリアーとは?

タタ ハリアー

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2018年7月31日、インドのタタ・モーターズは2019年初頭より販売を開始する、新型SUVを発表しました。その名称は、「ハリアー」。トヨタ車で聞いたような名前ですが、はたしてどのような車になっているのでしょうか。
Chapter
タタ ハリアーとは?
タタ ハリアーのエンジン
タタ ハリアーのボディサイズ
車名の由来は?
日本でも購入できるのか?

タタ ハリアーとは?

インドのタタ・モーターズといえば、”世界一安いクルマ”のナノが有名で、日本では「安かろう、悪かろう」のイメージがあります。しかし、イギリスのジャガーランドローバー、韓国のデウを傘下に収めるグローバル企業でもあるのです。

そんなタタから、2019年初頭より発売が公式に発表された新型SUV「ハリアー」は、2018年デリーモーターショーにおいて、タタモーターズから発表されたコンセプトモデル、H5X conceptの市販バージョンです。

ランドローバーのD8プラットフォームをベースに開発した新型プラットフォーム「オプティマル・モジュラー・エフィシエント・グローバル・アドバンスド・アーキテクチャ」が使用されています。

ランドローバー車でD8プラットフォーム採用しているのは、レンジローバー イヴォーク、ジャガー車ならE-PACEがあります。タタ ハリアーはイヴォーグやE-PACEの兄弟車にあたります。

タタ ハリアーのエンジン

タタ ハリアーの搭載エンジンは公式にはまだ未発表ですが、H5X conceptではディーゼルを搭載していました。恐らくはハリアーも同様にディーゼルエンジンを搭載すると思われます。

ちなみに、レンジローバー イヴォークに搭載されるディーゼルエンジンTD4は2.0L直4、最高出力132kW(180ps)/4,000rpm、最大トルク430N・m/1,750rpmで、9速ATと組み合わされています。

同じグループで主要コンポーネントを共通化する手法は、広く現代の自動車産業で採用されており、ジャガー E-PACEには、D180の名称で同スペックのディーゼルエンジンが9速ATとの組み合わせで搭載されています。タタ ハリアーにも、これらと同様のディーゼルエンジン搭載が期待できます。

タタ ハリアーのボディサイズ

ボディサイズに関しても未発表です。

しかし、H5X conceptは全長4,575mm×全幅1,960mm×全高1,686mmにホイールベースが2,740mmですが、レンジローバー イヴォークは、全長4,355mm×1,900mm×1,625mmにホイールベースが2,660mm。ジャガー E-PACEは、全長4,410mm×1,900mm×1,650mmにホイールベースが2,680mmです。

共通性のあるシャシーを採用していることから考えると、新型ハリアーのボディサイズ、ホイールベースは、H5X conceptよりも若干小さくなるとも予想できます。

車名の由来は?

タタ ハリアーは英語で「harrier」と表記します。トヨタ ハリアーも同じスペルです。トヨタ ハリアーでは鷹の意味で使用しており、エンブレムは鷹をデザインしています。

では、タタ ハリアーも同じ意味なのかというと、可能性は50%です。というのも、「harrier」は猟犬として活躍するイギリス原産の犬種の固有名詞でもあります。ランドローバーもジャガーもイギリス発祥のブランドだけに、タタ ハリアーは犬の名前が由来かもしれません。

日本でも購入できるのか?

タタ ハリアーのデザインは、現在のレンジローバー車の影響を感じるもので、力強さとスポーティさを融合し、さらに前衛的要素をプラスした印象です。しかも中身はイヴォークやE-PACEと同等となれば、日本でも人気が出そうですが、日本では未展開。日本でタタ ハリアーを手に入れるのは非常に困難といえるでしょう。

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